製品安全データシート - 科研製薬

草闘力ふろあぶる
草闘力ふろあぶる
製品安全データシート
製品安全データシート
作成日 2004 年 12 月 28 日(第 1 版)
改訂日 2010 年 5 月 6 日(第 4 版)
1.製品及び
製品及び会社情報
製品名
草闘力ふろあぶる
草闘力ふろあぶる
会社名
科研製薬株式会社
住所
東京都文京区本駒込 2 丁目 28 番 8 号
担当部門
特薬営業部 特薬営業グループ 製剤直販チーム
電話番号
03-5977-5033
FAX番号
03-5977-5136
整理番号
KPH009-4
2.組成、
組成、成分情報
単一製品・混合物の区別 混合物
化学名
ブロモブチド
(RS)-2-ブロモー N-(α,α-ジメチルベンジル)-3,3-ジメチルブチルアミド
ベンゾフェナップ
2-[4-(2,4-ジクロロ-m-トルオイル)-1,3-ジメチルピラゾール-5-イルオキシ]-4’-メチルアセトフェノン
ペントキサゾン
3-(4-クロロ-5-シクロペンチルオキシ-2-フルオロフェニル)-5-イソプロピリデン-1,3-オキサゾリジンー 2,4-ジオン
成分
化学式
CAS No.
ブロモブチド
ベンゾフェナップ
ペントキサゾン
無機塩、界面活性剤等
74712-19-9
82692-44-2
110956-75-7
C15H22BrNO
C22H20Cl2N2O3
C17H17ClFNO4
化学物質管理促進法第2種指定化学物質など
成分
CAS No.
化学式
ベンゾフェナップ
政令番号
82692-44-2 C22H20Cl2N2O3 第 28 号
官報公示整理番号
(化審法、安衛法)
4-(7)-1142
8-(2)-1322
8-(7)-1209
官報公示整理番号
(化審法、安衛法)
8-(2)-1322
含有量
(%)
14.2
15.9
5.3
64.6
含有量
(%)
15.9
3.危険有害性の
危険有害性の要約
最重要危険有害性
有害性:皮膚に対して刺激性を示す。
環境影響:水生生物に対し有害性を示す。
物理的及び化学的危険性:加熱すると分解し、刺激性または有毒の気体(CO,NOx,HBr,HCl,HF
等)を発生する恐れがある。
4.応急措置
吸入した場合
:被曝者を直ちに空気の新鮮な場所に移動させ、体を毛布などで覆い、保温して
安静を保つ。速やかに医師の診断を受ける。呼吸が弱かったり、止まっている場
合は、衣服を緩め呼吸気道を確保した上で酸素吸入または人工呼吸を行う。呼吸
をしていて嘔吐がある場合は頭を横に向ける。意識が無い場合は口から何
てはならないし、吐かせ うとしてはならない。
した場合:
された衣 、 などを速やかに
てる。製品に れた部分を水または
温 で しながら
する。
に 化が られたり、
が
場合は、直ち
に医師の診断を受ける。また、 の製品は
性なので、 気に 意して
す
る。
付着
皮膚に
汚染
類 靴
湯 流
洗浄
よ
1/4
脱ぎ捨
外観 変 見
こ
引火
触
痛み 続く
火 注
も与え
微
措置
草闘力ふろあぶる
草闘力ふろあぶる
眼に入った場合
清浄な水で最低 15 分間眼を洗浄した後、直ちに眼科医の診断を受ける。洗眼の
際、まぶたを指でよく開いて、眼球、まぶたのすみずみまで水がよく行き渡るよ
うに洗浄する。コンタクトレンズを使用している場合は、固着していない限り、
取り除いて洗浄する。洗浄を始めるのが遅れたり、不十分であると眼の傷害を生
ずる恐れがある。
飲み込んだ場合 :水で口の中をよく洗浄する。コップ 1~2杯の水または牛乳を与え、胃内で薄め
てもよい。体を毛布などで覆い、保温して安静を保つ。直ちに医師の診断を受け
る。必要に応じて、人工呼吸や酸素吸入を行う。呼吸していて嘔吐がある場合は、
頭を横に向ける。意識が無い場合は、口から何も与えてはならないし、吐かせよ
うとしてはならない。
応急措置をする者の保護:救助者が有害物質に触れないよう手袋やゴーグル、マスクなどの保護具を
着用する。汚染された衣類や保護具を取り除く。
5.火災時の
火災時の措置
消火剤
:二酸化炭素、粉末、乾燥砂(初期火災)
特定の危険有害性:燃焼ガスには、一酸化炭素の他、NOx,HBr,HCl,HF 等の有害ガスが含まれる可能
性があるので消火作業の際には煙を吸入しないように注意する。
特定の消火方法:火元への燃焼源を断ち、適切な消火剤を使用して消火する。消火作業は可能な限り
風上から行う。火災発生場所の周辺に関係者以外の立入りを禁止する。燃焼または
高温により有毒ガス(CO,NOx,HBr,HCl,HF 等)が発生することがあるので、呼吸用
保護具を着用する。初期消火には粉末、二酸化炭素を用いる。大規模火災の場合には、
泡消火器を用いて一挙に消火する。容器周辺が火災の時は、容器を安全な場所に移動
する。移動ができない時は、容器に注水または周辺に散水して冷却する。消火のため
の放水等により、環境に影響を及ぼす物質が流出しないよう適切な処置をする。
消火を行う者の保護:消火作業は風上から行い、有毒なガスの吸入を避ける。必ず適切な保護具(手袋、
眼鏡、マスク等)を着用する。
6.漏出時の
漏出時の措置
人体に対する注意事項:
作業の際には適切な保護具を着用し、飛沫等が皮膚に付着したり、ミスト、ガスを
吸入しないようにする。風下の人を退避させ、風上から作業する。付近の着火源とな
るものを速やかに取り除く。着火した場合に備えて、消火用器材を準備する。漏出し
た場所の周辺に、ロープを張るなどして関係者以外の立入りを禁止する。こぼれた
