平成24年度9月実施：青森市ふれあいの館の管理運営状況の評価（モニタリング）結果青森市ふれあいの館については、青森市身体障害者福祉連合会が指定管理者として施設の管理運営を行っています。平成24年度9月、管理運営状況について、協定内容どおり適正かつ確実なサービスが提供されているかを、実地調査等により、下記のとおり評価しました。評価実施日　平成２4年9月25日施設名青森市ふれあいの館施設の設置目的心身障害者に休養、娯楽、読書その他余暇の善用及び交流と懇談の場を提供することによって、社会参加の推進と福祉の増進を図る。所在地青森市中央二丁目十七番六号指定管理者青森市身体障害者福祉連合会指定期間平成２３年4月1日～平成2８年3月31日区分管理について評価項目実施内容評価結果良好職員は適正な配置となっているか。職員の配置は、障害者手帳を所持する管理責任者1名及び職員2名を配置している。また、消防法に基づき防火管理責任者を配置している。 ○ 防犯・防災・緊急時の対応について、適正に取り組んでいるか。緊急時には、青森市・警察署・消防署等に連絡するよう対応マニュアルを事務室内に掲示している。また、夜間・休館日には機械警備を行っている。また、消防設備の定期点検(7月・12月予定)や、緊急連絡参集訓練(10月実施予定)を実施して緊急時に備えている。 ○ 職員の研修を実施しているか。職員の資質の向上を図るため、接遇研修を実施する予定としているほか、法定で定められている防災訓練は7月と11月(予定)に実施・計画している。 ○ 個人情報は適正に保護されているか。個人情報の記載のある使用申請書は、鍵付のキャビネットに保管し、館長が責任を持って鍵の保管や施錠管理をしている。 ○ 施設管理について適正に取り組んでいるか。環境保全・負荷低減へ取り組んでいるか。市民の平等な利用を確保するための方針は明確か。地域や関係団体との交流を実施しているか。運営について利用者の要望の把握に努めているか。サービス向上に努めているか。利用者を増加させるための対策を実施しているか。建物や給排水設備の日常点検を行っているほか、エレベーター、消防防災設備、自動扉の保守点検を定期的に実施するなど、利用者が安全かつ快適に利用できるよう効率的に管理している。開館・閉館時の目視点検や、巡回を通じて照明設備や水道の適正使用化をし、コピー用紙の裏面利用や利用者の出したごみは持ち帰っていただくなど、環境負荷低減に取り組んでいる。特に、今年度からは環境マネジメントシステムを実施し、計画的に環境負荷の低減に努めている。特定の者・団体について差別・優遇せず、使用申込順に施設を利用させ、利用者の平等利用に努めるとともに、障害者の視点で障害者が利用しやすいように個々の障害に応じたきめ細やかな対応を目指している。利用者(障害者の代表・地域住民の代表)と青森市で構成するふれあいの館運営委員会を6月・3月 (予定)の年2回実施しているほか、利用者団体との交流会を年4回程度実施予定である。利用者からのアンケートの回収の実績が1件である。利用者へのサービス向上を図るため、接遇研修を実施予定である。施設案内のリーフレットを配布してPRに努めているほか、チラシを関係団体に配布している。 1/2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 改善必要平成24年度9月実施：青森市ふれあいの館の管理運営状況の評価（モニタリング）結果【総合評価】（協定内容（要求するサービス水準等）に対し良好か、下回っているか。）施設管理面では日常的に施設の点検を実施しているほか、施設利用後の電気・水道・ガスの確認点検を実施するなど、安全確認や環境保全にも努めている。特に、今年度からは環境マネジメントシステムを実施し、計画的に環境負荷の低減に努めている。また、「災害時対応マニュアル」や「避難マニュアル」により、災害時を想定して緊急連絡参集訓練や防災訓練を実施して(7月27日)、実施記録を残すようにしており、良好である。施設運営面では、利用者へのサービスの向上を図るため、ふれあいの館運営委員会や利用団体との交流会の開催、利用者へのアンケートや積極的な声がけなどにより、要望等の把握に努めている。なお、平成24年7月末における延べ利用者数は2,506人で、前年同月の2,793人に比べ、 287人減、10.3％減となっていることから、利用者の増加に繋がるよう、利用者や障害者団体への声がけなど、積極的なPRに努めていただきたい。【改善が必要な内容についての指導等及び改善策】なし評価担当課青森市健康福祉部障害者支援課 TEL：０１７－７３４－２３１７（直通）代表：０１７－７３４－１１１１　内線５１６９ E-ｍａｉｌ：[email protected] 2/2