平成25年度 町政懇談会 利田地区 Ⅰ.日時・場所等 1.開催日時 平成25年5月30日(木)午後7時~午後8時30分 2.開催場所 利田公民館2階ホール 3.出席者 立山町 舟橋町長、舟﨑副町長、青木総務課長、山本企画政策課長、 久保住民課長、酒井建設課長、林農林課長、野崎水道課長、 山元教育課長、村井健康福祉課長、黒田商工観光課長、 荻生消防署長、舟橋教育課長補佐 地元議員 米田俊信議員 利田自治振興会 淺井文昭会長 企画政策課 瀬本企画広報係長、小橋主任、金尾主事、高木主事 4.参加者数 57名 Ⅱ.実施内容 1.挨拶 ①司会 青木総務課長(以下、司会) 開会 ②舟橋町長(以下、町長) 開会挨拶 ③司会 出席者紹介 2.懇談会 (1)ごみの減量化、小型廃家電の回収について 住民課長 (2)地区からの協議事項 (3)質疑・応答 【質問1】 高齢者の方は、近くに店がないので町営バス等を利用している現状になっています。 また、利田地区には以前、三郷駅からこの地区を通って五百石へ行くバスがあり、町の 基軸の交通機関になっていましたが、今は町営バスが1本くらいという形です。 また、立山町の幹線の鉄道である、富山地鉄立山線、いろいろと、駅舎を改築したり されていると思いますが、実際に乗っているお客さんはあまりおられないと思います。 地鉄さんへ補助金を出すなども考えていると思いますが、ただ補助金を出すだけではな く、いくらぐらいだと乗客が増えるかという社会実験、例えば立山町内乗り放題パス等 をしてはどうでしょうか。また、お年寄りには町内の電車が安くなるパスを発行されて いるようですが、浅生地区に住んでいる者は、越中三郷からしか乗れません。越中三郷 からの乗車はできないという、ちょっと実態とかけ離れているようなところもあります。 公共交通機関について町ではどのような施策、あるいは今後どのような取組みをされ -1- るかをまず聞かせていただきたいと思います。 もう1点、ケーブルテレビ、ネット3を放送していますが、経費削減のためにも民間 委託にしてはどうかと思います。これについてもし何か取組まれていることがあれば教 えていただきたいと思っています。 [回答:企画政策課長] 地鉄立山線の活性化についてですが、枕木とか電車の線路等の補修のために、町と県 が補助金を出しています。それから、横断踏切の新設に関しても町からの補助金を出し ているものがあります。ただ、直接的に、いわゆる目的のない補助金は今のところござ いません。 次に、運賃補助が果たしてできるかどうかですが、現状では富山地方鉄道は、民間の 運営ですので、その地鉄への運賃補助というのは難しいのではないかと考えます。 立山黒部アルペンルートへ行かれる場合に富山地方鉄道を利用し、立山駅まで行って いただくことによって富山地方鉄道立山線がもっと利用されるようになればいいと考 えています。 そういった意味では、電車に向かって手を振る多手山プロジェクトといったことも、 新たに取組んでいます。 また、五百石駅舎を今回、町の交流センター、福祉と一緒に、図書館と一緒にという ことで建て替えたところです。 次にケーブルテレビの民間委託についてですが、現在、ケーブルテレビについては、 滑川市と上市町と立山町の3つの市と町によって運営している、いわゆる自治体に代わ る行政事務組合となっています。 事務組合ができる当初は国の補助金、あるいは町の出資金等によって設立されました。 事務組合については、滑川市と立山町と上市町と協議しながらどのように運営していく かということもあります。今後は、指定管理制度に向けて検討してはどうかという意見 が出ています。 [回答:町長] 高齢者町内限定ですが、立山町民お気軽パスという制度が始まって、もう数年経って います。町内で63歳以上の人は1カ月、地鉄の立山町内の駅だけですが、1ヵ月定期 1,500円で乗り放題になっています。 1,500円の定期を支払ってもらっていますが、町から1,500円を負担して、 地鉄へは3,000円を支払う仕組みになっています。そういう意味では町の補助金が 入っていることになります。ご指摘のとおり、浅生地区の人は三郷から乗るわけですか ら、三郷から対象になりませんかということは、以前から要望をいただいており、当時、 要望しましたが、その時は地鉄が了解しなかったという経緯があります。しかし、ご指 摘のとおりなので、引き続き地鉄に対して要望してまいりたいと思います。 2つめのネット3のことで指定管理という難しい言い方をしていましたが、民間委託 のことです。民間委託できないかという考え方は、立山町としてはそういう意見が多い -2- ですが、上市町と滑川市と一緒に組合を作ってやっているので、なかなかうまくいきま せん。 しかし、実際、滑川市に大きなスタジオがありそこで運営していますが、ほとんど民 間に運営を任せており、現在、役場の職員は滑川のネット3へ派遣していません。 