【企業レポート、本日の予定など】投資判断の定義は 3

ストラテジーを読みやすく、明快に!
2015 年 12 月 29 日
東海東京調査センター
投資調査部
3004
【企業レポート、本日の予定など】投資判断の定義は 3 ページ
経済指標: 10 月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数
(括弧内は前日比ないし前日値)
●週明け 28 日の米国株は主要 3 指数共に下落。新規材料
難の中、原油価格の下落を嫌気した模様。シカゴ日経平均
先物は大阪市場比 40 円安。
●昨日の日経平均は 6 営業日ぶりに反発。受け渡しベース
で 2016 年入りしたことや、最近の株安から押し目買いが入っ
た。しかし、東証 1 部の売買代金は 1 兆 5433 億円と今年最
低の水準。
●また、朝方に発表された 11 月の商業動態統計では、暖冬
などを理由に小売売上高が市場予想を下回った。引け後に
は、しまむら(8227)が冬物衣料の不調を理由に業績の下方
修正を発表するなど、暖冬にやや気がかりな面も見られた。
気温とは裏腹に投資家心理は温まりにくくなっている。
●本日の参考銘柄は、労働需給が逼迫し良好な業界環境が
見込まれる人材関連株の中から、今・来期共に 2 ケタの増益
が予想される JACR(2124)と、テンプHD(2181)を選んだ。
(武井)
<内 外 株 式 ・ 金 利 ・ 為 替 ・ 商品 >
日 経 平 均
18,873.35 (
104.29 ) N
T O P IX
1,529.22
13.03 ) S
予 想 P ER
16.55倍 (
16.41倍 ) ナ ス ダ ッ ク
実 績 P BR
1.29倍 (
1.28倍 ) 半 導 体 指 数
予 想 利 回り
1.84% (
1.85% ) N Y 出 来 高 61,483万株 ( 22,175万株 )
(
Y
ダ
ウ
17,528.27 ( ▲ 23.90 )
P 5 0 0
2,056.50 (
5,040.985 ( ▲ 7.507 )
671.752
売 買 代 金 15,433億円 ( 16,049億円 ) C M E 日 経
騰 落 レ シオ
77.3% (
JQ平均
2,610.52 (
マザーズ
861.99 (
REIT
1,744.44 (
10
年
債
76.6% ) 米
N Y ド ル円
120.39 (
132.11
18,860 (
2.23 (
▲ 0.01 )
合
▲ 94.135 )
34.26 ) S E N S E X
26,034.13 (
195.42 )
パ
43,764.34 (
▲ 250.60 )
B
174.46 (
▲ 1.63 )
1,068.3 (
▲ 7.60 )
36.81
▲ 1.29 )
上
▲ 2.58 ) ボ
海
総
インド
ブラジル
ベ
ス
R
▲ 0.01 ) コメックス金
0.17 ) W T I 原 油
(
▲ 40 )
3,533.779 (
中国
0.270% ( ▲0.010% ) C
NYユーロ円
年
( ▲ 2.642 )
債
45.45 )
10
▲ 4.49 )
(
本日の参考銘柄
ジェイエイシーリクルートメント(2124)
[日足]
12/28 終値
円
1000
899 円
100 株単位
(15/8/20)
964
JACR(日足)
テンプホールディングス(2181)
[日足] 12/28 終値 1821.0 円
2200
(15/12/18)
950
950
円
テンプHD
(日足)
(15/12/7)
2030.0
(15/10/6)
1923.3
(15/8/18)
1923.3
2000
100 株単位
900
1800
850
800
1774.0
(15/12/28)
1600
750
25日移動平均線
755
(15/9/8)
700
1400
千株
685
(15/7/9)
650
600
1000
100日移動平均線
1200
1498.3
(15/9/8)
千株
4000
800
550
3000
1000
600
出来高
500
出来高
2000
400
200
1000
0
15/5/1
15/6/9
15/7/13
15/8/17
15/9/18
15/10/28
0
15/12/3
15/5/1
15/6/9
15/7/13
15/8/17
15/9/18
15/10/28
15/12/3
① 人材業界の準大手で国際関係に強い。弊社では15/12期経常
利益を前期比32%増の35.2億円と、会社計画29.4億円を上
ブレると予想。続く16/12期も同14%増と2ケタの増益が続
く見込み。同社が主体とする中高額年収帯の人材に対する
旺盛な需要が引き続き期待される。
①
人材業界大手。LINEを使ったLINEバイトも育成中。QUICK
コンセンサスは16/3期経常利益を前期比20%増、続く17/3期を
同15%増と2ケタの増益が続くと予想。企業の旺盛な人材
需要に加え、派遣法改正により中長期的には大手寡占化
が進む見込み。人材業界大手の同社がメリット享受へ。
② 弊社の目標株価は、16/12期予想EPSに*PER20倍を乗じた
1240円。
②
株価は相場全体に連れ安しているが、中長期的な業績拡
大期待から、再度年初来高値2030円を目指す展開へ。
連結経常利益
同EPS:
同PER:
連結経常利益
同EPS:
同PER:
15/12 予
15/12 予
15/12 予
35.2 億円
54.8 円
16.4 倍
→
→
→
16/12 予
16/12 予
16/12 予
40.1 億円
61.9 円
14.5 倍
16/3 予
16/3 予
16/3 予
285 億円
73.5 円
24.8 倍
→
→
→
17/3 予
17/3 予
17/3 予
327 億円
85.3 円
21.3 倍
