活動性関節リウマチ患者を対象としたアバタセプトの - 東北薬科大学病院

平 成 25年 4月
東北 薬科 大 学病 院
治験審査委員会
会議の記録の概要
開 催 日時
場
所
出席者
平 成2 5 年4 月3 日( 水)PM. 5:00~ 6: 00
3階 中会 議 室
村上
一 宏 (委 員長 ・病 理部主 任 部長 )、 畑中
三浦
誠 (副 院長 ・ 心臓 血管 外科 )、小 寺
千釜
理 佳( 皮膚 科 主任 部長 )、 平井
隆 雄( リウマチ膠 原 病 センター主 任 部長) 、
敏 (代 謝糖 尿病 センター主 任部 長) 、妹尾
( 産 婦人 科主 任部 長 )、 三田 地
泰司( 腫 瘍内 科主 任部 長 )、 瀬戸
八島
徹也( 経 理課 長) 、矢 吹
信 男( 事務 局 長) 、小 林
星 野 淳 (薬 剤部 員 )、 泉
欠席者
貞雄 (副 委員 長・薬 剤 部長 )、
厚 生( 外部 委 員)
目黒
敬 義 (消 化器 科主 任部長 ・ 副医 局長 )、 松 山
初 江(看 護 局長 )、
裕 子( 医事 課長) 、
義彦 (臨床 検 査部 検査 技師 長 )、 戸田
粕谷
匡人
敬 (外部 委 員) 、
雄三 (大 学職員 )
治 験 及び 製 造販 売後 臨 床試 験 に関 する審 議 事項 ・ 報告 事項
1 . 審査 事項
1)新規審査
① . ブ リ ス ト ル ・ マ イ ヤ ー ズ 株 式 会 社 の 依 頼 に よ る メトトレキサートに対して効果不十分な
活動性関節リウマチ患者を対象としたアバタセプトのメトトレキサート単独療法の有効性及び
安全性を検討する多施設共同ランダム化二重盲検試験(第Ⅳ相臨床試験)
試験責任医師より本試験の概要、試験実施計画書等について説明がなされ、試験実施の
妥当性について審議された。特に問題なく承認となった。
2)実施計画書等の一部変更
① . 鳥 居 薬 品 株 式 会 社 の 依 頼 に よ る HDMア レ ル ギ ー 性 喘 息 患 者 を 対 象 と し た TO-203の
第 Ⅱ /Ⅲ 相 臨 床 試 験
治験薬概要書の改訂に基づき引き続き治験を実施することの妥当性について審議した。
特に問題なく承認となった。
3 )安 全 性 情 報 等 に 関 す る 報 告
①.第一三共株式会社の依頼によるアルツハイマー型認知症患者を対象とした
SUN Y7017( メ マ ン チ ン 塩 酸 塩 ) の 製 造 販 売 後 臨 床 試 験
依頼者から報告された安全性情報について責任医師の見解及び依頼者の見解に基づき、
引き続き治験を実施することの妥当性について審議した。特に問題なく承認となった。
② . 武 田 薬 品 工 業 株 式 会 社 の 依 頼 に よ る NSAID長 期 投 与 時 の 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発
抑 制 に お け る 、 TAK-438の 第 3相 二 重 盲 検 比 較 試 験
依頼者から報告された安全性情報について依頼者の見解に基づき、引き続き治験を
実施することの妥当性について審議した。特に問題なく承認となった。
③ . 武 田 薬 品 工 業 株 式 会 社 の 依 頼 に よ る NSAID長 期 投 与 時 の 胃 潰 瘍 又 は 十 二 指 腸 潰 瘍 の 再 発
抑 制 に お け る 、 TAK-438の 第 3相 長 期 継 続 投 与 試 験
1
依頼者から報告された安全性情報について依頼者の見解に基づき、引き続き治験を
実施することの妥当性について審議した。特に問題なく承認となった。
2.報告事項
1 ) 手順書及び書式の改定について
病院名変更およびGCP改正に伴い、手順書および書式を改定したことが報告された。
特に問題なく承認された。
臨 床 試験 及 び製 造販 売 後調 査 に関 する審 議 事項 ・ 報告 事項
1 . 審 査 事項
1)新規審査(臨床試験・製造販売後調査)
① . 腹腔鏡手術後における静脈血栓塞栓症予防に関する低分子量ヘパリン(Enoxaparin Sodium)の
有効性についての無作為化比較試験
研究責任医師より研究実施要項等について説明がなされ、研究実施の妥当性について
審議された。特に問題なく承認となった。
② . 肺 癌 に お け る 抗 癌 剤 投 与 後 の 下 痢 症 と ク ロ ス ト リ ジ ウ ム ・ デ ィ フ ィ シ ル (CD菌 )の
関連について
研究責任医師より研究実施要項等について説明がなされ、研究実施の妥当性について
審議された。特に問題なく承認となった。
