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公
学
1
校
名
募
対
宮
城
象
県
校
黒
川
紹
高
介
等
学
校
本校が目指す教育活動や具体的な取組
本校は地域に根差した伝統校であり,今年で創立116年目を迎えました。学科改編によ
り,平成22年度から従来の普通科(2)に加えて,機械科(2),電子工学科(1),環境
技術科(1)の6クラス編成の高校となりました。
平成20年度より「黒高マイスクール宣言」を内外に発信し,社会で求められる基本的な
生活態度の定着と規範意識の徹底を図るとともに,授業改善に努め,基礎・基本の定着と発
信力の育成に取り組んできました。登校時のあいさつ運動や朝読書を全校で展開しているほ
か,定期的に頭髪指導や清掃美化活動等を実施しており,落ち着いた学習環境が保たれてい
ます。昨年度は目標としてきた「年間出席率98%以上」を達成し,遅刻者や中途退学者も
激減し,生徒は明るく元気に学校生活を送っています。
県の学習状況調査の結果を見ても,家庭学習時間を確保している割合が増加傾向にあり,
英数国いずれの平均正答率も確実に向上しています。英語検定や漢字検定,情報や工業系の
資格取得にも力を入れており,成果も現れています。
部活動も活発であり,運動部では今年度,ウエイトリフティング部が東北大会・インター
ハイに,陸上競技部が東北大会に進出しています。文化部ではロボット研究部が連続して全
国ロボット競技大会や全国ロボット相撲大会に出場しています。
卒業生の進路は,就職と進学の割合がほぼ2対1となっています。就職先は管内及び仙台
市内の企業がほとんどを占めていますが,国家公務員や宮城県職員,市町村職員等にも複数
の合格者を出しています。進学では大学・短大と専門学校がほぼ同数を占め,宮城大のほか,
東北学院大や宮城学院女子大など在仙の大学や専門学校への進学が多くなっています。
本校では,生徒を10年後の社会で中心的役割を担う人物に育成するために,以下
の事項に重点的に取り組んでいます。
①
わかる授業・生徒の学習意欲を高める授業実践と発信力の育成
基礎基本の定着のために,わかる授業・生徒の学習意欲を高める授業を実践す
ることはもちろんですが,生徒が活動する場面や考える場面を増やして発信力の
育成に努めています。県の「授業力向上支援事業」「学校自主研修事業」の指定を
受けており,積極的に授業研究に取り組むとともに,県外先進校の視察等によっ
て本校に適した授業研究・授業実践の方法を探り,組織的に授業力向上に努めて
いきたいと考えます。
②
体系的・継続的なキャリア教育実践のための「総合的な学習の時間」の充実
普通科においては,「総合的な学習の時間」を活用し,自己の適性を理解し広く
職業や学問に接する機会をもつことにより,自己を生かせるよりよい生き方,職
業や進路の選択,地域社会における自己の役割を自覚させ,社会を支える人材の
育成に当たりたいと考えています。県の「高等学校『志教育』推進事業~普通科
におけるキャリア教育研究推進校」の指定を受けており,3年間を見とおした体
系的・継続的なキャリア教育をさらに推進したいと考えます。
2
募集する教員の教科等
①②とも,教科・科目は問いません。
3
異動を希望する教員への期待
①では,教科指導力があり「授業力向上」に強い意欲と熱意をもつ人材を求めます。
②では,「総合的な学習の時間」の充実に寄与できる経験豊富な人材を求めます。
職員全体で物事を成し遂げようとする気概と協調性があり,「生徒の内面に寄り添う
教育相談的なアプローチが生徒の成長につながる」と考える教員を求めます。