解 答 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2月9日
学習院大学(文学部)英語
解答と解説
解 答
(満点︓150 点)
Ⅰ(40 点)
A(3 点)イ
B(3 点)ハ
C(3 点)ハ
D(4 点)resisting
E(3 点)ニ
F(3 点)ロ
G(6 点)国際コミュニケーションにおける優位性を決める競争はもはや競争とは呼べない。
(37 字)
H(3 点)ニ
I(3 点)ロ
J(3 点)ニ
K(6 点 各 3 点×2)ロ・ヘ
Ⅱ(40 点)
(各 3 点 ※C・J・K は 4 点
D・I は 5 点)
A(3 点)ロ
B(3 点)イ
C(4 点)blank
D(5 点)ボタンのような身の回りによくある物の第ニの使用法を即座に考えること。(34 字)
E(3 点)ハ
F(3 点)ハ
G(3 点)ニ
H(3 点)ロ
I(5 点)簡単で気楽な散歩がどのように変えるかは不明なままである。(28 字)
J(4 点)ロ
K(4 点)think of
1
解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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Ⅲ(15 点 各 3 点×5)
(1)ハ
(2)ニ
(3)ニ
(4)ハ
(5)イ
(3)ハ
(4)ニ
(5) イ
(3)ロ
(4)イ
(5)ハ
(3)ニ
(4)ロ
(5)ロ
Ⅳ(15 点 各 3 点×5)
(1)イ
(2)ハ
Ⅴ(15 点 各 3 点×5)
(1)イ
(2)ハ
Ⅵ(15 点 各 3 点×5)
(1)ハ
(2)イ
Ⅶ(10 点 各 5 点×2)
(1) I can’t ( even imagine how much it costs to ) live here.
※別解答 ( imagine how much it would cost to)
(2) He went to ( see a doctor because he was told to so often ).
(※配点は予想配点です)
解 説
Ⅰ
A
「私たちはそれを語るのに、オックスフォード⼤学の最新の研究レポートの結論をほとんど必要と
しない」という文意から、この内容が一般化した周知の事実であることがわかるので、正解はイ
B 主語の位置にある代名詞は直前の主語を指す場合が多い→ハ
C 直前の realistic という部分から現実的な側面を重視する大学関係者であること、bottom line(収益)
という意味から正解はハ
D 下線部を含む文は、直前の文、some countries are resisting the trend を具体化したものである。
つまり、英語に対して否定的な⽴場を取る組織の話をしているため、正解は resisting
2
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E 下線部「EMI を採⽤する理由が妥当なものであることを理解し始める」に対しては、ニの「ますま
す多くの非英語圏の国々がEMIを使⽤することに決めている理由が分かり始める」がふさわしい。
F But it was not.この⽂では省略がある。基本的に省略は直前の同じ形の反復を避けるためにあるも
のなので、直前の同形部分を考えれば良い。
choosing English ...looks like a choice made by a committee of fools
↓省略
But
it
was not [a choice made by a committee of fools]
「英語を採用することが愚かな委員会による選択のように⾒えるが、(実際は)そうではない」となる。
そして、具体的内容の判断としては、次の文の言いかえと考えれば正解はロ
G この it は the race を指すので、字数制限の中で可能な限り具体的に述べればよい。
H call on は「要求する」などの意味があるが、ここでは「どの言語を採用するか」という問題につい
て語る文脈であり、次の文でも choosing という動詞を使用しているのでそれに近いものを選べばよい。
したがって正解は、ニ
I
「歴史ある村の地域的言語ではなく、英語を話すように子供を育てることに自信を持っているよう
なアフリカ⼈の⽗親に、それは間違った考えであると語る我々は何者なのであろうか︖」この疑問⽂は、
いわゆる修辞疑問であり、否定文的な存在であるため、正解はロ
J
「少数派の言語を使って彼らができる仕事を提供できない限り、子供たちがその言語で育てられる
べきと主張することは出来ない」となり、正解はニ
K
イ
理解を⾼めるために、⼀部のイギリスの⼤学は現在ギリシャ語やデンマーク語で指導している。
<第 3 段落・第 2 ⽂で不⼀致>
ロ
⼀部の⼤学が英語で授業をしたがらない理由を理解するのは難しくない。
<第 4 段落・第 2〜3 文に一致>
ハ
⾔語学的⾒解では、英語は論理的で、あまり複雑ではない⾔語である。
<第 5 段落・第 2 ⽂で不⼀致>
ニ 中国語は現在、英語の世界的優位性を脅かしてはいないが、将来そうなるかもしれない。
<第 7 段落・第 1〜2 ⽂で不⼀致>
3
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ホ 英語の拡大は少数派の言語にとって大きな脅威とはならない。
<第 8 段落・第 1 ⽂で不⼀致>
ヘ
政治家は、英語ではなく自国の言語を学習することを強制してはならない。
<第 9 段落・第 3 文に一致>
ト この筆者は、自分が外国語を上手く話せるようになる必要がなかったことに感謝している。
<第 10 段落・第 1 ⽂で不⼀致>
Ⅱ
A 下線部直前の so によって因果関係を⾒出すことが出来れば、正解はロ
B
本文の would は「過去の習慣」を表す用法なので、正解はイ
C bare は「裸の・むき出しの」という意味があるが、ここでは room に対する形容詞として使ってい
るため「何もない部屋」という意味で使われていることがわかる。そのことは、後続の equipped with only
a desk and a treadmill(机とトレッドミルしかない)の部分からも想像できる。したがって正解は、
