秋田市第四次収納支援システム構築業者選定実施要項 平成23年6月13日 部 長 決 裁 (趣旨) 第1条 この要項は、市税徴収および滞納整理に関する収納支援システム(以下「本 件システム」という。)を平成23年度において更新し、および導入するに当たり、 本件システムのパッケージ導入業務および最適化のための加工業務、保守運用業 務、使用機器の導入業等(以下「本件構築業務」という。)について、包括的パッ ケージとしてこれを受託できる者(以下「受託者」という。)を選定するため、秋 田市企画財政部業務委託等業者選定要領第7条の規定に基づき、必要な事項を定 めるものとする。 (更新および導入の目的) 第2条 本件システムについては、市税の徴収管理および滞納整理業務を円滑に実 施するため、これまで原則として5年周期のリース契約により更新および導入を 行ってきたものであり、市税の賦課収納情報の管理機能および各種帳票作成を含 めた滞納整理機能について、一層の効率化を図ることを主な目的として、前回と 同じく、5年間のリース契約による受託者の選定を行うこととする。 (本件構築業務の詳細) 第3条 この要項に基づく本件構築業務の具体的な内容については、次のとおりと する。 (1) 本件システムのパッケージ導入に関すること。 (2) 本件システムの秋田市向け最適化(カスタマイズ)作業に関すること。 (3) 住民記録情報データベース等、秋田市で稼動している大型汎用コンピュータ ・システム(ACOS4)からのデータコンバートに関すること。 (4) 秋田市行政情報ネットワーク・システムとの調整に関すること。 (5) 本件システムの運用、保守に関すること。 (6) 既存データの移行作業(セットアップ)に関すること。 (7) 本件システムに適合するスペックの機器の導入および点検保守に関すること。 1 (受託者の形態) 第4条 受託者は、単独で本件構築業務を受託できる市内業者又は市内業者を含む 企業団体(コンソーシアム)でなければならない。 2 前項による企業団体を組織する場合は、秋田市との委託契約において窓口とな る代表企業を自ら選出することとする。 (受託者の選定要件) 第5条 本件システムの更新および導入に当たっては、既存のシステムからの円滑 な移行、徴収管理および滞納折衝業務の効率化を図るため、次の各号に掲げる要 件を全て満たす受託者の中から選定するものとする。この場合において、受託者 が企業団体の場合における第1号から第5号までの要件については、代表企業を 含むいずれかの参加企業が該当していれば要件を満たすものとする。 (1) 秋田市又は同程度の行政規模(人口30万人以上)の自治体において、市税徴 収・滞納整理システムの納入実績があること、又は使用に十分耐え得ることを 客観的に証明できるシステムを有すること。 (2) 業務の種類を問わず、秋田市又は同程度の行政規模の自治体に対して、過去 5年間に新規又は継続してシステム導入の実績があること。 (3) 秋田市で運用している大型汎用コンピュータ・システム(ACOS4)と同 系列のOSにより稼動するシステムから、データ・コンバートを行う環境が整 っていること。 (4) 日本電気株式会社で保有する外字(JIPS78)に対応していること。 (5) 秋田市内に、閉庁日を含めて定常的かつ迅速なシステムの保守業務を行うこ とができる営業所(秋田市の許可を得て二次委託を行う場合は、その受託業者 の同一条件を満たす営業所)を有すること。 (6) 財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)から個人情報保護に関する プライバシー・マークの認証を受けており、かつ、秋田市個人情報保護条例(平 成17年3月23日条例第11号)を順守することについて誓約できること。 (7) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこ と。 (8) 国および秋田市を含む地方公共団体から、現に入札参加資格停止等の処分を 受けていないこと。 (受託者の選定方法) 第6条 本件構築業務の受託者の選定は、公募型プロポーザル・コンペティション 方式により行う。 2 (留意事項) 第7条 業者選定に当たっては、次項から第4項までに定める事項に留意し、公正 かつ適正な執行を図ることとする。 2 受託者は、業務の信頼性および確実性確保の観点から、プレゼンテーション実 施に当たり、次の各号に定める事項について明記した本件システムの仕様書を作 成し、秋田市に提供するものとする。 (1) 本件システムの目的および対象に関すること。 (2) 本件システムの履行場所に関すること。 (3) 本件システムの構築期間等のスケジュールに関すること。 (4) 本件システムの操作方法等に関すること。 (5) データ移行等の必要な事前準備に関すること。 (6) 本件システム構築の作業従事者名簿等に関すること。 (7) 外字への対応に関すること。 (8) 大型汎用機システムによる住民記録システムおよび各市税の課税システムと のデータ連携に関すること。 (9) 国民健康保険税の滞納管理システムとのデータ連携に関すること。 3 業者の選定に当たり、別に定める規定に基づき、「秋田市第四次収納支援システ ム構築業者選定委員会(以下「委員会」という。)」を設置するものとする。 4 業者の選定に係る審議内容その他の必要な事項については、委員会において決 定する。 附 則 この要項は、平成23年6月13日から施行する。 3
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