上記チャートは QUICK より弊社作成。業績予想は JACR が弊社予想、テンプHDが QUICK コンセンサス(アナリスト予想の平均)。*PER20 倍は 16 年度
の東証1部人材関連企業の平均予想 PER 約 22 倍から、流動性の低さから 10%ディスカウントした水準。
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日経平均の一目均衡表とストキャスティクス(12 月 28 日)
21000
20946(8/11)
円
(出所:QUICK、東海東京調査センター作成)
日経平均
(日足)
20500
20012
(12/1)
19869
(12/18)
20000
19500
19000
基準線
転換線
19115
(7/9)
18500
抵抗帯の「雲」
上限~下限
18562
(12/15)
18000
17500
17000
16500
100
16901
(9/29)
遅行線
雲上限 19232
雲下限 18430
基準線 19287
転換線 19216
(12/28)
ストキャスティクス(9日、FastとSlow)
%
80
60
40
20.5
19.0
(12/28)
20
0
15.7/1
15.7/23
15.8/13
15.9/3
15.9/29
15.10/21
15.11/12
15.12/4
【投資関連指標(15/12/28)】
平
16.2/10
<海外株式・海外金利・国際商品>
均
18,873.35 (
104.29 ) 東 証 一 部 出 来 高
155,526万株 (
191,288万株
25 日 線 ( カ イ リ 率 )
19,378.65 (
▲2.6% ) 東 証 二 部 出 来 高
15,196万株 (
18,978万株
) S
種
2,056.50 (
▲ 4.49 )
100 日 線 ( カ イ リ 率 )
19,029.74 (
▲0.8% ) 店 頭 出 来 高
13,955万株 (
17,156万株
) N A S D A Q
5,040.985 (
▲ 7.507 )
200日線(カイリ率)
19506.90 (
▲3.2% )
4勝8敗
日 経 平 均 先 物
18,900 (
日
経
16.1/20
(括弧内は前日比ないし前日値)
< 国 内 株 式 ・ 国 内 金 利 ・ 内 外 為 替 >
日
15.12/28
経
) N Y ダ ウ 工 業株
P
500
61,483 (
▲ 23.90 )
(
3勝9敗
) N Y 出
77.3% (
76.6%
) 英 国 F T 100 休場
ストキャスティクス(F)
19.00% (
19.34%
) 独 D A X 指 数
10,653.91 (
▲ 73.73 )
20.48% (
23.51%
サイコロジカルライン
180 ) 騰 落 レ シ オ
来 高
17,528.27 (
(
39,308 )
---
)
300
307.95 (
2.40 )
T O P I X
1,529.22 (
13.03 )
ストキャスティクス(S)
) 香 港 ハ ン セ ン
21,919.62 (
▲ 218.51 )
大 型 株 指 数
1,422.22 (
10.78 )
10年国債利回り
0.270 (
▲ 0.010 ) 韓 国 総 合 株 指 数
1,964.06 (
▲ 26.59 )
中 型 株 指 数
1,830.94 (
15.93 ) 債券先物(中心)
149.03 (
0.100 ) 米 10 年 物 国 債
2.23 (
▲ 0.01 )
小 型 株 指 数
2,642.02 (
37.26 )
0.073 (
0.000 ) 米 F F レ ー ト
0.3500 (
0.0300 )
日 経 500 種 平 均
1,728.44 (
4.65 )
米TB3カ 月物
0.190 (
0.000 )
全 銘 柄 単 純 平均
3,018.96 (
23.66 )
1,068.30 (
▲ 7.60 )
東 証 二 部 指 数
4,648.85 (
56.45 )
日経ジャスダック平均
2,610.52 (
45.45 ) $/EUR(
無担保コール(速報)
¥/$ (東 京)
同
(N Y)
N
Y
)
120.57 (
0.25 )
コメックス金
120.39 (
▲ 0.01 ) W T I ( 期 近 )
36.81 (
▲ 1.29 )
1.0969 (
0.0006 ) C R B 指 数
174.46 (
▲ 1.63 )
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【レーティングの定義】
投資判断の定義
Outperform
Neutral
Underperform
NR
今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して 15%以上上回るとアナリストが予想
今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して±15%未満とアナリストが予想
今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して 15%以上下回るとアナリストが予想
レーティング、目標株価を付与せず
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このレポートは、東海東京調査センター(以下「弊社」)が作成し、弊社の許諾を受けた証券会社、及び情報
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レーティングの表記は、TOPIX に対して Outperform、Neutral、Underperform の 3 段階で区分表記していま
す。また、レーティングが無い場合は「NR」と表記しています。対象期間は、投資評価が付与された日を起点と