blank(空白の・何もない)という形容詞を選べば良い。
D the のついた名詞は⼀度出てきた内容である場合が多い。ここでもこの test の具体的説明は、手前
の文にあるのでその中から字数にあわせて抜き出し、日本語にすればよい。
E
それまでの内容はこの研究の有用性を語ってきたが、Nevertheless(それでも)という対⽴の信号
があるので、ここでは否定的なニュアンスの語句が来るはずである。そして、negligible は「neglect(無
視する)+ible(できる)」というニュアンスから「無視できる・取るに足らない」という意味になる単
語である。したがって、正解は unimportant(重要ではない)となる。
F このテストは、まずは①座りながら、次に②歩きながら、そして③もう⼀度座りながら、⾏われる。
このことは and の並列構造でわかる。
H
全段落の後半部分の内容は「調査の結果、環境を変えても結果はあまり変わらない」というもの。
それを受けて、正解はロ
I この how は「方法」
。how + SV〜で「〜する⽅法・どのようにして〜するか」と訳す。how から
creativity までが文全体の主語となる名詞節であり、remains が動詞、unclear が補語となる第 2 文型で
4
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ある。
J 下線部を含む文は、
「多くある説明のうちの 2 つ」と言っており、既出の内容を指す。1 つは本文第 7
段落・第 4 文であり、この文中の mood は選択肢④の state of mind にも対応している。さらに、本文
第 8 段落・第 1 文の rational filter が mind of certain restriction に対応していることからも、正解は ロ
K 下線部の come up with は「〜を思いつく」という意味である。正解は、第 1 段落・第 1 文にある
think of
Ⅲ
(1) [be] caught in〜「(気象災害など)〜に遭う」→ ハ
(2) …worth of〜「…の分の価値がある〜」(この worth は名詞)→ニ
(3) 直後に-ing 形があり、SVが無いが、During+-ing は不可なので、ここには接続詞が⼊る。「主
節の主語が従属節の主語と同じ場合、従属節中の主語+[be]が省略される」というルールは⽂法の「省
略」という項目では必須事項。ここでは、
(
) [the ship were] traveling...となっていたことも分
かる。そして、この過去進⾏形は主節の sailed と同時の内容なので、正解はニ
(4) 空欄直後の「the Panic of 1857 を助⻑した」という部分からも否定的な意味の形容詞が入ること
が分かる。したがって正解はハ
(5) 後続の文の But 以下では、探検家が⾦を探し当てるという部分があり、the lost treasure に対し
ては否定的な意味の表現が入ることが考えられる。さらに、空欄のある文で使われた and は因果関係を
表すと考えられ、戦争が起こったことも原因と考えることが出来る。正解はイ
Ⅳ
(1)「あなたがしてくれるどんな手助けに対しても前もって感謝します。」
→「手助けをよろしくお願いします。」まだ help を提供していないので正解はイ
(2)「私を駅まで⾞で送ってくれてありがとう」
→to 不定詞の意味上の主語を表す of(人の性質を表す形容詞の場合は for ではなく of)
(3)「通りを歩いていると、先週オープンしたばかりの新しい喫茶店を⾒つけた。」
→分詞構文ということに気づき、ハを選ぶ。
(4)「昨晩は天気が悪かったが、今朝は良くなった。」
→turn out「〜だと判明する」という第 2 文型を取る動詞 なので正解はニ
(5)「料理のことになると、私の祖⺟に勝る者はいない。
」
5
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→When it comes to –ing「〜することになると」は慣用表現。したがって正解は イ
Ⅴ
(1)「彼⼥は奇妙な⾳を聞いた時点で、⾼速道路を 1 時間半運転していた。」
→過去完了進⾏形の時制を使⽤する
(イ)→had
(2)「彼は若かったが、軍隊ではリーダーとして尊敬されていた。」
→look up to「〜を尊敬する」という表現のあとにはよく「〜として」の as が使われる。
したがって正解はハ
(3)「私は⾏きの時も、帰りの時も、パスポートをチェックされることなく海外へ⾏ったことがない。」
→except は「〜以外」となってしまう。(ロ)→without「〜なしに」
(4)
「ニューヨークは、その住人が元々は世界のほとんどあらゆる地域の出⾝である移⺠の都市である。」
→which の後の residents に注目する。(イ)を whose にすれば、先⾏詞を a city とする関係詞節
が出来上がる。
(5)「もし仮に、彼がこのようなダイヤの指輪を買わざるを得ないとしたら、彼はそれを買う余裕があ
るのだろうか。」(ハ)→like
→[be] forced to〜「〜することを強制される」=「〜しなければならない」
If S were to V〜「万が⼀〜すれば」<仮定法未来>
like this「このような」 cf. such A as B「BのようなA」
Ⅵ
(1)take turns (-ing)「交代で〜する」
(2)in the air 「思案中で」
(3)not anywhere near〜「〜どころではない」<〜→形容詞など>
(4)see to〜「〜を取り計らう・準備する」
(5)(That’s) none of your business.「余計なお世話だ。
」
Ⅶ
(1)「想像もつかない」→「想像さえつかない」
「いくら」→how much
「(お⾦が)かかる」→cost
6
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(2)「何度も」→so often / many times など
「医者に⾏く」→「医者に診てもらう」see a doctor
7
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