番組作りに関して、アナウンサーは町の正規職員ではなく、臨時職員で雇っています。 できるだけ経費を削減していますが、おっしゃるとおり、民間委託にすれば、たとえば コマーシャル料など、いろんな工夫ができると思います。私どもはそのようにできたら いいと思っていますが、他市町のこともありますので。 【質問1】 先程言い忘れましたが、例えば、吉峰などでイベントをした時に、帰りの乗車券を無 料で渡すなど、そういうことはできないでしょうか。ご一考いただければと思います。 【質問2】 今年度は小学校のグラウンド改修事業や空調導入とのことで、町のほうには多大な事 業を計上していただき、実行していただけるということで感謝申し上げます。 町道大石原曽我線の歩道の件について、今年度から用地の取得に入られるということ ですが、完成の目途はいつでしょうか。 [回答:建設課長] 340mでございまして、現在、用水の移設が終われば、あとは盛土をして舗装をし て終われます。今年は用水の移設までのお金を見込んでおります。国に対しては、お金 をくださいということで要望しておりまして、こなくても2、3年のうちにやりたいと いうことは強く要望しています。国は大分、応えてくれており、はっきりとは申せませ んが、ここ2、3年です。今後の財政状況などいろいろな不確定要素がありますので、 はっきりとは申せませんけども、とにかく早く作りたい、それに向けて努めてまいりた いと思っています。 【質問2】 地区の要望では大石原から曽我まで言っています。歩道をつけていただきたいと。生 徒が、北からもかなり来ています。5年程前から要望をしていますが、まだ、2年か3 年かかると。万が一、子どもが事故に巻き込まれたらどうするのですか。 利田の姿は、この公民館ができた平成2年の人口は1,717人、世帯数は398で した。今は、5月1日現在、利田の人口は3,143人、所帯数は971。平成2年と 比べると3倍近くに増えています。全く地区の環境は変わっています。企業から町へ税 収としてお金が入り、町の財政を潤しています。もっと利田地区に力を入れていただい てもいいんじゃないかと思います。 それからバイパス線の問題。バイパス線は曽我から日置まで町が占用しています。バ イパス線は車がどれだけ通ると思いますか。そういう実態を見てください。地区の姿は 大きく変わっているということです。企業のためにどれだけの車が通るか分かりません。 -3- どうして利田地区だけが犠牲にならなければいけないのですか。もっと温かい行政の支 援をしてほしいと願っています。 利田にどれだけの企業があると思いますか。町の財政を潤しているような企業です。 どこかに利田のような地区はありますか。 [回答:町長] 30億円の税収のうち、半分以上は固定資産税です。その中で大きいのは電力会社さ んです。製造業というのは波があり、なかなか厳しく全く税金が入ってこない時もあり ます。おっしゃるとおり、わが町は利田地区の方々に大変、迷惑をかけながらも将来の ために、企業誘致をこれからも続けていきたいと思います。つまり、固定資産税収入が 一番大きいためです。企業があるかではなくて、建物に、鉄骨の建物など、そういうも のが一番税金が大きいということになります。 それから、町道大石原曽我線の歩道は、お金の問題ではなく、用水がありますので、 田が終わらないと工事に取りかかれないため、来年の3月までやりきれる分だけの予算 要求を国へして、予算がつきました。 [回答:建設課長] 具体的にスケジュールを申し上げます。まず、用地買収をさせていただきます。それ で、皆様のご同意が得られれば、契約をさせていただきます。田の時期が終われば用水 の水が止まります。止まったら用水の工事にかかります。その工事には340mありま すので、どうしても年度内はかかってしまうだろうと考えています。その後、来年度に なりましたら盛土をします。盛土はそれほど時間はかかりません。その後、舗装をしま す。ですから、来年度には終わります。 【質問3】 バイパス道路の問題ができないのはなぜですか。堤防道路もかなり交通量があります。 がれきを運ぶときも堤防道路を使うのでしょう。整備した方がいいと思います。 [回答:建設課長] バイパスを整備するとなると、今ある県道のバイパスという位置付けで事業をせざえ るを得ません。そうすると、今の県道をこれでは不十分だから、このぐらいのバイパス を作らなければならないという理由が欲しくなります。 ご要望は十分に承りました。 [回答:町長] 堤防道路をどうしようかということだと思います。 国土交通省が持っているのが堤防道路で、町が貸してください、河川占用許可という のですが、貸していただいて、町の責任で舗装しています。 しかし堤防ですから、地盤が緩く、すぐに傷んで、毎年500万円、1,000万円 単位をかけて大森まで舗装をしています。