場所は滑りやすいので注意する。
環境に対する注意事項:漏出物を河川や下水に流してはいけない。
除去方法 :少量の場合には、オガクズ、土砂、バーミキュライトのような吸収材で直ちに吸着さ
せて密閉できる容器に回収する。残りは洗剤と水で良く洗浄する。大量の場合には盛
り土で囲って流出を防止し、安全な場所に導いてから処理する。使用した吸収材、洗
浄水は全て密閉できる容器(廃棄物入れ)に回収する。(処分は「廃棄上の注意」の項
に従って行う。
)
7.取扱い
取扱い及び保管上の
保管上の注意
取扱い
技術的対策:換気の良い場所で取扱う。屋外で取扱う場合は、できるだけ風上から作業する。取扱
い場所には関係者以外の立入りを禁止する。取扱い場所の近くに、緊急時に洗眼及び
身体洗浄を行うための設備を設置する。着衣、皮膚、粘膜に触れたり、眼に入らない
ように適切な保護具を着用して取扱う。休憩場所には、手洗い、洗眼等の設備を設け、
取扱い後に手、顔などを良く洗い、うがいをする。また、休憩場所には汚染された保
護具を持ち込んではならない。周辺での高温物、スパーク、火気の使用を禁止する。
加熱したり、摩擦、衝撃を与えない。工具は火花防止型のものを用いる。
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草闘力ふろあぶる
草闘力ふろあぶる
注意事項
容器 転倒 落下
引きずるまたは容器に衝撃を加える等の粗暴な取扱いをし
全 換 設備
ころで取扱う。
保管
保管条件 :直射日光を避け、乾燥した冷暗所に保管する。通気の良い場所で容器を密閉して保管
する。火気厳禁。
技術的対策:通風を良くし、蒸気が滞留しないようにする。可燃物の近くに置かない。火気、熱源
より遠ざける。
8.暴露防止及び
暴露防止及び保護措置
設備対策 :取扱いの際はできるだけ密閉された装置、機器、または局所排気装置を使用する。取
扱い場所の近くに洗身シャワー、手洗い、洗眼設備を設ける。
管理濃度
:未設定
許容濃度 :日本産業衛生学会(2002 年度版)未設定
ACGIH(2002 年度版)未設定
保護具
呼吸用保護具:マスク
手の保護具 :不浸透性手袋
眼の保護具 :保護眼鏡、防災面
皮膚及び身体の保護具:保護服、帽子、ゴム等の前掛け、長靴等
9.物理的及び
物理的及び化学的性質
外観等
物理的状態:液体
形状 :水和性粘稠懸濁液体
色 :類白色
臭い :特異臭あり
pH :6~8
比重 :1.11~1.14
粘度 :800~1200mPa・s
10.
10.安定性及び
安定性及び反応性
安定性:通常の貯蔵・取扱いにおいて安定である。
反応性:反応性なし
危険有害な分解生成物:熱分解により、CO,NOx,HBr,HCl,HF 等が発生する恐れがある。
11.
11.有害性情報
急性毒性: 経口 ラット LD
>5,000mg/kg
経皮 ラット LD
>2,000mg/kg
局所効果: 眼 ウサギ
刺激性なし
皮膚 ウサギ
刺激性なし
12.
12.環境影響情報
魚毒性 : A類相当
13.
13.廃棄上の
廃棄上の注意
残余廃棄物 :有害ガス(CO,NOx,HBr,HCl,HF 等)が発生する恐れがあるので、排ガス洗浄設備を
備えた焼却炉で焼却するか、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に処
理を委託する。洗浄水等の排出は、凝集沈殿、活性汚泥等の処理により清浄にしてか
ら排出する。
汚染容器・包装:空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去した後に処分する。都道府県知事の
許可を受けた専門の廃棄物処理業者に処理を委託する。
:
の
、
させる、
ない。 体 気
のあると
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草闘力ふろあぶる
草闘力ふろあぶる
14.
14.輸送上の
輸送上の注意
国連分類:国連分類の定義上、危険物に該当しない。
国連番号:なし
輸送の特定の
安全対策及び条件:輸送前に容器の破損、腐食、漏れ等が無いことを確認する。転倒、落下、損傷が
無いように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。車輌、船舶には保護具(手袋、
眼鏡、マスク等)を備える他、緊急時の処理に必要な消火器、工具等を備えてお
く。
15.
15.適用法令
農薬取締法 登録番号:第20252号
化学物質排出把握管理促進法(PRTR 法)第 2 種 28 号:ベンゾフェナップ
16.
16.その他
その他の情報
記載内容は、現時点で入手できる資料、情報、データに基づいて作成されておりますが、含有量、物
理化学的性質、危険・有害性等に関しては、いかなる保証をなすものではありません。また、注意事
項は通常の取扱いを対象としたものなので、特殊な取扱いをする場合には、用途・用法に適した安全
対策を実施の上、ご利用下さい。使用にあたっては、ラベルの注意事項をよく読んで下さい。
作成部署以外の連絡先
財団法人 日本中毒情報センター 大阪(年中無休、24 時間)
072-727-2499(無料)
072-726-9923(一件 2,000 円)
つくば(毎日 9 時~21 時)
029-852-9999(無料)
029-851-9999(一件 2,000 円)
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