第6回 美容薬学検定試験 解答・解説

第6回
美容薬学検定試験
解答・解説
よって陰イオン・陽イオンで打ち消しあい、殺菌消毒効果が“弱くなる”ので、
同時併用できません。
問 1
2
問15
2
問29
5
問43
1
問57
1
問 2
1
問16
1
問30
3
問44
3
問58
3
問 3
4
問17
3
問31
1
問45
2
問59
2
るよう、メークの仕上げに用いる粉白粉を総称してフェイスパウダーと呼んでお
問 4
5
問18
2
問32
3
問46
3
問60
2
り、タルク(含水ケイ酸マグネシウム)やシリカ(二酸化ケイ素)などが用いら
問 5
1
問19
4
問33
4
問47
2
問61
2
問 6
4
問20
4
問34
5
問48
4
問62
4
問 7
3
問21
4
問35
2
問49
1
問63
1
問 8
4
問22
3
問36
5
問50
5
問64
5
「カルシウムやマグネシウムを炭酸カルシウム(CaCO3)に換算し、その炭酸カ
問 9
1
問23
5
問37
4
問51
5
問65
5
ルシウムが水にどの程度含まれているか数値化したものを硬度(こうど)といい、
問10
5
問24
1
問38
3
問52
3
問66
4
問11
2
問25
5
問39
2
問53
4
問67
5
問12
4
問26
3
問40
3
問54
1
問68
2
問13
1
問27
1
問41
4
問55
2
問69
3
問14
5
問28
4
問42
5
問56
4
問70
1
<問36>~<問38>:全文
「ファンデーションを落ち着かせて化粧崩れを防ぎ、お肌を立体的にキレイに見せ
こなおしろい
おしろい
おしろい
れている。白粉(パウダー)を押し固めて作った固形の白粉のことをプレストパ
ウダーというのに対し、粉状のままのものをルースパウダーという。」
<問39>~<問41>:全文
すす
それが低い水を軟水(なんすい)とよんでいる。洗剤(石けん)を使用し、濯い
でも肌や髪に残る石けんカスは肌や髪のトラブルの原因になるが、使用する水が
硬水(こうすい)であるほど石けんカスが残り、肌などのトラブルを招く。」
<問57>
クルクミンは、ショウガ科に属する多年草の植物「ウコン」に含まれる有効成分
の一つでカレー粉やマスタードの黄色の色素成分です。胆汁の分泌を活発にする
働きがあり、肝機能を強化して肝機能障害に有効な成分として期待されています。
<問21>~<問23>:全文
ぼうすい
もうようたい
<問58>
「眼に栄養素を運び、老廃物を洗い流すのが房水である。毛様体で作られて分泌さ
亜鉛は、すい臓から分泌されるインスリンの生合成に必須の元素であり、不足す
ると味覚障害を起こしやすくなります。
れ、水晶体や角膜などに栄養分を供給したあと、シュレム管という排出口から排
出される。」
<問26>
<問59>
メリロートは、含有成分のクマリンは、血液やリンパ液の流れをスムーズにして
血液凝固を防いだり、血行を良くして冷え性を改善します。また、水分が細胞に
UV-B波(紫外線B波)はA波ほど皮膚の奥までは届かないものの、長く当た
とどまるのを防ぐことにより、手足の、特に下半身のむくみを取るといった効果
ると皮膚が赤く炎症を起こし、ヒリヒリと痛みます。これがサンバーンです。
が期待されています。
おうとつ
<問27>
皮膚の表面に波打つようにできたシワの凹凸(オレンジの皮のようにでこぼこし
たもの)をセルライトと呼んでいます。血行不良が原因で厚い脂肪の層が作られ
るので、やせにくくなる原因にもなります。ある程度、進行しないと表面には現
れず、実際には初期のものが皮下内部に作られていることもあります。
<問28>
緊張した時の冷や汗は、わきの下やへそ周りにあるエクリン汗腺から出ます。塩
分をほとんど含まないので、皮膚の菌が繁殖しやすい(殺菌されにくい)。
<問30>
石けん(普通石鹸)は、水に溶けたときに、親水基の部分が陰イオンに電離する
界面活性剤です。塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムあるいは塩化セチ
ルピリジニウムなどの陽イオン性界面活性剤は、石けん(普通石鹸)との混合に
こうかく
<問60>
グルコサミンは、カニ、エビなどの甲殻類の外皮を形成するキチン質に含まれ、
じんたい
人の身体における軟骨や靱帯にも、もともと存在しています。ヒザや足首の関節
等において軟骨が伸び縮みの役割を果たすプロテオグリカンという物質の生成に
欠かせない成分です。
以 上