立山町民でない人もたくさん通っています。 ですから、県や国で鋪装をやってくれないかと、国交省へお願いしましたがダメでした。 -4- 町でも、あれだけの交通量があり、舗装費だけでも多額なので、要望はしているので すが、それならば、河川管理用道路なので乗り入れを止めましょうかと言われてしまっ たりということになり、県も預かってくれませんし、国もやってくれない、仕方なく町 の税金で舗装しているという状況です。お願いはしています、毎年。 [回答:企画政策課長] 災害廃棄物の本格焼却になった場合の搬入経路の件についてあったと思いますが、災 害廃棄物に関しては岩手県と富山県と富山広域圏事務組合、それと最終処分場がある富 山市の間でまだ協議中ということで、いつから本格受入がはじまるかということはまだ 聞いておりません。 以前から、なるべく利田地区を通らないようにとお聞きしたこともありまして 【質問3】 そんなことは1度も言っていません。通るなとは今まで1度も言っていません。 【質問4】 大石原曽我線、要するに通学路ですが、南側は具体的な話がされていますが、北側は どのようになっているのか、進出企業は拡幅して町へ譲渡することになっていますけれ ども、北側は具体的な話しが聞こえてこないような気がします。 それと、立山登山関係で電車のことを言われましたが、90万人をきっているという 状況かと思います。入った人のバスと電車の割合は調べたことがありますか。あれば聞 かせてください。 それと、保育所と小学校の統廃合の問題です。これは非常に大きな問題であると思い ますが、以前、これから検討しますという話でした。それ以後、どのような検討をされ ているのか教えていただきたいです。 民主党政権から自民党政権へ代わり、かなり補助金を出していますが長く続くはずが ないと思っています。そういうことから、ハコモノ等の取組みをどうするのか、当然、 管理もかかってきます。これも税金で賄っていかなければならない、そういったときの 対応、町としては税収をどのように求めていくのか、税収というものを町は真剣に考え てもらわなければなりません。企業が来てもそんなに税収にはならないという気がしま す。中小企業ばかりですから。 最近では小矢部のアウトレット、これはやはり税収を求めてああいう施設を考えたと 思いますが、立山町はどうするのか、現状では富山市へ吸収されてしまうことになるの ではないか、消費者行動もです。税収を得る手段、企業誘致ばかりではないと思います。 [回答:町長] 小矢部のアウトレットがなぜ誘致できたかということについて。小矢部のアウトレッ トを誘致した所は、工業地域に指定されていた所です。つまり、農業振興地域に指定さ れていなかった、優良農地に指定されていないと農道舗装や用排水の整備などの国や県 の補助事業が入らずにずっとそのまま遊んでいた所でした。だから農地転用が可能でし -5- た。大規模店舗をもってくることができました。 立山町の平野部は基盤整備を何度もやってきて、億という単位のお金が農地に投入さ れています。ですから、農地については、県、国の許可がなければ農地転用ができませ ん。特に4ha を超えてしまうと大臣の許可が必要となり、また、2ha を超えると県の 許可とはいいながら、国との協議があります。このため、町としてもいろいろと工夫を して企業誘致のための開発を進めておりますのでご理解をお願いします。 税収の確保についてです。これからもっと厳しくなると思います。2025年問題と いいまして、今、団塊の世代の方々が75歳になったころが大変なことになります。ハ コモノというよりも、介護保険や医療に対する負担金が年々ものすごい勢いで増えてい ますので、どこかで抑えないと大変なことになると思っております。 それに併せて企業誘致が追いつくかということはご指摘のとおり厳しいです。例えば 標準税率で1億円、固定資産税収入が入ったとしても、75%の地方交付税がカットさ れます。ですから2,500万円しか町のプラスにならないという仕組みになっていま す。となってくると、行革をしていくしかありません。コストを削減していくしかない、 それが一番大事だと思っています。 [回答:企画政策課長] 先程、バスと地鉄電車の利用者数についてご質問がありましたが、観光客の実数把握 はしていませんが、路線バスの輸送人員、あるいは、地鉄電車の駅での乗降客数につい ては毎年、町が統計たてやまといった資料集を出しております。その資料集の中には今 ほど言いました路線バスの輸送人員数や地鉄電車の駅での乗降客数といったものは把 握して統計として出しています。 [回答:町長] 100万人の観光客が来ていると言われていますが、実際立山駅を利用する人はもっ と少ないと思っていただけるといいと思います。長野県から入った人のうち、多くは黒 部ダムなどを見て帰って行きます。