財政比較分析表(PDF形式 159KB) - 高崎市

群馬県 高崎市
市町村財政比較分析表(平成20年度普通会計決算)
財政力
財政力指数
将来負担の状況
当 該 団 体 値
[0.90]
人
口
面
積
標準財政規模
歳 入 総 額
歳 出 総 額
実 質 収 支
類似団体内平均値
1.60
1.46
1.40
類似団体内の
最大値及び最小値
343,761
401.01
68,521,285
141,010,111
132,935,874
2,518,740
人(H21.3.31現在)
k㎡
千円
千円
千円
千円
将来負担比率
[96.3%]
(%)
0.0
1.20
16.3
50.0
96.4
1.00
0.88
0.80
0.85
0.90
0.92
0.90
0.87
0.56
0.40
H16
H17
H18
140以上
類似団体平均
22/43
H19
96.3
103.7
111.9
150.0
全国市町村平均
0.60
100.0
財政力
類似団体内順位
0.56
群馬県市町村平均
0.67
財政構造の弾力性
18/43
205.8
群馬県市町村平均
87.2
250.0
80
H20
100.9
200.0
将来負担の状況
100
類似団体内順位
全国市町村平均
120
H16
H17
H18
H19
H20
60
財政構造の弾力性
経常収支比率
70.0
公債費負担の状況
40以下
[92.4%]
実質公債費比率
(%)
人件費・物件費等の
状況
77.4
89.1
90.0
92.4
※類似団体平均を100とした
ときの比率で表した。
91.1
91.1
92.4
91.7
100.0
101.4
110.0
H16
H17
H18
H19
給与水準
(国との比較)
類似団体内順位
28/43
全国市町村平均
91.8
群馬県市町村平均
95.3
H20
60,000
定員管理の状況
※類似団体とは、人口および産業構造等により全国の市町村を35のグループに分類した結果、当該団体と同じグループに属する団体
を言う。
20.0
※平成21年度中に市町村合併した団体で、合併前の団体ごとの決算に基づく実質公債費比率及び将来負担比率を算出していない
団体については、グラフを表記せず、レーダーチャートを破線としている。
25.0
ラスパイレス指数
75,832
105,838
102,990
105,608
140,000
144,481
160,000
H17
H18
H19
96.3
99.8
H20
100.0
100.0
102.0
102.9
104.0
106.0
H16
H17
H18
H19
H18
H19
H20
[6.26人]
5.00
5.00
6.58
99.7
100.0
11.8
群馬県市町村平均
(人)
6.00
99.5
100.0
29/43
全国市町村平均
114,142
群馬県市町村平均
115,713
22/43
全国市町村平均
定員管理の状況
4.00
類似団体内順位
120,000
H16
H17
人口千人当たり職員数
98.0
106,418
類似団体内順位
11.6
H16
[100.0]
96.0
100,295
10.5
10.5
18.6
給与水準 (国との比較)
[106,418円]
80,000
10.7
15.0
94.0
100,184
10.5
13.7
※充当可能財源等が将来負担額を上回っている団体については、将来負担比率のグラフを表記せず、レーダーチャートを破線としている。
(円)
100,000
5.0
10.0
14.7
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額
0.8
0.0
高崎市
80.0
[10.5%]
(%)
公債費負担の状況
6.63
6.26
6.48
7.00
6.65
類似団体内順位
19/43
全国市平均
98.4
全国町村平均
94.6
H20
6.76
類似団体内順位
23/43
8.00
全国市町村平均
9.00
8.84
7.46
群馬県市町村平均
7.60
10.00
H16
H17
H18
H19
H20
※人件費、物件費及び維持補修費の合計である。 ただし 人件費には事業費支弁人件費を含み、退職金は含まない。
分析欄
【財政力指数】
二度の合併により財政力指数は低下したが、その後については改善してきており、前年度に比べ0.03ポイン
ト改善した。類似団体の平均値と比較すると0.02ポイント低いが、前年度についてはその差が0.03ポイントで
あったため、0.01ポイント改善し財政健全化の効果が出てきているものと考えられる。引き続き「集中改革プ
ラン」に基づく市税収入等の確保策の強化、受益者負担の適正化、未利用公有地の処分・活用の促進など
による歳入の確保と、事務事業コストの縮減、定員の適正化、給与制度の見直し、外部委託の推進などの
歳出削減に取組み、財政基盤の強化に努める。
【経常収支比率】
前年度に比べ0.7%悪化しており、類似団体の平均値と比較すると1.3%高い。理由としては、地方譲与税や交
付税、交付金などが減額となり、景気悪化に伴う扶助費、補助費の増加や、特別会計や企業会計への繰出
金が増額となったことなどによるものである。
今後も市税の伸びは期待できず、地方財政は依然厳しい状態が続くことが予想されるため、一層の経費削
減を進め健全な財政運営に努める。
【人口1人当たり人件費・物件費等決算額】
市立大学の存在や小中学校給食を自校式により実施していることなどから、類似団体平均に比べ決算額が
高くなっており、前年度と比較して810円増額となっている。理由としては、公立小中学校の給食費を私会計
から公会計へ移行したことによる物件費の増額などによるものである。今後も、「集中改革プラン」に
基づいた、定員管理の適正化や、指定管理者制度の活用を含む民間委託を推進し、人件費や施設の維持
管理費などの縮減に努める。
※ 平成18年度、平成19年度の数値は高崎市の数値。平成20年度の数値は高崎市と吉井町を合算し算
出した数値。
【ラスパイレス指数】(職員課)
類似団体平均と同水準で、給与制度も国家公務員に準拠している状況である。今後も勤務実績を的確に反
映させるなど給与の適正化に努める。
【人口1,000人当たり職員数】(行政管理課)
平成20年度においては、積極的に組織の統廃合や業務委託の拡大に取り組んだことにより、「集中改革プ
ラン」の目標値を22人上回る66人の職員を削減した。これにより、平成17年度から平成20年度までの削
減率は8.4%となり、同プランの期間目標(平成17年度から平成21年度の5年間で7.3%削減)を1年前倒し
で達成することができた。引き続き、簡素で効率的な組織運営を目指して定員の適正化に努める。
【将来負担比率】
財政調整基金の減や基準財政需要額算入見込額の減により、充当可能財源等が減少する一方で、土地開
発公社の経営健全化の推進により負債額等負担見込額が減少したことで若干の改善が図られた。
※ 平成19年度の数値は高崎市の数値。平成20年度の数値は高崎市と吉井町を合算し算出した数値。
【実質公債費比率】
平成19年度から平成21年度までの3年間で実施している補償金免除繰上償還により、前年度よりも0.2%
改善した。類似団体の平均値と比較すると10.5%と同一の数値であるが、前年度については0.2%下回って
いたため、実質的には改善していると考えられる。今後も「新市基本計画」や「第5次総合計画」の推進に伴
い地方債の発行額が増加することが考えられるが、事業の見直しなどにより財政の健全化に努める。