＜校長室だより＞新潟市立小須戸中学校金山光宏平成２６年１２月２２日（月）第１３号行不由径行くに小道によらず＜論語＞ ※ 小須戸中学校体育館に書額が掲げられています。全校集会の話（ 12月 22日）冬休みを明日に控えて、先ほど、新しい生徒会役員の任命式を行いました。この機会に、生徒会活動の意味、生徒会活動がなぜに大切なのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。◆私が、生徒会活動は実に意味があると思う理由は次の３点です。①中学校は皆さんが「大人になるところ」だから、②自分たちで創り上げてこそ｢居心地のよい学校」となると考えるから、 ③ 「誇りある母校の存在」はこれからの皆さんの人生の、必ずや大きな支えとなるから。今述べた３つの理由は、私が考えたものです。理由はこれ以外にもたくさん見いだせると思います。では、何でこの３つを理由としたのでしょうか。◆この理由の大本は、生徒手帳にある生徒会の｢目的｣です。生徒会が置かれていることの目的には、画面にあるように３点あります。私が生徒会活動の３つの「意味」を考える大本は、生徒会がなぜに存在するのかという「目的」にあったのです。「目標」から「意味」を導き出すことができます。その関係は次のようになります。 ◆ 生徒会の目的の１つは、「将来のよりよい社会生活を営むための能力を身に付ける」ことにあります。この目的を達成するための生徒会活動を行っていくことは、中学校は皆さんが｢大人になる」ためにあるということとつながります。生徒会の活動をとおして、一人一人が「大人としての振るまい」である判断力・行動力を身に付けられると考えます。◆この理由のところを自分自身の言葉で語り、その大切さを一人一人が意味づけることこそ、生徒会活動には必要なのです。つまりは、この画面でいうと、理由 ① のところに、「目標」につながる活動の意味を、「なぜならば」という「理由」として表現することを一人一人がしてほしいのです。生徒会の目標は３つありますから、それぞれの｢目標｣に関連した生徒会活動の「意味」を３つ、述べられるようにしてほしいのです。ここまで述べてきたことは、今年度の生徒会誌「暁」の巻頭言としてまとめ、先日、原稿を提出しました。「暁」が発行されたときには、一人一人が自分なりの３つの理由を述べられるようになっているととても嬉しく思います。夏休み明けから、今日まで、皆さんは本当にたくさんの活動を行ってきましたし、十分な成果や結果も残してきました。本当によく頑張りました。冬休み明け、また、皆さんが元気に登校してくるのを待っています。