色の３原色下にたくさんの色があります。ほとんどの色は２つ以上の色をまぜることによってつくることができます。しかし，３つの色だけはどの色をまぜてもつくることができません。その色は… あかあおきいろこの３色を色科の３原色といいます。３原色を組み合わせることによってほとんどの色をつくりだすことができます。たとえば，あかときいろを組み合わせるとだいだい色になります。あかとあおを組み合わせるとむらさき色になります。あおときいろを組み合わせるとみどり色になります。あか，あお，きいろの３つの色を組み合わせると黒に近い色になります。ちなみに… 光の３原色光においても３原色があります。光の３原色は色料の場合と異なって，あか，あお，みどりの３色で，それぞれの色を組み合わせると明るくなっていきます。したがって，あか，あお，みどりの３色の光を組み合わせると白色の光になります。色相環色（有彩色）は，あか，き，あおなどの色み別に分けることができます。この色みのことを色相といいます。各色相で最も鮮やかな色をその色相の純色といい，この色相を色相順に円形に並べたものを色相環と呼んでいます。きみのだいだいきちなみに，白や黒は色みをもたない色で無彩色といいます。あおむらさきあお何色になるかな？きいろとみどりをまぜると何色になるかな？正解ですきみどり色になります！あかとしろをまぜると何色になるかな？正解ですもも色（ピンク）になります！このように，２つ以上の色を組み合わせることによってたくさんの色をつくることができます。また，片方の色の量を多くしたり水の量を多くしたりすることによって，色に微妙な違いをだすことができます。みんなもたくさんの色を使って、いろんな色をつくってみよう！