第 13 回 相互会社の保険金削減規制と 責任準備金の公正 - C

2014 年度生命保険論 II(レジュメ) 2015/01/07 第 13 回 相互会社の保険金削減規制と
責任準備金の公正価値評価
【ポイント】
相互会社の保険金削減と責任準備金の
公正価値評価について学ぶ
相互会社とは、
保険業を行うことを目的として、保険業法に基づき設立された保険契約者をその社員(構
成員)とする社団をいう(保険業法第 2 条 5 項)。社員(構成員)というのは、その会
社の所有者ということ。株式会社であれば株主に相当する。ということは、相互会社の
場合、その会社の保険契約に加入しさえすれば、社員としてその相互会社の所有者にな
れる。ところが、申し上げるまでもなく、株式会社の場合には、その会社の保険契約者
になったところで、その会社の株主にはなれない。この点が相互会社の最大の特徴であ
る。
2−1 保険業法における相互会社の保険金削減規制
2 − 1 − 1 1900 年 保 険 業 法
2 − 1 − 2 1912 年 保 険 業 法
2 − 1 − 3 1939 年 保 険 業 法
2 -1
1 -3
3 -1
1 内容
All Rights Reserved. © 2014, Temmei Uno, Chuo University. 1 2014 年度生命保険論 II(レジュメ) 2015/01/07 1 -3
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2 解釈
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1 -3
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3 定款の規定
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3 -4
4 保険金削減規制存続に対する賛否
2 − 1 − 4 1995 年 保 険 業 法
2−2 相互会社の保険金削減規制の意義
2−3 相互会社の保険金削減規制のあり方
All Rights Reserved. © 2014, Temmei Uno, Chuo University. 2 2014 年度生命保険論 II(レジュメ) 2015/01/07 4−2 公正価値による責任準備金の評価
① 保険契約は市場で取引されることがない
② 予想最大損失額を負債に計上するという考え方とまったく相容れない。
③ 負債のオフバランス化が生ずる
④ 健全性判断における障害となる
以上
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