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ミクロ経済学
(14) 外部性2
丹野忠晋
跡見学園女子大学マネジメント学部
2014年7月24日
需要曲線と限界収入曲線
縦軸との切片は需要曲線と限
界収入曲線で共通.しかし,生産
量が増えると需要曲線の高さより
も限界収入曲線の高さは低くなる.
価格下落によって既存の消費
者からの売上げが落ちる
価格
A
需要曲線
E
価格 P
限界収入MR
限界収入曲線
数量
Q
2014/7/21
ミクロ経済学 13
2
例:支払い意欲
買い手
2014/7/21
支払意欲(円)
イチロー
10000
ダルビッシュ
9000
羽生
8000
マー君
7000
香川真司
6000
ミクロ経済学 13
3
支払い意欲から需要量と価格
需要量
2014/7/21
価格
1
10000
2
9000
3
8000
4
7000
5
6000
ミクロ経済学 13
4
企業の収入を求める

生産量が1の時の収入は10000円

生産量が2の時の収入は 2×9000=18000 円

生産量が3の時の収入は
円

生産量が4の時の収入は
円

生産量が5の時の収入は
円
2014/7/21
ミクロ経済学 13
5
限界収入を求める

生産量が1の時の限界収入は 10000-0=10000 円

生産量が2の時の限界収入は 18000-10000=8000 円

生産量が3の時の限界収入は
円

生産量が4の時の限界収入は
円

生産量が5の時の限界収入は
円
2014/7/21
ミクロ経済学 13
6
支払い意欲から導いた需要曲線
イチローの支払い意欲
ダルビッシュの支払い意欲
羽生の支払い意欲
マー君の支払い意欲
香川真司の支払い意欲
価格(円)
10000
9000
8000
7000
6000
・需要曲線を描く
・限界収入を描く
枚数
1
2014/7/21
2
3
4
5
ミクロ経済学 13
7
支払意欲と限界収入
1600
1400
1400 1400
1200
1300
1200
1200
1000
1000
1100
1000
800
円 800
600
600
支払意欲
限界収入
400
200
0
1
2014/7/21
2
3
数量
ミクロ経済学 13
4
5
8
私的限界費用曲線
90
80
70
60
50
円
40
30
20
10
0
80
70
60
50
40
30
私的限界費用曲線
20
10
0
2014/7/21
1
2
3
4
個数
5
ミクロ経済学 13
6
7
9
•この市場には外部性があるとする
•製品1個あたり10円の外部費用が掛かるとする
社会的限界費用曲線
110
120
100
90
100
80
70
80
60
50
円 60
40
社会的限界費用
30
40
20
曲線
20 10
0
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
個数
2014/7/21
10
ミクロ経済学 13
120
110
100
100
90
80
80
70
60
円 60
50
40
40
20
0
2014/7/21
30
20
10
0
0
100
90
80
60
70
私的限界費用曲線
社会的限界費用曲線
6
7
50
40
30
20
10
1
2
3
4
5
個数
ミクロ経済学 13
8
9
10
11
•自由な市場の取引の均衡
120
100
100
90
100
80
80
50
50
40
70
私的限界費用曲線
限界便益曲線
60
40
40
30
20
30
20
2014/7/21
80
60
円 60
0
90
70
10
20
0
10
0
0
1
2
3
4
5 6
個数
7
ミクロ経済学 13
8
9 10
12
•社会的な最適の生産量
120
100
100
110
90
100
80
80
70
50
60
50
40
40
70
私的限界費用曲線
社会的限界費用曲線
限界便益曲線
40
30
20
30
20
10
20
0
10
0 1
2014/7/21
80
60
円 60
0
90
2
3 4
5 6 7
個数
ミクロ経済学 13
8
9 10
13