環境教育学入門

授業科目名
科目区分
学部・学科等
必修・選択区分
標準対象年次
単位数
担当教員名
環境教育学入門
教養教育科目
共通教育
選択
1,2,3,4
2
真下 弘征
電話番号
(代表者名)
オフィスアワー
e-mailアドレ mashimo@cc
ス
月曜14:00~14:30。電話やメール、研究室ドアの連絡用紙などでも連絡を。
【授業の目標】
今日の環境問題を深く知り、生活者として、また地球市民として、それらをどの
ように捉え、伝え、実践していけばよいかを、教育の問題として考察し、実践できる
ようになることを目標としている。
【前提とする知識・経験】
特に、前提としての知識・経験は問わない。
【授業の具体的な進め方】
2~5回の導入段階では、環境問題や環境教育についての各自の関心事など発表。
さらに、日本における環境、環境教育の問題に関する配布資料やビデオなどの事例
から、それに内包される 問題を出し合う。7回以降は,環境問題・環境教育に関
する各自のテーマに基づいた研究活動を行い、順に発表シ、その内容を交換し合い、
集団で検討する。それによって日本での環境教育の在り方を深められるようにする。
【授業計画】
前半は、地球環境問題、生活環境問題などをその本質的な理解を深めるために解説
やビデオ、 資料などで学習する。後半は、前半の学習を契機にして、私たちの生活
の仕方や、学校や家 庭や企業、行政現場における環境教育の在り方を探る。
(15回の授業のあらまし)
1)オリエンテーション(授業の進め方)
,交流会(関心事の発表、など)
。
2)~5)環境問題の状況についての概観(その1~4)
6)環境教育の歴史
7)~13)調べ活動(各自の問題関心に基づいた研究テーマの設定と調べ・研究活動)
テーマに基づく各人の発表とクラス討論(環境問題の各カテゴリーごとに各自
が、 テーマをもち、その意味と価値、および、日本における今後の課題について考え、
その研究の発表し、全員で考察する。
14)~15) 学校、家庭、地域、企業等各分野における環境教育、及び環境教育学の在り方
についてまとめる。
【教科書・参考書・教材】
参考書:あおぞら財団『大気汚染公害Q&A』あおぞら財団
加藤陸奥雄他『自然と人との共生を考える』JECブックレット、実教出版
武田 武『地球環境問題入門』JECブックレット、実教出版
原田正純『胎児からのメッセージ―水俣、広島、ベトナムからー』同上
泉 邦彦『地球汚染を考える』かもがわブックレット、かもがわ出版
上遠恵子『レイチェル・カーソンとその生涯』同上
原子力資料情報室『原子力市民年鑑2008』七つ森書館
酒井伸一『ゴミと化学物質』岩波新書
杉田 聡『クルマが優しくなるために』ちくま新書
藤岡貞彦編著『<環境と開発>の教育学』同時代社
【成績評価法】
配点は、出席(各授業の考察・感想文30%)、各自の研究・発表の取組(20%)、
期末考察レポート(環境教育考察、環境問題政策提言などを含む30%)、普段の
授業取組真剣度(20%)などを総合評定する。
【教員からのメッセージ】
環境問題と環境教育に深い関心を持つことから、自分の生き方が見えてくる。
この授業で、従来のものの見方、環境、進歩、文明、近代化、開発、市民、人間などの捉
え
かたが変わることを希う。
自由な雰囲気の中で積極的に発想,発言するよう期待する。
授業の概要
028-649-5372、真下弘征
科目コード
開講時期
曜日
時限
授業形態
教室名
G470134
前期
金曜日
3~4
講義
1254(峰)