つまり、立山駅まで来ません。細かい数値は毎年地 鉄さんが出されていますので、また後日お届けしたいと思いますが、私の記憶では一番 調子のよい時が昭和40年代後半で、立山駅で乗る方がかなりいました。ちょうど、犬 山市と立山駅までの北アルプス号が走っていた時期です。ところが、観光バス、乗合バ スの時代になってきたので、一気にその人たちが減ってしまったという状況です。 今、地鉄さんは何を考えているかというと、個人旅行客の時代になったので、だんだ ん外国人も個人旅行客も電車で行く人が増えてきたということで、県と町の補助をもら って、観光電車や2階建て電車の購入を予定しています。私どもも地鉄さんの取組みに 合わせて、少しでも電車に乗ってもらえるように、応援していきたいと思っていますの で、ぜひよろしくお願いします。 [回答:教育課長] 小学校の統廃合の検討状況についてです。 町の教育委員会では、平成24年度から立山町立小学校適正配置検討審議会を設置い -6- たしまして、進行している少子化に対応するために、今後の小学校教育の方向性を協議 しているところです。 具体的な協議内容は、まず小学校の適正な規模、そして適正な配置についてです。審 議会の進捗状況については児童にとって一番よい教育環境を整えることを念頭に協議 を進めており、平成24年度には2回の会議を開催しております。また、今年度につい ては、先だって1回ありましたが、合計3回程度開催を予定しております。そして、来 年の3月には当審議会の意見を取りまとめていただく予定となっております。 [回答:建設課長] 下利田大石原線の歩道の整備に関するお話ですが、進出する企業の工事で9mに広げ ているところです。それと併せて今の340mをやっているというところであります。 まず、今やっているところを仕上げるというところまででおりまして、それ以降のこと については今ちょっと何とも申し上げられない状況ではあります。 しかし、道路を広げるだけが、子どもたちの安全を守るという、もちろん抜本的な解 決にはなると思いますが、やはりまず大切なのは、今の状況の中で子ども達をいかに守 っていくかという努力も必要だと思っています。特に、進出企業の開発にあたっては、 県道から南へ降りてくる車が結構あるのではないかという懸念をしていまして、南側へ 来ないようにと、開発許可においても、いろいろな申請においても、全てそういう条件 を付して、開発側もそういった条件を飲んでくださっているといったところです。 【質問5】 車に入るなと言っても、近い所へ行きたがります。道路を拡幅するよりないと思いま す。場所をよく見ていただいて、どうすればよいか、地元へも教えてもらいたいです。 救急車の問題です。利田地区内で救急車を呼びました。そうしたら出発まで40分掛 かりました。救急車の運行はどうなっているんですか。地元でかなり問題になりました、 救急車として問題があるんじゃないかと。 [回答:消防署長] できるだけ早く搬送するように努力しています。その中で、現場と搬送機関、病院の、 連絡がうまくとれないとなかなか現場を出発するのに時間を要します。そういったこと があったと思われます。 病院の受入体制がうまくいかないと、なかなか運べません。病院との連絡が一番ネッ クになるわけであります。 【質問6】 企業団地へ来る町道の整備はどうなっているでしょうか。県はやっている、町は動い ていないという形になっていますけれども、あそこの将来図のインフラ、それがどうな っているのか全然分からないので、企業が来ても、こういう道とこういう排水路ができ てどうするのかというような部分を出していただきたいです。 -7- もう1つは、富立大橋の通り、いわゆる4車線の工事をしていますが、あそこの排水 が八幡川へ全部流れます。八幡川のいわゆる支弁川、途中にあります、あれが今、工事 が進んでいくと大雨が降れば増水に間違いなくなります。今までも、増水で崩れかけて いるというのが支弁川の現状です。それもいつどうできるのか、土地は買収してあるけ ども、今年は60mだけなどと聞いていますが、あそこが崩れると大変なことになると 思いますが。 [回答:建設課長] 利田の企業団地の入口の工事ですが、県土木に聞きましたところ外郭環状線の東側で やっている拡幅工事は今年度中に終わる予定だということです。また、西へ行く道につ きましては、田1つ60m程ありますが、ここを拡幅する事業を計画しておりますが、 地権者の方と交渉中でございまして、まだ妥結していません。そういった状況です。 企業団地まで結構距離がありまして、まずは入口のところを改良したいと考えている ところでございます。 【質問6】 将来どうなりますか。企業団地に企業が来るときに、こういう道路を作って、企業を こうしますという、そういった先を言ってほしいわけです。 [回答:建設課長] 今計画されているのは、県道の交差点部分の改良です。