〔週〕ARI 週間投資レポート

審査済A
《審査番号A15- 343
(平成27年2月13日)
(20150216 号)
》
週間投資レポート
日経平均2万円を示唆する新値 10 本陽転…!?
≪フォーカス≫
東京市場は日経平均が今年初めて 18,000 円の大台を付けた。その切っ掛けは予想外に強かった1月の米
雇用統計とされている。過去の数値改訂で、3カ月間の非農業雇用者数が 1997 年以来の 100 万人超とな
り、米国景気の基調的な強さが再認識され、FRBの利上げ時期を巡って市場の金利観が一変した。これを
受けて、ポジション整理が進んでいた海外短期筋の円売り・日本株買いが加速したようだ。
また、一時は希望的な観測も出ていたギリシャ支援の合意は見送られたが、条件闘争が続いているに過ぎ
ないというのが実態と思われる。格付け大手S&Pの国債格付け最高責任者は、「ギリシャの混乱がユーロ
圏全体に波及するリスクは低い」と発言している。20 カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議では世界経済の
成長支援に向けて、必要ならば断固として金融、財政政策を講じるという声明を採択した。
さらに、ウクライナ危機に対する4か国首脳による和平協議は実効性の問題を残しつつ、何とか停戦合意
に漕ぎつけ、当面の地政学リスクの現実化が大幅に後退し、投資家心理の好転が期待できそうだ。
外部環境の変化に加え、東京市場ではテクニカル面の転換シグナルが確認された。日経平均新値 10 本足
が昨年 10 月末以来の陽転となった。1990 年以降に記録した過去 17 回の陽転後のデータでは高値までの平
均上昇率は 12%で、今後、平均並みの上昇が続いた場合には日経平均2万円台乗せと試算される。
安倍首相は 12 日、第3次内閣発足後初めての施政方針演説を行い、改めて抜本改革に取り組むことを強
調した。遅れが目立つアベノミクス第3の矢ではあるが、岩盤規制の最たるものの一つであった農協改革が
実現した。「決める政治」が現実に進み始めていることを市場は何時、認識するのだろうか…!?
(石飛)
《経済・産業スケジュール》
国内主要経済指標等
10-12月期国内総生産(GDP)速報値
16(月) 1月首都圏・近畿圏のマンション市場動向
12月鉱工業生産確報値
日銀金融政策決定会合(~18日)
17(火)
黒田日銀総裁会見
1月訪日外客数
《新規上場》
18(水)
ファーストブラザーズ、ファーストロジック
1月貿易統計
12月全産業活動指数
19(木) 2月金融経済月報
《新規上場》
ALBERT
2月マークイット製造業PMI速報値
1月コンビニエンスストア売上高
20(金)
《新規上場》
ホクリョウ
海外主要経済指標等
休場:米(プレジデントデー)全市場が休場、
台湾、カナダ、ブラジル、ベトナム
豪中銀理事会の議事要旨(3日開催分)
米2月ニューヨーク連銀景気指数
米2月全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数
休場:台湾、インド、ブラジル、ベトナム
米1月住宅着工件数
米1月建設許可件数
米1月卸売物価指数
米1月鉱工業生産・設備稼働率
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月27・28日開
催分)
休場:中国春節(~24日)、台湾、韓国、ベトナム
米1月景気先行指数
米2月フィラデルフィア連銀景気指数
休場:香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、インド
ネシア、フィリピン、ベトナム、インド
仏・独・ユーロ圏2月製造業PMI速報値
米2月マークイット製造業PMI速報値
休場:香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、ベトナ
ム
エース経済研究所
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週間投資レポート(20150216 号)
≪Imadas 100 社ポジション≫
予約(ウリ)・ウリ・判断(ウリ)ゾーンの銘柄数は先週の 77 社から 49 社に減少し、売り圧力が後退
しつつあることや円安の進展から騰勢を強める展開が期待される。一方、ギリシャ問題を見極め
たいとのムードから、一段の上値追いには慎重になることも予想されよう。
( イ マ ダ ス )
Imadas(株価天気図)による
《①調整ゾーン》
人
気
度
・
大
衆
心
理
の
推
移
Imadas
100社ポジション
《②判断(カイ) ゾーン》
(データ日
2/12
週中間値 )
《④判断(ウリ) ゾーン》
《③過熱ゾーン》
《判断ゾーン》
追撃カイや
追撃ウリ、
STC(fast)
もしくは見送り
など個別の
判断を要する
STC(slow)
●
●
●
●
●
●
週ベース
週ベース
2月12日 終値ベース
NYダウ・ナスダック
指
標
指
標
日経平均
為替(円/ドルレート)
A〔予約(カイ)〕
A〔カ イ〕
(1社)
(2社)
3765 ガンホー
6753 シャープ
2121 ミクシィ
B〔カ イ〕
B〔予約(カイ) 〕
《20~80%でのGクロス銘柄》
(8社)
《20~80%でFast上向き転換》
(7社)
6594
5411
4063
1803
6971
6902
8750
日電産
JFEHD
信越化
