コクコク……したいの - タテ書き小説ネット

♂コクコク……したいの♀
Shironeko
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タテ書き小説ネット[X指定] Byヒナプロジェクト
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︻小説タイトル︼
♂コクコク⋮⋮したいの♀
︻Nコード︼
N7172F
︻作者名︼
Shironeko
︻あらすじ︼
売れない官能作家のオレと異母兄弟の妹とのエッチにギャグな日
常の話。︵もともとファンタジー畑の私が、物書き同士の影響で女
だてらに書いています。皆さんの息抜きになれば幸いです。︶
1
︵前書き︶
作者はこの作品の著作権を放棄しておりません。
2
﹁オニイチャン⋮白くてドロドロしたのが飲みたい⋮⋮﹂
夜も12時を過ぎた頃、体調が悪くベッドに寝ている妹が目だけ布
団から出して、とろんと甘えるようにオレに言ってきた。
﹁えっ?白くてドロドロしたモノだって?﹂
パソコンに向かって、めくるめく官能の世界を打ち込んでいた俺は、
綿飴のような純な妹からの突飛もない発言に目を剥いて驚いた。
﹁うん⋮⋮体を温めたいの⋮⋮アレって飲んだら元気になりそうだ
から﹂
体を温めたい?
元気になりそう?
3
オレの頭には、とんでもない妄想が広がっていく。
︵確かに洗濯物の中にオレとは明らかに違うサイズと材質とで出来
ているパンティを見ると、下半身に微妙な動きが見られるし、
洗いたてのシャンプーの甘い香りをふわっと嗅ぐと、思わず抱き締
めたくなるオレが居るのは認めざるを得ない。
しかしだ。喩え異母兄弟という関係のオレ達だが、兄と妹には変わ
りあるまい!!︶
俺の中にはいろんな思いが駈け巡り、うまい言葉が出てこなかった。
﹁あんもぉ∼。だからぁ、太くて堅いのに入ってるでしょ?﹂
ぷりんとした桜色の唇を尖らせながら、妹は右手を出して布団を叩
いた。
﹁⋮⋮そんなに飲みたいのか?﹂
4
﹁うん、飲みたくて仕方ないの﹂
﹁オレのでいいのか?﹂
﹁うん、お兄ちゃんのが一番美味しいと思う﹂
﹁⋮⋮わ、わかった﹂
オレは禁断の扉を開ける覚悟を決めて、堅いモノでパンパンになっ
ているジーンズのボタンに手をかけ一挙に下ろした。
﹁お兄ちゃん⋮⋮﹂
﹁可愛いよ⋮⋮﹂
オレは愛しむように、妹の柔らかな髪の毛を撫でた。こんな愛の形
もあるのだろう⋮⋮天国にいる親父とお袋、可愛い妹のたっての頼
5
みだ、目を瞑って赦してくれ⋮⋮
ところが次の瞬間、想定外なことがオレの身に起こった。
愛すべき妹の美脚が布団からザッと飛び出し、オレの台湾バナナが
生る股間へとマグナムキックを繰り出したからだ。
﹁なに妄想してんのよ、このドスケベ官能作家がっ!!私が言って
るのはお兄ちゃんが作ったアレのことっ!﹂
アレ?
妹が指指した先には、確かにオレが作ったモノで、ドロドロと白い
飲み物が⋮⋮。
﹁うっ⋮⋮そう⋮⋮だったのか⋮⋮﹂
オレはテーブルの上の、︽甘酒︾が入っている銀色の魔法瓶を見と
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めると、ゆっくりと床にうずくまり、ほくそ笑みながらんで意識を
失っていった。
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PDF小説ネット発足にあたって
http://novel18.syosetu.com/n7172f/
♂コクコク……したいの♀
2013年9月26日00時32分発行
ット発の縦書き小説を思う存分、堪能してください。
たんのう
公開できるようにしたのがこのPDF小説ネットです。インターネ
うとしています。そんな中、誰もが簡単にPDF形式の小説を作成、
など一部を除きインターネット関連=横書きという考えが定着しよ
行し、最近では横書きの書籍も誕生しており、既存書籍の電子出版
小説家になろうの子サイトとして誕生しました。ケータイ小説が流
ビ対応の縦書き小説をインターネット上で配布するという目的の基、
PDF小説ネット︵現、タテ書き小説ネット︶は2007年、ル
この小説の詳細については以下のURLをご覧ください。
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