給食だより 10月号 平成25年10月3日 新潟市立浜浦小学校 秋は,お弁当を持って外へ出かける機会が多い季節です。お弁当を作るにあたっ ては,弁当箱の大きさ・栄養・調理のポイントがあります。それぞれ確認し,参考 にしてください。 お弁当箱の大きさ ~年齢に合った大きさのお弁当箱を選びましょう~ 弁当箱の大きさの目安は容量(ml)です。1食に必要なエネルギー量(kcal)とお弁当箱の容量(ml)はほぼ同 じと考えます。下の表は一般的な活動量の人を参考に1食に必要なエネルギー量から割り出した弁当箱の大 きさの目安です。体の大きさや活動量によって必要なエネルギー量は違いますので,それぞれに合わせて大 きさを選びましょう。 年齢 1食当たりのエネルギー お弁当箱の容量 6~7歳 480~520kcal → 500ml 8~9歳 570~600Kcal → 600ml 10~11歳 670~750kcal → 650ml~750ml 12~14歳 750~830kcal → 750ml~850ml *詰める材料や詰め方によっても,エネルギー量は変わってきますので,あくまでも目安としての大きさ として考えてください。 栄養バランス ~栄養バランスのポイントは「1・2・3」~ 1 主食 肉・魚・卵・大豆製品など 右の図のように,弁当箱の半分に主食, 残りの半分におかずを詰めます。おかず 3 主食 ごはん・パン・麺 の 割 合 は 2/3に 副 菜 を , 1/3に 主 菜 を 詰 め ると,理想的な栄養バランスとなります。 弁当箱の中は,主食3:主菜1:副菜2の面積比 で考えると良いでしょう。 2 副菜 野菜・きのこ・海そうなどが中心のおかず ○主食(ごはん・パン・麺) → エネルギーになる炭水化物が多い料理 ○主菜(肉や魚・卵・大豆製品など)→ 体を作るもとになるたんぱく質が多い料理 ○副菜(野菜・きのこ・海そう) → 体の調子を整えるビタミン・無機質が多い料理 調理のポイント ○ 肉が冷めてもおいしいポイント 肉 は 冷 め る と 脂 が 固 ま り ,舌 触 り や 味 を 悪 く し て し ま う の で , 脂 部 分 の 少 な い お 肉 を 選 び ま し ょ う 。ま た ,炒 め る と き に タ レ に 水 溶 き で ん ぷ ん を 加 え て と ろ み を 付 け た り ,卵 で と じ た り す ると,冷めた脂が気にならなくなります。 ○ お弁当がいたまないためのポイント お か ず や ご は ん の あ ら 熱 を と ら な い ま ま ,お 弁 当 に つ め て ふ た を す る と ,密 閉 さ れ た お 弁 当 箱 の 中 で 熱 が 冷 め て 水 気 に な り ,食 材 が い た む 原 因 に な り ま す 。熱 い も の は 冷 ま してから詰めるようにしましょう。 ○ 汁気がもれないためのポイント 和え物やおひたしは,しつかり味を付けてから汁気を切り,ア ルミカップなどに入れましょう。かつお節やすりごま,とろろ昆 布などを混ぜておくと,余分な水分を吸ってくれます。また,煮 物は茶こしを利用すると,汁気を切りつつ早く冷ますことができ ます。水分の多い果物は,別容器に入れるのがオススメです。 給食の食材について 当校では,給食に使用する食材は新潟市教育委員会指導のもと,新潟市内産・県内産を優先的に使 用しています。乾物・缶詰・冷凍食品などについては,新潟市の共同購入物資を使用しており,安心・ 安全な給食の提供に努めています。 また,新潟市では,学校給食に用いる食材について放射能検査を行い,その結果をホームページに て公表しています。 <ホームページアドレス>http://www.city.niigata.lg.jp/iryo/shoku/oshirase/kensakekka/index.html なお,給食に不安のある方は,学校(担当:西山)へ御相談ください(266-3181) 。 新潟県の給食の食材情報について <ホームページアドレス> http://www.pref.niigata.lg.jp/hokentaiiku/1311541231434.html
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