清水建
京セラ
デンソー
第一生命
1570
6857
8306
6954
6302
7201
1812
5233
日経レバ
アドバンテ
三菱UFJ
ファナック
住友重
日産自
鹿 島
太平洋セメ
《かつ13週移動が上向き》
《かつ13週移動が上向き》
〔判断(カイ) 〕
A〔予約(ウリ) 〕
(33社)
4502
5201
8028
8267
6988
6758
7203
8113
4523
9020
9437
9104
6762
7267
3405
4901
9735
6702
1605
8697
8411
8058
4689
5232
9843
8031
8591
8802
8316
8002
8604
8801
9984
武 田
旭硝子
Fマート
イオン
日東電
ソニー
トヨタ
ユニチャーム
エーザイ
JR東日本
NTTドコモ
商船三井
TDK
ホンダ
クラレ
富士フイルム
セコム
富士通
国際帝石
JPX
みずほ
三菱商
ヤフー
住阪セメ
ニトリHD
三井物
オリックス
菱地所
三井住友
丸 紅
野村HD
三井不
ソフトバンク
A〔ウ リ〕
(1社)
3436 SUMCO
〔判断(ウリ) 〕
(2社)
3402 東 レ
4755 楽 天
B〔ウ リ〕
《80~20%でのDクロス銘柄》
(0社)
《80~20%でFast下向き転換》
(0社)
B〔予約(ウリ) 〕
80%
60%
《かつ13週移動が下向き》
40%
《かつ13週移動が下向き》
20%
(46社)
6135
5108
6479
7012
4114
4503
1801
6367
9101
5713
9983
6976
6952
7751
8035
9433
7259
1925
2802
6981
6963
1802
6506
5401
7270
6501
7013
7269
7733
8830
4902
6502
5802
6752
4004
7752
6503
6305
7974
7731
6301
7011
7832
6701
5333
7261
STC高
牧野フ
ブリヂストン
ミネベア
川 重
日触媒
アステラス薬
大成建
ダイキン
郵 船
住友鉱
ファーストリテイ
太陽誘電
カシオ
キヤノン
東エレク
KDDI
アイシン精
大和ハウス
味の素
村田製
ローム
大林組
安川電
新日鉄住
富士重
日 立
IHI
スズキ
オリンパス
住友不
コニカミノルタ
東 芝
住友電
パナソニック
昭電工
リコー
三菱電
日立建
任天堂
ニコン
コマツ
三菱重
バンナムHD
NEC
ガイシ
マツダ
60%
40%
20%
STC低
【注意喚起】
なし
【ファイナンス】
なし
(注)B〔カイ〕発信銘柄の条件は修STC20~80%でGクロスかつ13週移動平均が上向き
(注)B〔ウリ〕発信銘柄の条件は修STC80~20%でDクロスかつ13週移動平均が下向き
◇
Imadas(株価天気図)による注目銘柄
A〔予約(カイ)〕
ガンホー(3765) B〔予約(カイ)〕 第一生命(8750)、信越化(4063)
エース経済研究所
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週間投資レポート(20150216 号)
≪アナリストの注目銘柄≫
トヨタ自動車(東1:7203)
15/3期
(予想)
前期比
(株価2月9日 7700円、時価総額 26兆3185億円)
売上高
税前利益
当期利益
EPS
PER
27兆円
2.92兆円
2.13兆円
677円
11倍
+5%
+20%
+17%
台当たりの粗利益改善が台当たりコスト増を上回る着実な成長を図る年輪経営を推進。
①15/3期第3Qは5%増収の20兆1156億円、16%税前増益の2兆
3556億円。販売面と諸経費増▲2700億円を原価低減+2000億円、
為替+2150億円等で吸収。
②通期計画を再上方修正、売上高+5000億円、営業利益+2000億円。
第4Qは1ドル115円、1ユーロ135円を想定。第2Q時と比べた利益増減は
為替+1750億円、原価改善+400億円、販売面▲100億円、諸経費
増▲50億円。 (石飛)
ドン・キホーテ(東1:7532)
15/6期
(予想)
前期比
(株価2月9日 8110円、時価総額 6381億円)
売上高
経常利益
当期利益
EPS
PER
6580億円
375億円
218億円
277円
29倍
+7%
+5%
+1%
独自フォーマットの総合ディスカウントストアを全国展開。
①15/6期第2Qは12%増収の3422億円、13%経常増益の240億
円と11月5日付け上方修正値を上回った。既存店が消費増税後の反動減を
価格対応で吸収した第1Qは+2.8%、第2Qは新免税制度を契機とする
インバウンド需要で+6.3%と一段と伸長。
②通期計画を上方修正、売上高6340→6580億円、経常利益356→3
75億円、純利益215→218億円。主な前提は出店28~30店、既存店+
3.5%。 (和田)
三菱地所(東1:8802)
15/3期
(予想)
前期比
(株価2月9日 2514.0円、時価総額 3兆4954億円)
営業収益
経常利益
当期利益
EPS
PER
1.108兆円
1130億円
670億円
48円
52倍
+3%
▲19%
+4%
成長戦略分野に厳選投資、同時に投資回収で財務体質も強化。
①15/3期第3Qは1%増収の7280億円、経常微減益の931億円。ビ
ル事業は物件売却の増加、新ビルの寄与で増収増益。住宅はマンション計上
