萩市役所第3駐車場管理業務仕様書

萩市役所第3駐車場管理業務仕様書
1.概要
市役所第3駐車場の有料化に伴い、市民等が利用しやすい駐車場の運営を行うため、適正な
管理を図ることを条件に機器の設置及び日常の駐車場運営管理業務を実施するもの。
2.業務を委託する施設の概要
(1) 施設の概要
名
称
:
萩市役所
住
所
:
山口県萩市大字江向字河添沖田 525 番地 1
利用台数
:
1 日 200 台前後(推定)
営業時間
:
24 時間 365 日
収容台数
:
110 台
形
:
屋外平面駐車場
態
第3駐車場
(2) 施設の使用時間
24 時間
365 日
※ただし、市のイベント事業には有料運営を行わない。
(3) 料金設定
3 時間まで
310 円
4 時間まで
410 円
4 時間超え
520 円(24 時間以降は 520 円加算)
3.委託期間
(1) 管理委託及び機器レンタル期間
平成 27 年 6 月 1 日から平成 30 年 5 月 30 日(3 年間)
(2) 機器据付期限
平成 27 年 5 月 30 日
4.管理委託する業務
(1) 「5 管理機器等の仕様」 に定める条件をみたした管理機器等の設置及び管理。受託者が整
備した管理機器等の保守及び修理等に係る経費は、全て受託者の負担とし、管理機器等によ
る事故等は全て受託者の責任範囲とする。駐車券等の消耗品補充回収及び在庫管理並びに必
要に応じての発注手配も全て受託者で管理を行うこと。
(2) 24 時間体制で駐車場内において発生した機器トラブル、事故、苦情等の対応。
(3) 駐車券機器等の保守点検及び維持修繕。なお保守点検内容は次の事項を最低基準とすること。
・ 駐車場機器メ-カ-の専門技術員による年 2 回以上の定期点検を実施することとし、 点
検、測定したデ-タの記録を行うこと。
・ 24時間 365 日の緊急修理対応可能であること。
・ 故障等による部品交換は受託者の負担とすること。
・ 採用する駐車場機器メ-カ-は、当該駐車場から 1 時間の場所に本社または支店・営業所
があるメ-カ-を選択すること。
(4) 駐車場管理における本市への助言
(5) パスカ-ドの紛失者等のパスカ-ドの有効・無効処理
(6) 使用料の徴収入及び収納事務。使用料は適時精算機から徴収し、月毎に精査・集計し、差異
がないことを確認の上、翌月 10 日(閉庁日を除く)以内に本市に報告すること。報告後、市
が発行する納付書により月末までに入金すること。なお入金に要する手数料等の費用は受託
者の負担とする。また、つり銭の準備・管理についても受託者の負担とする。
(7) その他駐車場管理に必要な事項
5.管理機器等の仕様
(1)
設置機器構成
設置機器等名称
必要台数
発券機
1台
出口精算機
1台
入出場ゲ-ト及びバ-受け
2式
入口表示灯・出庫注意灯
発券機・出口精算機保護屋根
各1台
2台
※上記以外の機器等の設置は提案書で提案すること。
(2)
設置機器に備えるべき技術要件
(ア) 発券機
・屋外対応機器であること
・液晶パネルを有し、「月」「日」「時刻」「満車」「空車」の表示、「満車」であるときは音声で
も案内できること。
(イ) 出口清算機
・屋外対応機器であること
・液晶パネルを内蔵し料金精算の案内が行えること。
・インタ-ホン、カメラを備え付け、トラブル等の時は、音声及び画像で対話し遠隔操
作により、ゲ-トの開閉等ができるようにすること。
・駐車券切れ、つり銭切れ等の信号を発信できる通信装置を備え付け、受信先から対応
者に連絡が可能であること。
・磁気不良によるトラブルは、カメラにより駐車券の印字を確認し受信先から(サポ-
トセンタ-等)から出口精算機に入庫時刻を送信し通常の精算を可能とし不正利用を
防止できること。
・駐車券は長手 4 方向であればどの方向に挿入しても読取ができること。
(ウ) 入出場用ゲ-ト及びバ-受け
・ゲ-トのゲートバ-は、クッション材を巻いて事故時の衝撃を緩和できること。
(エ) 入口表示灯・出庫注意灯
・入口表示灯は、内部照明、「満」「空」表示ができること。
・出庫注意灯は回転灯、文字点滅、音で構成すること。
(オ) 発券機・出口精算機用保護屋根
・保護屋根はテントでなく、アルミとポリカ-ボネ-ト部材を使用したものをつけるこ
と。
(カ) 割引認証機
・認証後、設定した時間内に出場しなかった場合、追加料金が発生できるようにするこ
と。
(キ) その他
・当仕様は、最低要件であり、必要に応じて提案すること。
6.管理業務における条件
(1) 駐車券や領収書の用紙切れ及びつり銭切れ等がないように補充すること。
(2) 24 時間 365 日駐車場利用者が駐車場の使用に関してトラブル等が発生した場合に、受託者
と連絡できる体制がとれること。また、状況に応じて 30 分以内に現地に到着し、速やかに
対応できる体制が取れること。
(3) 発券機及び出口精算機は夜間でも操作しやすい照度を確保すること。
(4) )円滑な稼働を図るために定期的な保守を含む適切な保守・メンテナンスを実施するととも
に、発生する修理・事故等にも迅速に対応し速やかな復旧を図ること。
(5) 利用状況をデ-タ管理するとともに、駐車場利用報告書を毎月提出すること。また、事故や
利用者からの苦情等があった場合は、速やかに報告すると共に、適切な処置を講ずること。
軽微な事故等は受託者の判断により適切な措置を講じ駐車場利用報告書に記載して報告す
ること。
(6) 利用者、財物に対する賠償責任保険は、受託者において、損害賠償義務を負った場合に備え、
保険加入すること。なお、受託者は加入する損害保険等を本市に報告すること。
(7) 契約期間の終了時、受託者は自らの費用負担において設置した備品等撤去することを原則と
する。ただし、次の受託者との間で備品等の継続使用について合意し、本市が認めた場合、
それらを撤去せずに次の受託者に引き継ぐことができる。継続使用に係る費用等は、受託者
間で協議するものとする。
7.業務の適正な実施に関する事項
(1) 関係法令の遵守
・受託者は、法律及び条例等の関係法令を遵守すること。
(2) 個人情報の保護
・受託者が管理業務を行うにあたって個人情報を取り扱う場合には、その取扱いに十分留意
し、漏えい、減失、き損の防止その他の個人情報の保護をおこなうこと。
(3) 守秘義務
・受託者は、管理業務を行うに当たって、業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。受託
期間が終了した後も同様とする。
(4) 契約期間が終了する日までの間、別途指示する業務引継書を作成し、次の委託者との間で速
やかに業務を行うこと。
8.契約外の事項
業務の内容及び処理に関する疑義については、必要に応じて市及び受託者双方の協議により
定めるものとする。
9. 見積書(経費内訳書)
企画提案書と併せて下記要件により見積書を提出すること。
・駐車場機器一式の1ヶ月のレンタル料を記載すること。
・機器保守、運営管理、障害対応等の各項目別に 1 ヶ月の経費を記載すること。
・駐車場機器一式のレンタル料金には、機器設置に係る全ての経費を含むこと。
・見積書には、見積もった金額(消費税相当額を含んだ金額)の 108 分の 100 に相当する金
額を記入してください。
・見積書様式は、任意様式により作成すること。