して、6 ヵ月程度を想定しております。アナリストがレポートにおいて企業の目標株価に言及した場合、その目標
株価はアナリストによる当該企業の業績予想に基づくもので、期間は 6 ヵ月程度を想定しております。実際の
株価は、当該企業の業績動向や、当該企業に関わる市場や経済環境などのリスク要因により、目標株価に達
しない可能性があります。
このレポートで述べられている見解は、当該証券又は発行会社に関する執筆者の意見を正確に反映したも
のです。執筆者の過去、現在そして将来の報酬のいかなる部分も、直接、間接を問わず、このレポートの投資
判断や記述内容に関連するものではありません。
弊社は、このレポートを含め、経済・金融・証券等に関する各種情報を作成し、東海東京証券に提供すること
を主たる事業内容としており、弊社の収入は主に東海東京証券から得ております。
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【金融商品取引法に基づく留意事項】
このレポートは、東海東京調査センターが作成し、東海東京証券株式会社が許諾を受けて提供いたして
おります。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
金融商品取引法に基づきお客様にご留意いただきたい事項を以下に記載させていただきます
東海東京証券の概要
商 号 等 : 東海東京証券株式会社
金融商品取引業者
東海財務局長(金商)第140号
加入協会 : 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融
商品取引業協会
リスクについて
◎ 国内外の金融商品取引所に上場されている有価証券(上場有価証券等)の売買等にあたって
は、株式相場、金利水準等の変動や、投資信託、投資証券、受益証券発行信託の受益証券
等の裏付けとなっている株式、債券、投資信託、不動産、商品等(裏付け資産)の価格や評価
額の変動に伴い、上場有価証券等の価格等が変動することによって損失が生じるおそれがあり
ます。
◎ 上場有価証券等の発行者等の業務や財産の状況等に変化が生じた場合や、裏付け資産の発
行者等の業務や財産の状況等に変化が生じた場合、上場有価証券等の価格が変動すること
によって損失が生じるおそれがあります。
◎ 新株予約権、取得請求権等が付された上場有価証券等については、これらの権利を行使でき
る期間に制限がありますのでご留意ください。
◎ 上場有価証券等が外国証券である場合、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化することに
より、為替相場が円高になる過程では外国証券を円貨換算した価値は下落し、逆に円安になる
過程では外国証券を円貨換算した価値は上昇することになります。したがって、為替相場の状
況によっては為替差損が生じるおそれがあります。
※ 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である場合
には、その最終的な裏付け資産を含みます。
※ 新規公開株式、新規公開の投資証券及び非上場債券等についても、上記と同様のリスクがあり
ます。
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手数料等諸費用について
Ⅰ 国内の金融商品取引所に上場されている有価証券等
国内の取引所金融商品市場における上場有価証券等の売買等についてお支払いいただく委託手数料
等は、次の通りです。
(1)国内の金融商品取引所に上場されている株券等(新株予約権付社債券を除く。)
委託手数料の上限は、約定代金の1.242%(税込)になります。
(2) 国内の金融商品取引所に上場されている新株予約権付社債券等
委託手数料の上限は、約定代金の1.08%(税込)になります。
※上記金額が2,700円(税込)に満たない場合には、2,700円(税込)になります。
Ⅱ 外国金融商品市場等に上場されている株券等
外国株券等(外国の預託証券、投資信託等を含みます。)の取引には、国内の取引所金融商品市場に
おける外国株券等の売買等のほか、外国金融商品市場等における委託取引と国内店頭取引の2通りの
方法があります。
(1) 外国金融商品市場等における委託取引
① 国内取次ぎ手数料
国内取次ぎ手数料が約定代金に対して掛ります。
当該手数料の上限は、約定代金の1.404%(税込)になります。
② 外国金融商品市場等における委託手数料等
外国株券等の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における委託手数料及び公租公
課その他の諸費用が発生します。当該諸費用は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて
決定されますので、本書面上その金額等をあらかじめ記載することはできません。
(2) 国内店頭取引
お客様に提示する売り・買い参考価格は、直近の外国金融商品市場等における取引価格等を基
準に合理的かつ適正な方法で算出した社内価格を仲値として、仲値と売り・買い参考価格との差
がそれぞれ原則として2.75%(手数料相当額)となるように設定したものです。当該参考価格には
手数料相当額が含まれているため、別途手数料は頂戴いたしません。
※ 外国株券等の売買等にあたり、円貨と外貨を交換する際の為替レートは、外国為替市場の動
向をふまえて当社が決定した為替レートによるものといたします。
Ⅲ その他
募集、売出し又は相対取引の場合は、購入対価をお支払いいただきます。また、お客様との合意に基づ
き、別途手数料をいただくことがあります。
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