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ふるさと雇用再生基金事業 実績報告
産業振興分野
河内長野市特産品販路拡大事業【大阪府河内長野市】
事 業 概 要
【事業概要】
河内長野市ならではの地域資源を活かした特産品の販路開拓を行うことにより、地域産業の活性化及びまちの魅力向上を図る。
【事業実施に至る背景】
河内長野市商工会が「おおさか地域創造ファンド」より補助を受け、「香和地ながの逸品推進委員会」を組織し、開発、完成させた特産品等の販路の開拓・
拡大を支援することにより、河内長野市の地域産業の活性化及び“まち”の魅力向上を図る。
河内長野市商工会
従事する労働者数 3人
委 託 先
事業実績額
238万円(平成21年度)
346万円(平成22年度)
雇用創出数
1人
事業実施
期
間
事 業 終 了 後
継続雇用人数
平成21年7月
~
平成23年3月
0人
業務の内容
逸品推進委員会で開発された逸品、若しくは今後開発される特産品、及び既存の爪楊枝・すだれ等市内外への
販路の拡大のため、各種団体が主催するイベントにおいて販売PRするなどして市の特産品の振興に努めた。
雇 用 者
本会に本事業で2年間(平成21年度・平成22年度)女性を雇用。開発された逸品や特産品の販路拡大がスム-ズに
行えるよう指導員や指導員補助員より指導・助言をもとに各種団体イベントでのPR業務について担当。
市内外で開催された各種団体イベントに
参加し、逸品などPR活動風景。
活 動 紹 介
河内長野市商工会が中心となり「香和地ながの逸品推進員委員会」を組織し、地域素材を使用した逸品「天見うるおいロ-ション(化粧水)」
「天野のかぜ(焼菓子)」・地域伝統行事に因んだ稚児相撲「もちどら焼」開発並びに開発試作品について、市内外で行われたイベント会場において積極的に
PR活動を行った。
【市内外のイベント】
逸品開発PRチラシ配布並びに試作品の無料配布。
・河内長野産業祭(府立花の文化園)
・御堂筋KaPPo2009(大阪発地域ゾ-ン)など
・ニッポンいいもの再発見(東京ビッグサイト国際会場)
(PRグッズ)
・香和地ながの逸品幟5枚・展示台(組立)1台
ニッポンいいもの再発見(東京)会場にて河内長野
の天野酒米ぬか/日本ミツバチのハチミツ/ビワの
葉エキスを原料による天見うるおいジェル
御堂筋Kappo2009(大阪地域ゾ-ン)会場に
出向き、天野うるおいロ-ション等PR活動
高野街道まつり(酒蔵ゾ-ン)
天見地区で生産されたブル-ベリ-を使用した
逸品「河内宝珠」(試作菓子)のPR活動
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
和と輪!うるおいの里創出をめざす「香和地ながの逸品開発推進委員会」を中心として、地域素材や技術を活用し開発した逸品及び既存の特産品を中心
に販路を拡大して行く為に、本基金事業で雇用した職員が指導員並びに指導員補助員の指導・助言を受けながら、各種イベント会場でPR活動を行った。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
新製品のPR、新規顧客を開拓するため市内外のイベントに出展することにより、むらからまちから館(東京有楽町交通会館内)の展示即売につながった。
産業振興分野
河内長野市特産品販路拡大事業 【大阪府河内長野市】
事 業 概 要
【事業概要】
河内長野市ならではの地域資源を活かした特産品の販路開拓を行うことにより、地域産業の活性化及び“まち”の魅力向上を図る。
【事業実施に至る背景】
河内長野市商工会が「おおさか地域創造ファンド」より補助を受け、「かわちながの逸品推進委員会」を組織し開発を行い、完成させた特産品の販路の開拓・
拡大を支援することにより、河内長野市の地域産業の活性化及び”まち”の魅力向上を図るため事業を実施。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
河内長野市観光協会
従業員数 3人
392万円 (平成23年度)
1人
事 業 実
施
期
間
平成23年4月
~
平成24年3月
事業終了後
継 続 雇 用 人数
1人
業務の内容
特産品の販路拡大のために、新規に雇用し、市内外で行われる様々なイベントに参加。
グッズを活用した本市のPRや、特産品などの地域資源を活かした産品のPRに努めた。
雇 用 者
商工会に本事業で2年勤務した女性を本協会で継続して雇用。
特産品の販路拡大について、各種PR業務や河内長野市の観光・特産品大使として主体的な働きを担当。
イベント時などのPR活動風景
活
動
紹
介
市内外で行われる様々なイベントに参加し、特産品を中心としたPR活動やPRグッズを作成した。
【市内外のイベント】
・文化財シャトルバス(観心寺⇔天野山金剛寺)
・観光・特産品PRチラシ配布(南海難波駅)
・大阪モーターショー(インテックス大阪) など
【PRグッズ】
・モックルバルーン 500個
・特産品・奥河内PR用マグネット 500個
・市PR用モックル紙袋 500枚 など
全国から集客の図ることの出来る観心
寺本尊御開帳に合わせ、本市特産品
のPR活動
市外から多数の方が参加するウォー
キングイベントに特産品の賞品提供
市外のイベントに出向き、河内長野市
及び特産品のPR活動
河内長野市そのもののPRにつながる
ようなグッズや特産品を活用したグッズ
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
河内長野市が、市内外に大きく認知されるような特産品(土産品など)の販路拡大の基礎を築き、その特産品を中心とした観光PRと市が同時に推し進めて
いる地域ブランド認定や奥河内構想が連携して事業継続してく為に、本基金事業で雇用していた女性職員の継続雇用を行った。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
