ハウスビュー/相場見通し[234KB]

ハウスビュー/相場見通し
HOUSE VIEW
ハウスビュー
 世界経済見通し ~世界経済は緩やかに拡大、資源価格下落は先進国景気を中心に好影響~
先進国については、日本では消費増税後の景気回復が遅れており、欧州では構造問題(債務処理)等を背景に成長率は低
迷しています。一方、資源価格下落などの恩恵を受け、米国景気は拡大が持続すると見込まれることから、先進国景気は総じ
て緩やかな拡大基調で推移するとみています。
新興国では、相対的に欧州景気低迷の影響を受けにくく、インフレが抑制され、外需においては資源輸出の依存度が低く、貿
易構造の多様性がみられる国・地域などの景気が、概ね先進国の景気拡大に追随し、堅調に推移する見込みです。
 12月のふりかえり
 今後の見通し
【株式】
【株式】
先進国株価は、日本および米国では年末にかけて持ち高
先進国株価は、米国の利上げへの懸念等から一時調整
調整の動きが強まったことや、欧州ではギリシャ政局やロシ
する可能性はありますが、米国の景気拡大や資源価格下落
ア経済への先行き懸念が高まったことなどを背景に下落しま
の恩恵が受けられることなどを背景に上昇するとみていま
した。また、新興国株価についても、経済政策への期待が高
す。新興国株価は、当面、欧州の景気低迷等が重石となり
まった中国等を除き、資源価格下落などを背景に、概ね下
ますが、中期的には米国等の景気拡大や資源価格下落の
落する動きとなりました。
恩恵を受けられる国・地域を中心に上昇する見込みです。
【金利】
【金利】
欧州において追加金融緩和期待が高まったことや、原油
当面資源価格下落の影響等からインフレ圧力は弱く、先
等資源価格の下落を受け、先進国の長期金利は概ね低下
進国、新興国とも落ち着いた動きを想定しています。その後
しました。新興国では、景気の先行き不透明感に伴う資金
は景気拡大の進展から先進国では緩やかに上昇し、新興国
流出懸念などを背景に長期金利は概ね上昇しました。
では物価の落ち着き等から横ばいで推移する見込みです。
【為替】
【為替】
円は国内金利の低下を受け、対米ドルで下落しました。ま
日本では大規模な金融緩和策が続く一方、米国では年半
た、ユーロは追加金融緩和観測の高まりから、新興国通貨
ばの利上げが視野に入るなか、円は米ドル等の主要通貨に
は資源価格下落などから概ね対円で下落しました。
対して概ね下落基調で推移する見込みです。
相場見通し
今月の
半年後の
予想レン ジ
方向性 方向性
1,425 ~ 1,525
TOPIX(東証株価指数)
上昇
上昇
日経平均株価(日経225) 17,800 ~ 18,800 上昇
上昇
2,050
2,150
~
S&P500種株価指数
上昇
上昇
9,750 ~ 10,750 上昇
上昇
ドイツDAX30種株価指数
22,500 ~ 24,500 レンジ
香港ハンセン指数
上昇
11,200
12,200
~
香港H株指数
レンジ
上昇
l株価指数
ブラジルボベスパ指数
46,000 ~ 54,000 レンジ
レンジ
単位:ポイント、円
l為替( 対円)
米ドル
ユーロ
117 ~ 125
豪ドル
ブラジルレアル
95 ~ 101
日本新発10年国債利回り
米国10年国債利回り
ドイツ10年国債利回り
豪州10年国債利回り
ブラジル2年国債利回り
今月の
半年後の
予想レン ジ
方向性 方向性
0.30 ~ 0.50
レンジ
レンジ
2.10 ~ 2.50
レンジ
上昇
0.40 ~ 0.80
レンジ
レンジ
2.60 ~ 3.20
レンジ
レンジ
12.30 ~ 13.30
レンジ
レンジ
145 ~ 151
42 ~ 48
レンジ
レンジ
上昇
上昇
レンジ
レンジ
上昇
上昇
単位:円
2014年
2015年
▲ 0.5
1.9
米国
ユーロ圏
豪州
2.3
0.5
2.9
3.0
0.7
2.8
中国
ブラジル
7.4
0.2
7.3
1.0
l実質GDP * 成長率
日本
l債券利回り
今月の
半年後の
予想レン ジ
方向性 方向性
単位:%
*GDP=国内総生産
(注)日本は年度、他は暦年
単位:%
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はありません。投資信託は、預金保険の対象とはなりません。金融商品取引業者以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではあ
りません。本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。
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