それと西側60mのところを 幅9mで改良する、車道が3.25mという十分な広さをもったものにするという予定 にしております。 支弁川の八幡川ですが、開発行為が起こりますと、これまで田だった所が、アスファ ルトになったりいたします。雨の降る量が同じでも出るスピードが早くなります。それ に対応した貯水池の設置を義務付けています。 今回の開発行為でも田からアスファルトになるため、貯水池を設けるように義務付け ています。ですから、流出する時間当たりの量はこれまでと同様、ないしは、小さくな るように配慮をいただいているところです。 八幡川の整備にいては、非常に事業費もかかる所ですので、国にもお願いをして、な るべく早く終わらせたいと考えているところです。 【質問6】 水は全体で八幡川へ入ってきますから、相当な量になると思います。 4車線の所に貯水池はないと思います。支弁川は特に危ない所ですから、早めにやっ ていただきたいと。 [回答:建設課長] 4車線化を進めているのは県土木ですので、今程の話を十分に伝えたいと思います。 【質問7】 過去に子どもを連れて室堂ターミナルへ行ってきた時に、帰りのバスが非常に時間が -8- かかるという体験をして、二度と電車に乗って、ケーブルに乗って、バスに乗ってあそ こまで行く気にはならなくなったわけです。貸切バスやいろんな方法を考えられた方が いいと私の経験上思います。 また、立山町は観光の町を PR していますが、立山インターからずっとあの道、草が ぼうぼうで、お客さんを迎える体制になっていません。 あの道を通ってみますと、観光バスがさかんに通ります。そこで、地元住民はすれ違 うときにちょっと路肩に寄ったり、速度を抑えたりといった運動をしてはどうかなと思 います。 それともう1点、ごみ屋敷の問題で3月議会でいろいろと法整備がされたということ を聞いていますが、今後の取組みについてお聞きかせください。 [回答:商工観光課長] アルペンルートのバス乗車に非常に時間が掛かるというお話です。確かに待たされる 時間が多いとは思います。そこで、最近、立山黒部貫光でもいろいろ検討されまして、 地鉄のバスを室堂、美女平間に乗り入れたり、ケーブルカーの臨時運行の回数を増やし たりしまして、なるべくお待たせする時間を短くするように努力をしているところでご ざいます。今後もそういった努力を続けていただけると思っています。 [回答:建設課長] 立山インターから南へ向けて草がぼうぼうというお話です。この道は、平成22年に 下田で大規模なバイパスが開通したことに伴いまして、県管理に全て移管されています。 ですから、立山インターを出ましてから、ずっと千寿の方まで一直線に伸びる道路は県 の道路になっています。今程の話を十分に承り、県土木にまず、維持管理の面で、通常、 道路の草刈りは視距がとれなくなることを防止する目的で草刈りをやっていますが、観 光面に配慮いただけないものか要望していきたいと思っています。 [回答:住民課長] ごみ屋敷の話です。利田地内のごみ屋敷については、従前から町に申出をいただいて おりまして、3月議会で条例を改正し、強制力のある対応がとれるようにしました。 今後、どうするかというご質問ですが、県の環境政策課と上市警察署の生活安全課と 町と合同で、まず立入り調査、もちろん本人の同意を求めて立入り調査を行った上で、 適切な指導、それから勧告という形を行うということになります。それでも、守ってい ただけない場合は町の環境審議会に諮ったうえで、期限を決めて、片付けなさいという 命令という形になります。その後は、手続きを踏んだ上で、最終的に、ということにな ります。 何度も本人に会って、再三、説得をしているところで、本人も町に相談に来ておりま す。実状は結果として進んでいませんが、引き続き、申し上げましたような対応をとっ て、なるべく早い段階で解決できるように努めてまいりたいと思います。 【質問8】 -9- 平成21年度の公債費比率は出ていたと思いますが、それ以降の最新の立山町の公債 費比率はどうなっているのかお聞かせください。 [回答:町長] 予算のしくみガイドブックの44ページに載っています。実質公債費比率といいます。 14.7%です。富山県の市町村平均が15.8%ですから、県下では低い方ですが、 全国的には、富山県自体が高いので、あまりうれしいことではありません。努力してい かなければいけません。 【質問9】 下水道の整備について、今、どこまでいっていますか、南の方は。 [回答:水道課長] 南の方は、宮路、岩峅寺は今年で終わるつもりです。スーパー農道から南の大森の方、 三ッ塚や、坂井沢を少し上がった所は、下流から整備していきます。 3.閉会 ①米田議員 挨拶 - 10 -
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