（様式1）平成24年度青森市はまなす会館の事業報告書等の評価結果青森市はまなす会館については、一般財団法人青森市産業振興財団が指定管理者として施設の管理運営を行っています。平成24年度の事業報告書等に基づき、指定管理者による管理運営状況について確認、検証した結果、下記のとおり評価しました。評価実施日　平成25年 6月21日施設名青森市はまなす会館施設の設置目的勤労者の健康増進及び余暇活動の場を提供し、勤労意欲の向上及び雇用の安定を図るとともに、広く市民の多目的な利用に供することを目的とする。所在地青森市問屋町１丁目１０－１０指定管理者一般財団法人　青森市産業振興財団（※財団法人　青森産業展示館が平成25年4月1日付けで新法人に移行）指定期間平成２３年４月１日～平成２５年３月３１日区分検証結果指定管理者において青森産業展示館と青森市はまなす会館を一括して管理していることから、職員等は、館長(青森産業展示館館長と兼務)を１名、職員を３～4名の配置として、財団内で職員のロー管理についてテーションを組みながら、効率的な配置を行っている。施設管理は設備機器の運転操作及び監視をはじめ各種点検業務を適切に実施している。評価結果適正改善必要 ○ 平成24年度の利用実績は、和室を除く会議室６室の平均利用率が 71.9％と前年度の利用率（70.8％）と比べて1.1ポイント増加し、体育館の利用率も94.6％と、前年度の利用率（93.3%）と比べて 1.3ポイント増加しており、比較的良好である。運営について一方、個人・団体を含めた利用人数は72,952人となり、東日本大震災が発生した平成22年度（64,795人）と比較し、8,000人程度増加しているが、指定管理者移行当初の平成1８年度の利用人数（91,817人）と比較すると、大きく落ち込んでいる。 ▲ 社交ダンス教室、室内硬式テニス教室、ステンドクラス教室を開事業実施結果催し、勤労者をはじめ市民の健康増進を図るとともに余暇活動の場についてを提供し好評を得ている。 ○ 青森産業展示館並びに青森市はまなす会館は、平成18年度から利用料金制のもと財団法人青森産業展示館（現青森市産業振興財団）収支決算につが指定管理者として施設の管理運営を行っており、財団の決算は両いて館の連結決算となっている。このうち、はまなす会館の管理運営に係る平成24年度の決算状況は、経費の節減により2,399千円の黒字となった。 ○ （様式1）平成24年度青森市はまなす会館の事業報告書等の評価結果【総合評価】適正な管理運営を行ってきたのかどうかを述べること。効率的な人員配置と施設の適切な維持管理がなされ、また、施設の利用率も比較的高いことから、その収支は黒字となっており、適正な管理運営がなされている。しかしながら、利用人数の落ち込みが見られることから、今後さらなる努力をしていただきたい。【改善が必要な内容についての指導等及び改善策】青森市はまなす会館は、勤労者の福祉向上を図るという設置目的から、もともと低廉な料金設定となっているため、利用率の向上により、施設の設置目的に十分見合うような効用を維持しなければならない。このため、今後も、引き続き経費節減に取り組むとともに、利用人数の増加を図り、経営改善に取り組んでいただきたい。評価担当課青森市経済部商工業政策課 TEL：０１７－７３４－２３７６（直通）代表：０１７－７３４－１１１１　内線３５１２ E-ｍａｉｌ：[email protected]