日本国債先物予測への応用

日本国債先物予測への応用
フィージビリティスタディにおける
シミュレーション
シミュレーション条件
• 本日後場終値から翌日後場終値を予測.
• 予測信頼度評価による逆転売買有り.
• 本日のイブニングセッション(ES)開始時に売買を行
う.清算は,翌日のES開始時に行う.
• 証拠金は1000万円,売買単位は1枚.
• データベースは,毎日の後場終値.
• 限月が最も近い価格の時系列を使用.
• 年末年始,限月切り替えの前後3日は予測はする
が売買しない.
• シミュレーション期間は,2000/07/13-2005/07/19と
する.
翌日後場終値予測
シミュレーション結果
日本国債先物 後場終値予測
148
146
144
142
140
円
実測値
予測値
138
136
134
132
130
1
101
201
301
401
501
601 701
回数
801
901
時系列
1001 1101 1201
日本国債先物 後場終値予測 実測予測相関
146
y = 0.9486x + 7.066
R 2 = 0.9419
144
予測値(円)
142
140
138
136
134
132
130
130
132
134
136
138
実測値(円)
140
142
相関
144
146
•
•
•
•
•
•
•
相関係数: 0.971
平均誤差: -0.074
最大誤差: 4.181
最小誤差: -2.767
標準偏差: 0.678
RMSE: 0.652
誤差率: 0.47%
シミュレーション前の確認事項
 後場終値とES始まり値の
相関を表す近似式は,y=x,
R2=0.9997,相関係数
=0.9998632である.
日本国債先物(イブニングセッション始まり値-後場終値)
イブニングセッション始まり値(円)
146
144
142
y=x
R 2 = 0.9997
140
138
136
相関係数:0.9998632
134
132
130
130
132
134
136
138
140
後場終値(円)
142
相関
144
146
日本国債先物 イブニングセッション始まり値-後場終値の誤差分布
(平均:-0.00038,標準偏差:0.04413,最大:0.35,最小:-0.41,尖度:19.36)
600
 後場終値とES始まり値の
価格差は,ほぼ左右対称
に分布していると考えられ
る.
500
回数
400
300
200
100
-0.6
-0.4
-0.2
0
0
誤差(円)
0.2
誤差分布
0.4
0.6
 よって,後場終値とES始ま
り値と考えても,トレード結
果に大きな差異は現れな
いであろう.
予測結果による
デイトレードシミュレーション結果
日本国債先物 2000/7/13-2005/7/19
45
40
累積損益は縦軸の1000000倍
35
累積損益(円)
30
25
累積損益
逆売買
20
15
10
5
0
-5
1
101
201
301
401
501
601
回数
701
801
901
1001 1101 1201
デイトレードシミュレーションの損益
証拠金(円)
10,000,000
売買単位(平均価格に対する倍率)
1枚(1,000)
平均価格(円)
平均売買価格(円)
11,120.83
11,120,830
損益合計(円)
7,970,000
売買回数(回)
348
平均損益(円)
22,902
最大益(円)
450,000
最大損(円)
-420,000
逆売買率(%)(年利改善効果)
11.8(+10.3%)
年利(対平均売買額)(%)
49.4
利回り(対証拠金)(%)
55.0
方向性的中回数(回)
203
方向性外れ回数(回)
136
方向性的中率(%)
57.5