ハウスビュー/相場見通し

ハウスビュー/相場見通し
HOUSE VIEW
ハウスビュー
 世界経済見通し ~世界経済は緩やかに拡大、資源価格下落は先進国を始め世界景気の追い風に~
先進国について、ユーロ圏では構造問題等から相対的に低成長ながら、足下、景気モメンタムに改善の兆しが表れつつある
とともに、日本でも消費増税の影響を徐々に脱し、景気が回復しつつあります。また、堅調な内需に加えて、資源価格下落など
の恩恵を受け、景気拡大が継続する米国がけん引役となって、先進国景気は総じて緩やかに拡大していくとみています。
新興国では、相対的に、原油などの資源輸出依存度が低く、インフレが抑制され、貿易構造の多様性や内需の拡大が見込
まれる国・地域などの景気が、概ね先進国の景気拡大に追随し、今後、堅調に推移していくと考えています。
 2月のふりかえり
 今後の見通し
【株式】
【株式】
雇用や製造業などの経済指標が良好で米国景気が堅調
世界的に株価は、リスク回避の動きが弱まり短期的に上昇
に推移するなか、原油など下落した資源価格がやや持ち直
した反動などから、当面、落ち着いた展開が想定されます。
したことに加えて、ギリシャに対する金融支援が4ヵ月延長さ
その後は米国の景気拡大や資源価格下落の恩恵が受けら
れたことや、ウクライナで停戦合意されたことなどから、リスク
れることなどから、先進国では上昇に転じていくとともに、新
回避の動きが弱まり、先進国、新興国ともに大半の国・地域
興国でも世界経済の緩やかな拡大や資源価格下落の恩恵
で株価は上昇しました。
を受けられる国・地域を中心に上昇が見込まれます。
【金利】
【金利】
米国景気が堅調に推移するとともに、ギリシャ債務問題や
世界的に原油供給の拡大が続いていることなどから、当
ウクラナイ問題への先行き懸念が後退し、世界的にリスク回
面、資源価格の回復は緩やかで、世界的にインフレ圧力は
避の動きが弱まったことなどから、長期金利は先進国、新興
高まらないと考えられます。先進国、新興国ともに、金利は
国ともに総じて上昇しました。
落ち着いた展開を想定しています。
【為替】
【為替】
原油など資源価格の持ち直しや、ギリシャ問題等への先行
日本やユーロ圏では金融緩和策が継続する一方、米国で
き懸念が後退したことなどから、一部の新興国を除き、円は
は利上げ観測が高まるなか、円は米ドルに対して緩やかに
対米ドルを始め主要通貨に対して総じて下落しました。
下落し、その他の通貨に対しては横ばい推移をみています。
相場見通し
今月の
半年後の
予想レン ジ
方向性 方向性
1,500 ~ 1,600 レンジ
TOPIX(東証株価指数)
上昇
18,300
19,300
~
日経平均株価(日経225)
レンジ
上昇
2,070 ~ 2,170 レンジ
S&P500種株価指数
上昇
10,700
11,700
~
レンジ
上昇
ドイツDAX30種株価指数
24,000
26,000
~
香港ハンセン指数
レンジ
上昇
11,700 ~ 12,700 レンジ
香港H株指数
上昇
l株価指数
ブラジルボベスパ指数
47,000 ~ 55,000 レンジ
レンジ
単位:ポイント、円
l債券利回り
日本新発10年国債利回り
米国10年国債利回り
ドイツ10年国債利回り
豪州10年国債利回り
ブラジル2年国債利回り
今月の
半年後の
予想レン ジ
方向性 方向性
0.30 ~ 0.50
レンジ
レンジ
1.80 ~ 2.20
レンジ
レンジ
0.15 ~ 0.55
レンジ
レンジ
2.20 ~ 2.80
レンジ
レンジ
12.50 ~ 13.50
レンジ
レンジ
l為替( 対円)
米ドル
ユーロ
豪ドル
ブラジルレアル
今月の
半年後の
予想レン ジ
方向性 方向性
116 ~ 124
132 ~ 138
91 ~ 97
39 ~ 45
レンジ
レンジ
上昇
レンジ
レンジ
レンジ
レンジ
レンジ
単位:円
2015年
2016年
日本
1.9
1.9
米国
ユーロ圏
豪州
3.0
0.9
3.0
2.8
1.3
2.8
中国
ブラジル
7.1
0.6
6.9
1.8
l実質GDP * 成長率
単位:%
*GDP=国内総生産
(注)日本は年度、他は暦年
単位:%
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りません。本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。
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