2008年度後期 教職入門 第2回 W9-302教室 Kinjo-Gakuin Univ. © 2015/10/1 2008 Motohiro HASEGAWA 1 本日の予定 大福帳より 質問,意見への回答 この授業の課題について シラバスの変更 http://syllabus.kinjou.ac.jp/~s2008//HTML_D/3775.html 2015/10/1 2 大福帳より(その1) レポートが大変そうですが,自分のために なると思ってがんばりたいと思います。 => はい。がんばってください。 課題をこなすのではなく、自分の能力を高 めるために取り組めば、かなりの成果があ がるはずです。 2015/10/1 3 教職には興味がありますが、教育につい て詳しく知っている訳ではありません。学 校の存在意義等について、授業を通じて 考察したいと思います。 =>しっかり考えて下さい。また、考えるため に必要な知識を授業外でも吸収するように してください。 2015/10/1 4 パソコンが苦手なため、少し不安です。 =>パソコンは道具ですから、使って慣れて 下さい。毎日、使っているとすぐに慣れてき ます。 2015/10/1 5 生徒と学生はどう違うのか? 日本では校種によって,呼び方を変えてい ます。 幼稚園,保育園=>園児 小学校=>児童 中学校,高校=>生徒 大学=>学生 大学院=>院生 2015/10/1 6 大福帳より(その2) 「・・・と思った」,「・・・と感じた」 =>理由を添えるようにしてください。 「いろいろなことを学びたい」 =>「いろいろなこと」の具体例をあげてみて ください。 2015/10/1 7 わかりやすく説明するコツの一つ 理由をつけて,説明する。 「・・・・だから,・・・・となります。」 具体例をあげて,説明する。 「たとえば,・・・・のように・・・となります。」 *日頃から,自分が文章を書くとき,話をすると きに意識すると,上達します。 2015/10/1 8 大福帳より(その3) 教師になるために,必要なことを学びたい。 =>授業で取り上げることができるのは,これ の一部です。不足する部分は読書レポート や調査レポートの中で学んでください。 2015/10/1 9 大福帳より(その4) 「課題が大変そう」 =>シラバスに書いた通りです。 また、 1単位は40時間の学修に相当します。 この授業は2単位ですから、80時間相当とな り、授業外で50時間は勉強する必要が有 ります。 2015/10/1 10 評価について考えて下さい。 教師の視点と生徒の視点の両方から考え て下さい。 2015/10/1 11 自分が教師になって,評価すること になったら,次の2人の生徒をどう 評価するか? 生徒A・・・テストの点数は非常に高いが, 授業中の態度は悪い。 生徒B・・・テストの点数はかなり悪いが,学 習に対する取り組む姿勢は大変良い。 自分の考えをノートに書いてください。 2015/10/1 12 5人前後のグループを作って,近く の席の人と相談してください。 2015/10/1 13 2015/10/1 14 中間レポートの課題提示 (課題1) 課題1:教育に関係する本を一冊選んで 購読し、その感想文を1000字以上1200 字以内にまとめる。(10月20日締め切 り) 金城学院大学図書館 http://opc.kinjo-u.ac.jp/index.htm 2015/10/1 15 中間レポートの課題提示 (課題2) 「小学生、中学生、高校生」または小 中高の先生から、「特色のある教育活 動」または、「教育問題」についてイ ンタビューをし、レポートで報告をす る。(兄弟、親戚でもOK。バイト先 の生徒もOK。) 「生」の調査結果を元に考察を加え ること。(締め切りは12月8日) 2015/10/1 16 次回の予定 理想の教師像と教師に求められる能力 について 持ち物 付箋紙 2015/10/1 17 以降のスライドは時間が余った時の 予備です。 2015/10/1 18 教育を受ける権利 日本国憲法 第26条 すべて国民は、法律の定めるとこ ろにより、その能力に応じて、ひとしく教育 を受ける権利を有する。 2 すべて国民は、法律の定めるところによ り、その保護する子女に普通教育を受けさ せる義務を負ふ。義務教育は、これを無償 とする。 2015/10/1 19 教育を受ける権利(2) 教育基本法 (教育の機会均等) 第四条すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受 ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、 社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差 別されない。 2 国及び地方公共団体は、障害のある者が、その障害の 状態に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要 な支援を講じなければならない。 3 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経 済的理由によって修学が困難な者に対して、奨学の措置 を講じなければならない。 2015/10/1 20 教育を受ける権利(3) 児童の権利に関する条約 第28条(教育についての権利) 1 締約国は、教育についての児童の権利を 認めるものとし、この権利を漸進的にかつ 機会の平等を基礎として達成するため、特 に、 (以後、配布資料参照) 2015/10/1 21 テキストP9 「文教行政機構」の図を見てください。 教育委員会は、知事、市長から独立してい ます。 この理由を想像して、ノートに書いてくださ い。 後で発表してもらいます。 2015/10/1 22 課題3 テキストのP8-P13までを各自学習し ておくこと。 授業の中では法律が定めている権利の背 景について考察しました。 条文等については各自学習をしておいてく ださい。 2015/10/1 23
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