外国語指導業務委託仕様書

外国語指導業務委託仕様書
本仕様書は、藤沢市(以下「委託者」と称す)が労働者派遣契約を締結し委託
する「外国語指導業務委託(以下「業務委託」と称す)について規定し、受託事
業者(以下、「受託者」と称す)との契約の内容等の細則について定めることを
目的とする。
1.
業務内容
業務内容は、次のとおりとする。
(1)英語教育、外国語活動、国際理解教育における指導
(2)指導方法等の研修会への参加、指導
(3)教材・資料作成
(4)教員と指導内容、方法についての事前の打ち合わせ
(5)クラブ活動への参加
(6)昼食時間や放課後を含む生徒との交流活動
(7)試験実施の補助
(8)生徒の個別指導
(9)学校内外での行事運営支援・参加
(10)教授手法等の教員に対する支援
(11)翻訳・通訳の支援
2.
就業場所
就業場所は、藤沢市立学校及び藤沢市教育委員会とする。
3.
外国語講師就業人数
外国語講師の就業人数は15名以上とする。
4.
契約期間
契約期間は、平成29年4月1日から平成30年3月31日までとし、就業
予定延べ日数を2,862日とする。
5.
就業日時
(1)就業日は月曜日から金曜日とし、土曜日、日曜日、国民の休日に関す
る法律に規定する休日、休校日、及び委託者が指定する日は配置しないも
のとする。但し、就業場所において行事等の都合上これらの日に外国語指
導講師の就業を要する場合はこの限りではない。
(2)就業時間は、午前8時30分から午後5時00分の間で、1日6時間
以内、1週29時間以内とする。
(3)上記5.(1)(2)の詳細は、委託者受託者協議・合意の上、別途定
めるものとする。
(4)委託者が、上記5.
(1)
(2)
(3)で規定した就業日時以外に外国語
指導講師の就業を要する場合、追加就業日時分の追加派遣料を支払うか、
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予定された就業日時の中で振り替えることができる。
6.
外国語指導講師の要件
外国語指導講師は、次の条件をすべて満たす者とする。
① 業務を実施するにあたり所持すべき有効かつ適正な種別の就労査証を有す
ること。
② 英語を第一言語または通常使用言語とし、かつ中学校の教科書において扱
われる現代の標準的な発音で指導できること。
③ 大学以上の教育機関を卒業、又は同程度以上の能力を有すること。
④ 英語及び外国語活動の指導に確かな指導力と情熱を有し、業務の実施に必
要な水準の教授技術を有していること。
⑤ 日本の教育制度及び学習指導要領を理解していること。
⑥ 日本の教育機関で英語を教えるための研修を受け、その能力を備えている
こと。
⑦ 学校教育に携わるのに適した人物であること。
⑧ 児童生徒、教職員に対し誠意をもって指導、支援ができること。
⑨ 出身国と日本との文化・習慣の違いなどを理解し、教職員、児童生徒と接
することができること。
7.
業務実施体制の整備
受託者は、派遣業務を円滑に進めるため、次の事項を遵守する。
(1)派遣元責任者及び苦情担当責任者を定め、それぞれその責務を果たす
こと。
(2)外国語指導講師に支障が生じ、臨時に変更する場合には、直ちにその
旨を委託者に報告し、臨時担当者の氏名を委託者へ通知の上業務を実施す
ること。
(3)受託者の都合により、上記7.
(2)による臨時担当者を配置できなか
った場合、受託者は未配置分の業務を委託者と調整の上、契約期間中の他
の日に配置すること。
(4)委託者が委託業務の履行に問題が生じていると判断した場合、受託者
は必要な改善を図ること。
8.
業務実施報告書
受託者は、月例業務実施報告書を作成し、翌月10日までに提出する。
9.
支払いについて
委託者は受託者に対し、年間12回で支払いを行う。
10. その他
(1)委託者及び受託者は、労働者派遣法の趣旨に従い、各々に課せられた
労働法令上の責任を負うものとし、適切な教育指導と業務命令を行う。
(2)外国語指導講師に交通事故等の問題が発生した場合、受託者がその対
応を行う。但し、その発生が委託者の責に帰する場合はその限りではない。
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(3)受託者は、労働者派遣基本契約書、労働者派遣個別契約書、本仕様書
の記載及び法的な枠組みに従い業務を実施する。
(4)受託者は「藤沢市立学校における教育情報機器の利用に関するガイド
ライン」の趣旨を理解し、業務を実施する。
(5)受託者は「藤沢市個人情報の保護に関する条例」の趣旨に従い、業務
を実施する。
(6)この仕様書に定めのない事項で、疑義が生じた場合は委託者と受託者
の間で協議・合意のうえ、定めるものとする。
以下余白
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