・本市や特産品PRを本市域以外でも実施し、知名度向上を図ることができた。
・本市のPRのため、グッズを活用することで、幅広い層にPRすることができた。
環境分野
薪ステーション整備事業【大阪府河内長野市】
事 業 概 要
人工林率の高い本市森林の公益的機能の維持及び増進には間伐は欠くことのできない作業で
あり、「かわちながの森林プラン」のスタート以後、毎年一定面積の間伐を実施しているものの、
そのほとんどが搬出されず林地残材となっている。そこで、この林地残材を有効利用し、「河内長
野市バイオマスタウン構想」に基づき、薪を生産し燃料として利用する事により、化石燃料使用の
抑制につなげようとしたものである。
一方、現下の厳しい雇用失業情勢のもと、離職を余儀なくされた非正規雇用労働者、中高年齢
者等の失業者を対象に、林地残材を搬出し薪を生産する作業を就労の機会として提供し、これら
の者の生活の安定と、森林資源の有効利用を図るものとした。
委
託
先
事業実績額
雇用 創出 数
大阪府森林組合南河内支店
従業員数 100人
367万円 (平成22年度)
593万円 (平成23年度)
3人
事 業 実
施
期
間
事 業 終 了 後
継続雇用人数
平成22年4月
~
平成24年3月
0人
業務の内容
市内に薪ステーションを整備し、市内森林の間伐で伐り出された木材を薪へと加工し、市内公共施
設に設置されている薪ストーブの燃料として提供する。並行して、薪ストーブを所有している市民を
薪モニターとして募集し、その方々に薪を提供する代わりに使用感をレポートしていただくことで、バ
イオマス燃料としての薪の実用性などの調査を行う。
薪ステーション
活
動
紹
介
本事業の開始とともに、これまで河内長野市内の公共施設に1台しかなかった薪ストーブが4台
に増え、灯油から本事業で生産した薪をエネルギーとした暖房に切り替わった。このことにより、
二酸化炭素の排出の抑制が実現されるとともに、利用者からの好評価を受けるようになった。
薪モニターには、2ヵ年で21家庭になってもらい、今後の薪販売に向けた貴重な意見を頂き、薪
の制作方法に改良を加えながら、より高品質な薪の生産を実施した。
公共施設での薪ストーブ
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
事業終了後、継続して1人雇用することができた。
平成24年度は市単独の補助事業として、同趣旨の事業に対して補助を行う予定である。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
市内公共施設に薪ストーブを導入したことにより、施設利用者の満足度が向上した。
市民への広報や薪モニター制度により、本事業の認識度が高まり、市外や住宅メーカーからの
問い合わせが増えるとともに、雑誌、新聞などのメディアへ掲載され、市外への啓発効果も発揮
された。
薪モニターのお宅
観光分野
河内長野市周遊観光ツアー集客実践事業 【大阪府河内長野市】
事 業 概 要
【事業概要】
市内の名所旧跡、伝統産業等の観光資源を活用し、街の魅力を再発見するツアーの実施。
【事業実施に至る背景】
平成22年度よりバスツアーを実験的に実施しており、発展的に集客を図るツアー造成するために実施。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
河内長野市観光協会
従業員数 3人
778万円(平成23年度)
2人
事 業 実
施
期
間
事業終了後
継 続 雇 用 人数
平成23年4月
~
平成24年3月
0人
業務の内容
・河内長野市内の名所旧跡、伝統産業等の観光資源を活用し、街の魅力を再発見するツアーを
実施することにより、市内への具体的な集客を実践していく。様々なチャンネルで観光バスツ
アーを販売し、課題の検証と新たな観光資源の発掘に努め、自然・歴史・文化資源を活かした観
光産業の振興の推進を図った。具体的には、旅行社が主催する日帰りバスツアーへの催行支
援、文化財公開等のイベントに併せた市外からの誘客を実施した。
・関連資格等を有する専門職員を雇用し、市内における周遊観光コースの開発及び調査研究を
実施。併せて、宿泊施設や、レクレーション施設、飲食店等との連携創出。
バスツアーの様子
活
動
紹
介
河内長野市内の名所旧跡、伝統産業等の観光資源を活用し、街の魅力を再発見するツアーを実施することにより、市内への具体的な集
客を実践。様々なチャンネルで観光バスツアーを販売し、課題の検証と新たな観光資源の発掘に努め、自然・歴史・文化資源を活かした
観光産業の振興を図った。
【ツアー内容等】
・文化財特別公開に伴うシャトルバスの運行 932名【4月17日・18日実施】
・産経ウェーブの協力によるツアー運行 122名【4月18日・6月25日・11月26日実施】
・南海NATTSの協力によるツアー運行 143名【11月26日・27日・12月3・10日実施】
秘仏・如意輪観音坐像(観心寺)の
特別公開に併せ、天野山金剛寺へ
のシャトルバス運行
地場鉄道会社の南海電鉄NATTSの協
力による市内を巡るバスツアー催行
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
産経新聞の紙面による会員向
けの募集型勉強会ツアー催行
本事業により、本市における募集型ツアーにおける課題(交通網の未発達・駐車場の未整備等のハード面、知名度不足など)が浮き彫り
になったため、事業継続が厳しく廃止となり、雇用継続もできなかった。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
・本事業を実施したことにより、本協会と接点のなかった事業者との接点ができ、観光協会会員の増加につながった。
・上述のハード面の課題を解決する為のまち歩きツアーへと移行できた。