WordとExcelの活用 Word文書 Excel文書 実教出版「30時間でマスター Word&Excel2002」 WordとExcelの活用 Word文書に Excelグラフを挿入 Excel文書 OLE (Object 読み方: Linking Embedding) オーエルイー,オーレ Microsoft社が開発したWindows環境でのアプリケーションソフト間のデー タ連携機能のことである。 いろいろなアプリケーションソフトで作成した文章,絵,表,グラフ,さらには,音声やビ デオ画像など(オブジェクト)をつなぎ合わせて新たに1つのデータとしてまとめる機能 OLEは,エンベッド(enbedding:embedは「埋め込む」の意)と リンク(linking:linkは「連結する」の意)の2つの機能からなっている。 OLE機能を利用するためには,各アプリケーションソフトの方でもこの機能が用意されて いなければならない。 OLE機能に対応しているアプリケーションソフトには2つの種類がある。 サーバ ・・・他のアプリケーションにデータを提供できるアプリケーション クライアント・・・データを受け入れるアプリケーション WordとExcelはサーバとクライアントの両方の機能を持っている。 OLEの変遷について OLE1.0 ・・・・ 1991年に登場し,Windows3.1に搭載された。 Object Linking and Embedding の略称であった。 OLE2 ・・・・・・ 1993年に登場し,Windows95に搭載された。 略称ではなく,OLE2そのものが用語となった。 MacOSでは,Microsoft Word6.0とExcel5.0以降のバージョンで OLE2によるデータのリンクを実現している。 ActiveX ・・・ 1996年に登場し,OLEにインターネットなどネットワーク に対応するための機能が追加されたもの。 Internet対応アプリケーションやInternetコンテンツを開発するための 技術を総称したものである。
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