様式 平成25年度 学校評価報告書 学校名 桑名西高等学校 (1)学校経営の改革方針における今年度の重点取組についての評価結果 学力向上と進路希望実現を全 教職員で支援する体制の確立 項目 心 身ともにたく ましく、他 者へ の共感ができる生徒の育成 情報共有と 組織力向上 行動計画の目標・評価方法 達成状況・評価結果 具体的取組に関する成果や課題 (1)授業公開週間と相互授業見学は予定 (1)授業見学を通して相互に学び合う体制はでき (1)授業力・学力向上 た。授業力向上に向けて、授業見学に代わる新 通り実施。新教育課程の指導法につい ・ 授業一般公開週間と相互授業見学 たな方法の模索も必要と思われる。 ては、各教科検討中。 ・ 新教育課程の指導法検討 (2)文章指導及び職員研修は予定どおり (2)2年次から希望校を見据えた学習計画を立て (2)進路希望実現支援体制の確立 させる必要がある。進路指導を誰もができるよ 実施。「総学」及び進路行事の内容の ・ 「総合的な学習の時間」および進路行事 うにするために、体系化することに加え、「総 改善を図った。 の内容改善 合的な学習の時間」の理念を職員間で確認して 「修学クラス」については初年度以来の ・ 文章指導研修 1 回、添削指導2回 いく必要がある。修学クラスの運営について 総括資料を整理した。また、同様な取 ・ 「働くルールブック」等の活用 は、一定の流れが確立されている。しかし、進 り組みをしている他校を訪問し、本校 ・ 「修学クラス」の検証と効果的な指導の 路指導部や「総合的な学習の時間」との連携に の取り組み方との比較検討をした。 検討 ついては、改善の余地があると思われる。 (1) たくましい生徒の育成 (1)挨拶、言葉使いは、毎朝の昇降口指導、 (1) 挨拶・言葉遣い、頭髪服装、交通安全指導に ついては、今後も全職員で根気強く取り組ん ・全教職員による挨拶・言葉遣い・頭髪・服 月 1 回程度の全職員による登下校指導 でいく必要がある。 装指導。交通安全、交通マナーの徹底。清 等で成果が出た。交通安全・マナーは 掃の徹底、環境美化。 随時生徒に呼びかけた。保健講演会は (2)授業、部活動、学校行事をとおして、1年次 から、幅広い経験をさせ、努力や挑戦すること ・教育相談の充実。保健講演会の実施。 「デートDV」をテーマに実施した。 で得る達成感を体感させる。生徒会執行部や代 ・生徒主体の学校行事や委員会活動 生徒会執行部と代議員が連携し、新企 議員の活動とともに、各委員会も活性化させ、 (2)他者への共感ができる生徒の育成 画を行事に取り入れた。 より多くの生徒が自ら企画・運営する機会を増 ・ 図書館利用促進のための環境整備 (2)図書館内案内図の作成、小論文コーナ やしていく。さまざまな角度から他者との関わ ・ 新入生に対する人権アンケート。人権に ーの設置など、環境整備を行った。 りを考えさせることができるよう、全校人権講 関する公開授業および人権教育推進協 人権アンケート、全校人権講話、各学 話や各学年の人権教育を充実させていく。 議会との連携 年人権学習などを通して、人権教育を 推進した。 (1)情報共有と組織力の向上 (1)会議内容の事前デスクネッツ提示、校 (1)デスクネッツ活用や校務の効率化は継続して 「デスクネッツ」の有効活用、校内組織や担 内組織の見直しで効率化は進んだが、 いく。総勤務時間の縮減のためには、部活動指 当業務の見直し、会議の効率化による組織力 過重労働の防止や総勤務時間の縮減に 導等のあり方も含めて検討する必要がある。 は至らなかった。 の向上。過重労働防止、総勤務時間縮減。 (2)組織の状態の評価結果 アセスメントから明らかになった状況 強み ・生徒の学校満足度アンケートでは、「安心して学習することができる」に対して、これまでと同様の高い満足度結果を得られている。 ・日々の指導や「総合的な学習の時間」の取り組みによって、生徒の挨拶・会話や作文などに向上が見られ、一定の成果を上げている。 弱み ・職員数が多く、居室が分かれているため、分掌や教科を越えて、職員が横断的に教育課題について話し合う機会が限られてしまっている。 ・デスクネッツの利用、組織改編、校内研修会の実施などで組織力向上に向けての取り組みは進みつつあるが、多忙化の解消には至っていない。 (3)学校関係者評価委員会の実施状況 学校関係者評価委員会の実施内容等 <実施回数> 2 回 実施内容 7/18 学校経営の改革方針についての説明 桑名西高校の学校教育全般にわたる意見交換 3/3 25年度総括 学校評価および桑名西高校の学校教育全般にわたる意見交換 (4)学校関係者による評価結果 関係者評価 学校関係者評価から明らかになった改善課題 ・地道な指導を確実に行っている。今後も日々の地道な指導を継続していってほしい。 ・就職から進学まで、幅広い進路希望に対応している。また、地元大学に進学し、地元で就職するという傾向が強いが、それが桑名西高校の特色であり、よ いことである。今後もそれを生かしていくとよいと思う。 (5)組織力向上のための取組(改善策) 次 年 度 に 向 け た 取 組 ・授業改善、指導力向上に継続して取り組む。そのために、授業公開や教科会での指導法検討を継続して行う。また、進路指導、人権教育、生徒理解、 防災など、多様なテーマについての校内教職員研修を計画的に実施するとともに、校外研修に参加を促す。 ・生徒の進路希望実現を組織的に支援するため、教務部と進路指導部の連携を強め、データ分析しながら、教育課程や進路指導内容・方法を改善し、 全教職員が情報共有していく。 ・各種会議やオフサイトミーティング等で、桑名西高校に対する情報や認識を共有し、教職員の相互理解と意思疎通を深める。
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