【合否に関係のない勉強はしない】久留米自習室代表の平です。私は、大学卒業後、高校の数学教師を 2 年勤め、その後は 20 年以上、受験指導を続けてきました。独立し、平成 25 年 7 月に、久留米自習室を立ち上げました。小学生・中学生・高校生・高卒生の受験指導を行っています。よく、「福岡県の教育水準は低い」とか、「福岡県の学生の平均点は低い」と言われます。しかし、福岡県の学生の勉強時間は、他県の生徒たちに劣ってはいません。私は、熊本で 2 年、宮崎や佐賀などでも 1 年近く指導してきましたので、よくわかります。福岡県の学生たちは、他県の学生と同じぐらい努力をしています。ただ、「努力してはいけないものばかり、努力している」だけなのです。例えば、平成 26 年に、久留米自習室から佐賀大学文系に合格した久留米高校生は、センター試験の古文の点数は 0 点でした。前年の古文が難しすぎたので、捨てたのです。平成 25 年に、久留米自習室からその生徒の高校の先輩が、センター試験の古文は 5 点で、公立の北九州市立大学文系や立命館アジア大学に合格しています。立命館アジア大学と言えば、九州地方だけでなく、中国地方や四国地方などの私立大学の中では、最も難しい大学だと思います。ちなみに、平成 26 年に久留米自習室から東京大学文科Ⅱ類に合格した久留米附設の生徒は、センター試験の古文は、たったの 32 点です。日本において、最高レベルの古文の力を持った受験生でも、40 点、50 点取るのが不可能だったのが、センター受験の古文という事です。もっと言いますと、平成 27 年に久留米自習室から大阪大学工学部に合格した久留米附設の生徒は、センター試験の古文は、29 点です。大阪大学も、九州大学ぐらいの難しさがありますね？私は教え子たちが合格するように、「センターは国語を勉強するな！」という事を指示しています。学校で勉強している内容だけをしっかりやっていれば、29 点や 32 点ぐらいは取れます。それを知らない人がいます。福岡県には沢山います。合格できない生徒は、学校の国語の授業を無視して、学校を下校してから国語の教材を買って勉強するなど、時間とお金の無駄をしています。中学受験も高校受験もそうですが、「合否に関係のないもの」を勉強している時間はありません。「合否に関係のあるもの」だけを優先的に勉強する事です。