生総発第２２号平成 12年１月 20日各警察署長殿岐阜県警察本部長子ども発見ネットワークの運用要領についてみだしのことについては、「女性・子どもを守る施策実施要綱の制定について」（平成 12年１月 20日付け生総発第 20号、少発第 10号、地発第 19号、捜一発第 46号）により通達したところであるが、その運用要領については下記のとおりであるので、誤りのないようにされたい。記１設置目的子ども行方不明事案の発生時に、警察と関係機関等との連携により発見及び保護の効率化を図ることを目的とする。２子ども発見ネットワーク（以下「ネットワーク」という。）の概要上記の設置目的を達成するため、関係機関、団体等の協力を得、幅広いネットワークを構築すること。なお、既に各署において、「はいかい老人等ＳＯＳネットワーク」をはじめ、地区防犯協会等が主体となって運用している「連れ去り事案未然防止ネットワーク」等が構築されている場合で、上記目的を達成することが認められる場合には、それを活用すること。３ネットワークに参画する関係機関の役割警生活安全部門・ネットワークの構築・子どもの家族等からの捜索願（保護要請）の受理・ネットワークへの情報提供・協力依頼・捜索発見活動の実施・誘拐事件としての事件性の判断自治体、町内会等地域安・ネットワークの広報、普及全ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ、交通機関、・捜索発見活動金融機関、商店、新聞販・通報察署刑事部門売所、ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞ、深夜ｽｰﾊﾟｰ、牛乳販売店等４連絡方法行方不明になった子どもの家族等からの要請に基づき、行方不明児童に関する必要事項を記入した文書をＦＡＸにより連絡する。なお、提供する情報の内容については、写真等も考慮の上、事前に要請者から承諾を得ておくこと。また、手配児童が発見された場合は、確実に手配解除を行うこと。５留意事項 (1) ネットワークの構築に際しては、関係機関・団体等が独自でネットワークを構築している場合は、これと連携できるようにすること。 (2) 子どもの行方不明事案にあっては、誘拐事件に巻き込まれている可能性を念頭におく必要があり、ネットワークの活用を図るに当たっては、事前に刑事部門との連絡を密にし、誘拐事件捜査の活動に支障が及ぶことがないようにすること。 (3) ネットワーク参画者に要請する捜索発見活動は、日常生活又は通常業務を通じての活動を要請するものであることに留意すること。 (4) 「子ども１１０番の家」等地域安全ボランティアについては、一般民家、商店等を問わず、依頼先がＦＡＸを設置しており、その了解が得られればネットワークに取り込むこと。６ (1) その他子ども発見ネットワークシステム系統例は、別添１のとおりであるので参考とされたい。 (2) 行方不明児童の連絡及び手配解除については、別添２、３を参考として各署で作成されたい。別添１子ども発見ネットワークシステム子どもの家族連絡通報警刑事部門察署協議生活安全部門保護 ※ 誘拐事件としての事件性の判断捜索協力要請捜索発見子ども発見ネットワーク発見通報・自治体（防災無線の依頼を含む）・地域安全ボランティア・交通機関（ﾀｸｼｰ､ﾊﾞｽ、鉄道）、宅配等運送業者・郵便局（集配局）、深夜ｽｰﾊﾟｰ、ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞ、新聞販売店・牛乳販売店・警備会社業務等を通じて捜策別添２行方不明児童の連絡表下記の児童が行方不明になっていますので、発見・保護にご協力ください。記連絡年月日平成年月日（曜日）午前・午後時分氏名等男・女（歳）児学校､学年等童の人相特 ○ 身長センチ ○ 体重 ○ 顔型 ○ 体 ○ 髪型 ○ 眼鏡 ○ はきものキロ格やせ · 普通 · 小太り · 肥満有（）無 ○ その他特徴 ※ 写真があれば添付する徴着衣上衣下衣等携行品住所 · 氏名を所在不明年月日言える平成年・言えない月日（曜日）午前・午後時分所在不明となった場所所在不明となった状況保護者氏名発見時の連絡先警察署電話 − （内線）別添３解除連絡表警月察署日に手配・通報をお願いした下記行方不明児童については、発見されましたので手配・通報を解除いたします。ご協力ありがとうございました。発見月日発見場所行方不明児童の氏名等平成年月日午前・午後時分