彦根長浜都市計画防火水槽の変更(長浜市決定) 都市計画防火水槽の全部を廃止する。 理 由 防火水槽の都市計画については、当初決定(昭和28年)及び追加(昭和 29年)を行った当時、本市の中心市街地周辺には上水道の施設がなく、そ の他の消防水利も不十分であったことから、湧水を利用した防火水槽を設置 することを目的としたものであった。 その後、中心市街地では、消火栓が通りの辻々に設置され、また、本市の 耐震性貯水槽設置計画に基づく設置数が100パーセントとなっているな ど、現在は消防法に基づく消防水利の基準を満たす状況となっている。 また、都市計画決定当時とは状況が異なり、近年、大規模な地震が発生し た場合の火災に備え、耐震性を有する消防水利が求められており、本市にお いても、ほぼ毎年、数件の耐震性貯水槽を設置している。 これらを踏まえ、防火水槽の設置を当時の都市計画上重要なものと位置付 けしてきた役割は終えたものと判断し、市内に10基ある都市計画防火水槽 の全部を廃止する。
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