戸数の減少で大幅減益。
②通期計画を上方修正、営業収益+40億円、営業利益+30億円、当期利益
+70億円。海外の物件売却の増加を織り込み。みずほコーポ本店売却益3
70億円、固定資産減損250億円と海外事業損失200億円を特別損益に
計上。 (石飛)
エース経済研究所
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週間投資レポート(20150216 号)
≪トピックスコーナー≫
「電子商取引(EC)のBtoC(企業対個人)市場規模」は20兆円台に
経済産業省の『電子商取引に関する市場調査』によると、2013年の日本のBtoC(企業対個人)市場は
前年比17.4%増の11兆1660億円に成長しました。各研究機関の予測では、2018年にはBtoCの市場規模は
20兆円程度まで伸びるとされています。さらに、アマゾンや楽天、ヤフーといった大手専業BtoCにとど
まらず、中小のネットショップやリアル企業などによるBtoC、また個人間売買を軸に独自の発展を遂げ
るCtoC(個人対個人)、そして最近はCtoB(個人対企業)市場も生まれるなど、市場規模が今後どの
程度まで成長するかが注目されています。
消費者向け電子商取引(BtoC)市場規模
(兆円)
25
20.00
ネット通販事業は
20兆円に
20
15
11.17
10
6.09
6.70
2008年度
2009
9.51
8.46
7.79
5
0
2010
2011
2012
ほぼ全業種で売り上げ規模が拡大傾向
BtoC市場規模の業種別内訳 (億円)
業種
2011年
2012年
16,110
17,820
18,910
22,000
衣料・アクセサリー
1,120
1,440
1,750
2,200
食料品小売業
4,360
5,320
6,050
7,060
12,220
12,460
14,260
16,480
小 自動車・パーツ小売業
売
業 家具・家庭用品小売業
ネットとリアルとの媒体の一翼を担う
ソーシャルメディア
名称
2010年
総合小売業
2013
2018(予)
(出所:経済産業省、予想は各種資料から)
2013年
電気製品小売業
SNS
メッセンジャー
アプリ
ミニブログ
3,120
4,200
5,010
6,030
スポーツ・本・音楽・玩具小売業
3,330
3,670
4,000
4,670
11,010
12,700
14,960
18,260
サ 宿泊・旅行業
ビ 飲食業
ス
業 娯楽業
1,260
1,310
1,470
1,380
1,190
1,160
1,150
19,890
20,320
22,950
26,970
運輸業
2,660
2,640
3,070
3,630
金融業
710
720
680
690
710
800
860
860
製造業
情報通信業
卸売業
1,660
その他
合計
77,880
84,590
95,130
111,660
ユーザー間での短文のやりと
りがリアルタイムで可能なサ
ービス
短文の書き込みや画像等の共
有が可能なサービス
サービス
FaceBooK,
Mixi,GREE,
mobage,
Google+など
LINE,
COMM,
カカオトーク,
など
Twitter等
日記のような形態での記事の
掲載や記事へのコメントが可
能なサービス
アメーバブログ等
特定のテーマ等に基づいて設
置されたインターネット上の
掲示板に対して書き込みや閲
覧が可能なサービス
2ちゃんねる等
クチコミサイト・
比較サイト
特定の商品・サービス等に対
して、ユーザーが評価を書き
込み閲覧可能な情報サイト
ソーシャル
ブックマーク
ユーザーが登録した「ブック
マーク」や「お気に入り」を
他のユーザーと共有するサー
ビス
価格.com,
アットコスメ,
食べログ等
はてなブックマーク
等
動画・画像共有
サイト
動画や画像コンテンツを他の
ユーザーとインターネット上
で共有するサービス
ブログ
ー
医療化粧品小売業
内容
ユーザー間の関係をインター
ネット上に構築し、ユーザー
同士で情報の発信や共有が可
能なサービス
電子掲示板
Youtubu,
Pinterest等
【主な電子商取引関連銘柄】
顧客の増加
電子商店街
専用ネット通販
BtoBネット通販
DENA(2432)、ヤフー(4689)、楽天(4755)
一休(2450)、アスクル(2678)、ケンコーコム(3325)、スタートトゥ(3092)
MonotaRO(3064)
物流の増加
物流
倉庫
不動産
ヤマトHD(9064)、山九(9065)、センコ-(9069)、セイノ―HD(9076)
日通(9062)、渋沢倉(9304)
野村不HD(3231)、三井不(8801)、菱地所(8802)
流通チャネル拡大
小売専門店
出版
商品比較サイト
Uアローズ(7606)、ファーストリテイリング(9983)
角川ドワンゴ(9468)、学研HD(9470)
カカクコム(2371)
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審査済 A
ACE Research Institute
金融商品取引法に基づく表示事項
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■手数料等及びリスクについて
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