イズミがスーパー大栄にTOB 必要があり、そのためにはイズミ めには、さらなる連携強化を図る 中で企業価値を高めていくた 態との競合が厳しくなる 化している。 全株式をイズミが取得し、子会社 など4店舗を運営していた広栄の 熊本市内に食品スーパー 「エース」 子会社化で九州戦略が一段と加速 グループの一員として明確に位置 ちなみに、九州の流 通業 者が 絡んだTOBは、ディスカウント 結びつきを強めており、 で改装。併せて店舗の活性化や仕 づけるのが適当と説明。一方のス ストアを運営していたサンクスジ でに 店舗をイズミの指導のもと した。TOBの期間は、今年2月 3億9000万円で、スーパー大栄 会社化を提案、スーパー大栄もこ そうした中、同年9月末にイズ ミがスーパー大栄に対して連結子 化は、 年に経営破たんしたニコ は今回で4社目。最 初の子 会 社 イズミグループが、九州を地盤 とするスーパーを子会社にするの 会社化によって見込めるという。 入による販売促進効果などが、子 れぞれ上場廃止になった。 ある清和産興がMBOを行い、そ 場合は創業者の資産管理会社で になっており、他方、タイヨーの が外部から招いた経営者らが中心 サンクスジャパンのほうは創業家 社の関係はより緊密になっていた。 ミが発行しているゆめカードの導 側もイズミの意向に賛同している。 れを受け入れた。 上げるという。買い付け金額は約 27 イズミによるスーパー大栄の子 会社化は、流通業界関係者にとっ ・ %から ・ %にまで引き 持ち株比率は ・0%となり、両 広 栄( 熊 本 市 )の全 株 を 取 得し 年5月の「D&D行橋」のリニ 完 全子 会 社 化したばかりのイ ズ 入れ活動の見直しを行うなど、ス ーパー大栄側は、売り場づくりの ャパン(現在のダイレックス、佐 「ゆめタウン」などを展開するイ ズミ(広島市)の九州戦略が、止 ミが、今度はスーパー大栄の子会 ーパー大栄の〝イズミ化〟が着々 ノウハウを共有することによる店 賀市)や、タイヨー(鹿児島市) ューアルを皮切りに、同年 月ま 社化をするため、TOB(株式公 と進められた。同年7月には、市 舗競争力の強化、商品仕入れや まらない─。昨年7月にスーパー 開 買い付け )を行 うことを 発 表 場外で約 万株を取得、イズミの 12 5日 までで、出 資 比 率 を 現 在の 53 18 TOBの理由について、イズミ 側は、消費マインドの低迷や他業 イズミ傘下に入ったスーパー大栄 ては予定調和だった。 両 社は、 年1月 に資本業務提携を締 結 しており、同 契 約 に基づいてイズミがス ーパー大 栄の第 三者 割当増資を引き受け、 発 行済 株 式の ・ %を 取 得。以 来、取 締 役の出 向を受け入 九州地域では、イズミのほかに も、イオングループがレッドキャ ニコ堂から引き継いだ食品スーパ ー「ニコニコドー」で、同店舗の ベツ(下関市)を子会社化するな 目も、熊本市が地盤の食品スーパ ゆめマートに社名変更した。2度 は、イズミが金城湯池である熊本 の今回のスーパー大栄の子会社化 が進められている。そうした中で ど、両社を軸に食品スーパー再編 年にゆうあ 受け皿会社として いマートを設立しており、 年に ーで、 年8月に「ハローグリー 08 03 れる一方で、営業上の 02 が取得した。3度は 年7月で、 していた西紅の全株をゆめマート ンEVERY」など5店舗を運営 る。 示すシグナルのようにも受け取れ 以外でもM&Aに突き進むことを 14 99 75 02 12 50 14 19 ースとも、経営陣によるMBOで、 のケースがある。いみじくも両ケ 14 資材調達における原価低減、イズ 流通 27 20 Zaikai Kyushu / FEB.2015
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