8月25日 第9号 - 苫小牧市

平成17年8月25日
NO 3 号
苫小牧市防犯協会
市民部防災交通対策室内
電 話 32−6280
苫小牧警察署管内における上半期の振り込め詐欺(オレオレ詐欺)の、被害件数は16件で昨年
の4倍、被害総額も約1400万円で約5.3倍となっています。北海道全体での上半期の振り込め詐
欺認知件数は368件で、昨年の同時期と比べると約2倍(平成16年上半期:188件)に増加して
います。苫小牧警察署管内での月別被害件数では、1・2月に各6件
発生しその後発生が減少していましたが、6月に3件発生し、今後
の増加が懸念されています。
《苫小牧警察署管内での被害者の年齢・性別》
・52∼82歳
・男性9名、女性7名
・全国的には被害者の82%が女性です。そのうち50歳代が最
も多く、次いで60歳代、70歳代となっています。
《具体的な手口》
・傷害事件の示談金を支払わないと訴えられる。 ・会社のお金を使い込んでしまった。
・交通事故の示談金が必要。
・友人の借金の保証人になった。
・(警察官や弁護士を装い)「ご主人が痴漢で捕まった」などと言って示談を持ちかける。
《対策》
・自分から名前を言わず、相手に名乗らせる。警察官などを名乗っている場合は、本人を
電話口に出すように要求し、本当に本人かどうかを確認する。
・電話を切った後、必ず本人やその家族等と連絡を取り、事実を確認する。
・事実が確認できない時は振り込まない。
・警察が事故当事者の家族に示談を勧めることはありません。
・示談交渉を行わない急を要する示談金などというものはありません。
※最近は、相手が名簿などで家族の名前等を調べている場合があります。
7月に入り、不審者・変質者
の出没が相次いでおります。2
5日に新明町で、帰宅途中の小学生が身長170
cm位、20歳位、小太り、黒いサングラスの男
に追いかけられる事件が発生しました。他にも、
新中野町・沼ノ端で小学生に声をかける不審者
出没しました。十分にご注意ください。
苫小牧警察署が7月1日からホームページを
を開設しました。
苫小牧警察署管内の事件・事故の発生状況や
警察業務等の情報をご覧になれます。
下記のアドレスからアクセスできます。
http://www.tomakomai-syo.police.pref.hokkaido.jp/
苫小牧市内の犯罪発生状況
7月中、苫小牧市内で8件の置き
引きが発生しました。木場町のゲー
ムセンターでは、ゲーム中に足元に
苫小牧市内では6月中に車上ねらい・部品ねらい
置いた現金等が入ったバッグを盗ま
が合計100件発生しました。犯行の特徴は主に深夜
れました。その他、表町や桜木町でも買い物中や電
から早朝にかけ、鍵穴付近を破壊し、自動車メー
話中など目を離した隙にバッグ等が盗まれました。
カーの純正品ではなく、「社外品」と言われるカーコ
ンポなどを盗んでいきます。発
生地域は、沼ノ端地区と澄川町
・川沿町などの西地区に集中し
6月中、苫小牧市内でのオートバイ盗難は未遂も
ています。被害の対象となって
含めて14件発生しました。発生地域は市内全域に
いる車両の特徴は、鍵を破壊し
わたり、夜間自宅前に駐輪していたとろを盗難に
やすい軽四輪車両、小型の車両が多く狙われていま
遭いました。7月に入っても、山手町・柏木町・
す。鍵をかけていても、破壊していくため、防犯対
日新町・有珠の沢町で同様の被害が発生しています。
策としては「警報装置」(ドアを無理やり開けるとブ
盗難を防止するには、施錠だけではなく、ワイヤー
ザーが鳴る等)の設置が有効と思われます。実際に、
ロックなどの防犯器具を
防犯装置によって被害を免れた事例がありました。
取り付けましょう。
また、普段から明るい場所や車庫に入れることを心
がけ、路上駐車をしないようにしましょう。
市内で第2号の青色
パトロール車
( お揃いの帽子にジャンパー姿のパトロール隊の皆さん )
有珠の沢町内会(上原毅会長)は、今年2月
回転灯の使用が、昨年の規制緩和により、自主防犯活
運輸局の認定を受け、市内で第2号目、行政機
動の車に認められるようになりました。
関以外では初となる青色回転灯を装着した車で
回転灯の活用により、防犯の目が光っていることを
パトロールを行っています。
意識づけ、車上狙いなどの街頭犯罪の抑止とともに登
従来、警察・消防車両などに制限されていた
下校中の子供の安全確保に貢献しています。