食育だより2月

平成25年度
給食の残食量からみた食事の傾向
1月30日(木)に開催しました学校保健委員会にて,25年(1月~12月)の学校
給食の残食傾向とその結果を受けての今年度の取り組みについて報告しました。
広島市立牛田小学校
2月に入り,寒さの厳しい日が続いています。バランスよく栄養をとり,寒さに負けない
強いからだを作りましょう。
栄養素
意識してとりたい
カルシウム,鉄,食物せんいは,成長期の児童にはしっかりとってほしい栄養素ですが,不
足しがちな栄養素でもあります。普段の食事の中で,意識してとるように心がけましょう。
鉄
カルシウム
食物せんい
・赤血球をつくるヘモグロ
ビンの構成成分
・骨や歯をつくる
・神経や筋肉の調整
不
足
す
る
と
・腸内環境を整える
・生活習慣病の予防
・・・
骨がもろくなる
貧血
便秘
カルシウム不足が長期間
続くと,将来,骨粗しょう症
になる恐れがあります。
月経のある女子や,激しい
スポーツをする人は特に鉄
が不足しがちです。
腸内の善玉菌が減ること
で,腸内環境が悪化し,便が
でにくくなります。
不足しがちな栄養素が多く含まれている食品
月別残食率の結果をみると,ごはんとおかずとも全ての月で広島市の平均より上回っ
ていることから,年間を通して本校の残食率は高い傾向にあります。
5月から9月は,夏の暑さで徐々に食欲がなくなる時期でもあり,特に7月・9月の
ごはんの残食率は11%(毎日120人分残っている状況)を上回りました。
しかし,昨年度と比較すると減少傾向にあり,児童の残さず食べようとする意識が高
まっているように思われます。
給食週間の取組
『ごはんなっシール』をゲットしよう!
牛乳・乳製品
肉類(特にレバー)
小魚
青菜
海そう類
きのこ類
豆類
給食でも,カルシウム・鉄・食物せんいをしっかりとるように努めています。ご家庭の
食事にも,これらの食品を積極的に取り入れましょう。
ごはんの残食が多いことから,1月の
給食週間では,ごはんの配膳の仕方を工
夫することで,ごはんを残さず食べる取
り組みを行いました。
なんと今では,毎日2%程度(20人
分)の残りしかありません。ごはんのつ
ぎ方も上手になりました。
ごはんを残さずつぎきり,食べる前に
ごはん箱の中を空っぽに!
食べる前のごはん箱の中を空っぽにすると,
ごはんなっシールがもらえます。