アマケンニュース 2014 年(平成 - 雨漏り検診技術開発研究所

H26年9月27日(土)
定員:各会場30名
各会場
午後 1 時~4 時 30 分
詳しくはホームページ
アマケンで検索
ぎ雨水の排出
機能を失う
棟側(水上側)に
片棟包み板金
の取付けが無
く容易に雨水
が浸入
エフロ現象発生
関西支部 電話078(891)5133 FAX078(846)1956
アマケン関東支部だより
of Roof Leak
DL
T
東京本部 電話042(495)9685 FAX042(494)6823
シリーズ『雨漏り検診』
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アマケン
《積雪時の漏水発生事案》
今年2月、東京で記録的な大雪が降っ
た際の漏水現象を検証。
①瓦葺き屋根からの雨水浸入事例
以 前 か ら 瓦の 亀 裂発 生 や 表 面 の劣 化
部分に、雪解け水が浸透した後、瓦内部
で 凍 結 し 、 亀裂 の 拡大 や 剥 離 現 象に よ
り、瓦の内側に雨水浸入が多くなり、下
地 ル ー フ ィ ング の 不具 合 発 生 部 分よ り
小屋裏側に廻り込んだ事例。
《雨漏り調査では、こんな事も有ります》
先日の雨漏り検査は大変でした。
築五年の木造二階建て、バルコニー下の
居室の天井部分に漏水発生した物件で、
施工店から依頼を受け調査しました。
過去に何回か補修を繰り返したよう
ですが、見当違いなところに手を加えて
いる状態、しかも通常はやらない(やっ
てはいけない)施工がされ、すでに施工
店への不信感が施主には有り、嫌悪感の
ある中で調査開始しました。
検査結果では、建築当初の防水処理上
の問題(アマケンでは、施工不良という
表現は使わない)が原因の漏水発生と判
明し、報告書には書きませんでしたが、
明らかに初期の段階で適切な修補工事
をしたら沈静化出来たと思いました。
普段はここまでが、雨漏り検診士の仕
事ですが、検査結果報告書を提出した後
に、直接お施主さんの方から連絡があり
「施工店には、これ以上、手を加えても
らいたくないので、アマケンさんの方で
直して下さい。
」と相談を受けました。
でもこの案件は、瑕疵担保保険の摘要
を受けているので、「第三者が介入出来
ません」とお応えしましたが、何か心苦
しい思いでした。
アマケンがお応えします
雨漏りお困りのすべての方に
アマケン関東支部
神奈川全域・山梨東部
ブロック担当
雨漏り検診士 佐藤 祐二
アマケン代表理事 大渕 正
②内樋式屋根のオーバーフロー現象
鉄骨造の鋼板屋根に積った雪が、内
樋内部に溜まり、排出機能を著しく低
下させ、オーバーフロー現象を引き起
こした事例。
寒冷地では樋周辺に熱線を使用し、
凍結を防ぐ措置がされていますが、そ
れ以外の地域では、現状は積雪対策の
無い物件が多く、例え排水計画に問題
はないとしても、内樋仕様は、やはり
漏水のリスクは在ると思います。
勝
小屋裏に漏水発生
冠水部分
業界の雨漏り事情
ーリングで塞
亀裂と剥離現象
アマケン関東支部長 壽原
.
2013 年 6 月リフォーム産業フェアセミナー会場にて
■東京会場
《調査対象外の不具合部分を指摘》
我々が取扱う雨漏り事案の調査は、指
摘された漏水事象に関して、その原因を
特定する事を主たる目的としています。
しかし中には、当該漏水発生の要因や
原因とは全く因果関係の無い箇所におい
ても不具合が発生し、明らかに雨水浸入
の症状が診受けられ、建物にダメージを
与えると思われる物件があります。
当然、経年劣化による不具合発生は、
定期点検の実施と適切なメンテナンス
で、維持保全が図られますが、新築物件
(築3年未満)で、こうした不具合発生
は、施工上の問題が大半を占め、漏水に
関する認識不足や危機感の欠如が有り、
こうした物件では、漏水事象を室内側か
ら目視で確認に至らない場合でも、雨水
浸入は発生し、その症状を認識出来ず長
期間放置することで、思わぬ被害に発展
するケースがあると言えます。
取合い部をシ
リフォームで特徴的な
雨漏り事例を発表
H26年7月19日(土)
6月 ・ 日、東京ビッグサイトで開
催するリフォーム産業フェア(リフォー
ム産業新聞主催)にアマケンが出展。
ここ数年、リフォーム工事に関連した
雨漏り事案が増加傾向に有り、こうした
事態に着目し、雨漏り解決に役立つ催し
として、建築のプロを対象とした雨漏り
無料相談会や雨漏り検査実演の他、特設
会場では『雨漏り事案の早期解決と今後
の対策』と題した
対
セミナーを2日
間に渡り開催す
る計画で、中で
も、徹底した現場
主義で培った豊
富な実績を基に、
雨漏り発生事例
の検証と分析内
容を交え、雨漏り
事案を抱える施
工業者の悩みに
「辛口の本音ト
ーク」で応えたい
としている。
外壁と水切り
■シリーズ『雨漏り検診』
積雪時の漏水発生事案
■アマケン関東支部だより
雨漏り調査ではこんな事も有ります
Technology Development Laboratory
AM
A
アマケンがリフォーム産業フェアへの出展と合わせセミナーを開催
■トップニュース
リフォーム産業フェアへの出展と合わせ
セミナーの開催
■業界の雨漏り事情
調査対象外の不具合部分を指摘
■名古屋会場
18
2日(水)
H26年7月
17
■仙台会場
詳しくは
Inspect and Diagnosis
IKENSHIN
OR
M
雨漏り検診アドバイザー
資格取得講習のお知らせ
4月20日
VOL.21
アマケンニュース
2014 年(平成 26 年)
発行所:グローバルコミュニケーションズ
住 所:〒204-0021
発行元:東京都清瀬市元町 2-14-18
一般社団法人雨漏り検診技術開発研究所