③.ソフィアA配合錠の 副作用等の有害事象の詳細調査
調査責任医師より副作用について説明がなされ、調査実施の妥当性について審議された。
特に問題なく承認となった。
2.報告事項
1)迅速審査の報告(臨床試験・製造販売後調査)
① . ヒ ュ ミ ラ 皮 下 注 40mgシ リ ン ジ 0.8mL 特 定 使 用 成 績 調 査
調査実施期間延長の妥当性について迅速審査され承認されている。
そ の 内 容 に つ い て 報 告 さ れ た 。 ( 迅 速 審 査 日 : 平 成 25年 3月 18日 )
②.アリセプト 特定使用成績調査
調査実施期間延長の妥当性について迅速審査され承認されている。
そ の 内 容 に つ い て 報 告 さ れ た 。 ( 迅 速 審 査 日 : 平 成 25年 3月 19日 )
③ . 献 血 ヴ ェ ノ グ ロ ブ リ ン IH5% 静 注 特 定 使 用 成 績 調 査
調査実施期間延長の妥当性について迅速審査され承認されている。
そ の 内 容 に つ い て 報 告 さ れ た 。 ( 迅 速 審 査 日 : 平 成 25年 3月 25日 )
④ . 切除不能大腸癌1次治療におけるTS-1,irinotecan,bevacizumab併用療法の有用性を
検証する臨床第Ⅲ相試験
研究責任医師および研究分担医師変更の妥当性について迅速審査され承認されている。
2
そ の 内 容 に つ い て 報 告 さ れ た 。 ( 迅 速 審 査 日 : 平 成 25年 3月 8日 )
2)終了報告(臨床試験・製造販売後調査)
17件 ( 臨 床 試 験 )
研究課題名
研究課題名
高齢者非小細胞肺癌に対する Docetaxel 単
剤化学療法と Carboplatin+少量分割
1
Paclitaxel 併用化学療法の無作為化比較臨
床第Ⅱ相試験
Ⅲ期局所進行切除不能非小細胞肺癌に対するUF
10 T+CDDP+TRT併用流法とPEM+CDDP+TRT
併用療法の第Ⅱ相試験
進展型小細胞肺癌に対するカルボプラ
チン、イリノテカン併用療法とカルボ
2
プラチン、アムルビシン併用療法の無
作為化第Ⅱ相比較試験
非小細胞肺癌に対する 3 次治療以降のエルロチ
11 ニブ単剤と S-1 単剤療法との無作為化第Ⅱ相試
験
EGFR 遺伝子変異陰性で非喫煙/軽喫煙
の再発・進行非小細胞肺癌に対するエル
3
ロチニブの有効性と安全性の検討とバイ
オマーカーの検索
EGFR 遺伝子変異陰性もしくは不明の進行非扁平
上皮非小細胞肺癌に対するペメトレキセド/カルボ
12 プラチン/ベバシズマブ併用化学療法後の維持療
法としてのエルロチニブ/ベバシズマブ併用療法
の第Ⅱ相臨床試験
未治療進行非小細胞肺癌に対するカルボ
プラチナ既治療肺扁平上皮癌に対する TS4 プラチン+パクリタキセル分割投与+ベバ 13
1+CPT-11 併用療法の第Ⅱ相臨床試験
シツマブ併用第Ⅱ相試験
EGFR 遺伝子変異陰性もしくは不明の進行
EGFR遺伝子変異を有する未治療進行非小細胞
非扁平上皮非小細胞肺癌に対するペメト
肺癌に対するゲフィチニブ単独療法と
レキセド/カルボプラチン/ベバシズマブ併
14
5
ゲフィチニブ/カルボプラチン/ペメトレキセド併用
用化学療法後の維持療法としてのエルロ
療法との第Ⅲ相比較試験
チニブ/ベバシズマブ併用療法の第Ⅱ相
臨床試験
Japan-Modified CONcePT trial におけ
6 る有効性ならびに安全性を検討する第Ⅱ
相臨床試験
15
進行非小細胞肺癌に対するTS-1隔日投与療
法の検討
HER2 陽性・測定可能病変を有する進行再
癌性胸膜炎を伴う非小細胞肺癌(非扁平上皮癌)
発胃癌に対する TS-1+CDDP+
7
16 に対するカルボプラチン+ペメトレキセド+
Trastuzumab(SPT)
ベバシズマブ併用療法の臨床第Ⅱ相試験
3 週間サイクル 併用療法第Ⅱ相試験
EGFR 変異陽性である未治療進行期非小
細胞肺癌(非扁平上皮癌)のゲフィチニブ
8 /化学療法併用におけるゲフィチニブ連
日投与法と交代投与法の比較第Ⅱ相試
験)
KRAS 遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発
の結腸・直腸癌に対する 2 次治療としての
17 Cetuximab(q2w)+mFOLFOX6 または Cetuximab
(q2w)+mFOLFIRI 療法の臨床第Ⅱ相試験及び治
療効果を予測するバイオマーカーの検討
非小細胞肺癌 EGFR 遺伝子変異陽性にお
9 ける EGFR-TKI 無効例に対する TS-1+
CPT-11 第Ⅱ相試験
3