スライド 1

介護・福祉分野
認知症高齢者との交流サポート等を通じた若者自立支援事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
知的障害者支援の経験をもつ介護事業者を中心に、知的障害者(ボーダーライン層含む)やその他働く上
で困難をかかえる若者に、福祉施設での体験実習、グループワークなどの機会を提供し、社会性や就業能
力等を習得しながら、短時間就業の機会を創出し、就労を促進する。人とかかわることが困難な若者が、
認知症高齢者のサポートを通じて人とのかかわりを練習し、その能力・特性を伸ばす。また介護職としての
キャリアの可能性を開発し、希望者にはヘルパー資格取得も含め、継続就業等の可能性を開く。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
有限会社 ピグマリオン
従業員数32人
2,062万円(平成23年度)
17人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成23年4月
~
平成24年3月
最初は、人とのかかわりどころ
か、自分の存在にすら自信を持
てずに居た若者が、認知症高
齢者をサポートする役割を得て、
自己の存在意義や仕事の「や
りがい」を感じることで、8ヶ月に
及ぶ長期間に渡る業務を遂行
し、就労に関して自信を持つに
至った。
これらの結果により、とても意
義のある事業であったと自負し
ています。
2人
業務の内容
知的障害者(ボーダーライン層含む)やその他働く上でなんらかの困難を抱える若者に、高齢者福祉施設での体験実習や研修を通じて、社会性や
就業に関する能力・知識等を習得しながら、短時間就業の機会を創出し、就労を促進する。
他人とのコミュニケーションを苦手とする若者が、認知症高齢者のサポートを通じて、人とのかかわりをトレーニングし、その能力・特性を活かし、「やりがい」を体感
することによって就業への意識を向上させる。介護職としての可能性を開発すると共に、希望者にはヘルパー資格取得も含め、継続就業等への可能性を拓く。
活
動
紹
介
自己に自信がなく、他人とのかかわりを苦手とする若者が、この事業に参加して認知症高齢者をサポートするという役割を得ることに
より、「誰かの役にたつ」自分を認識し、自己の存在意義を体感する。このような中で、決められた場所・決められた時間に就労すると
いうことを短時間就労という形態で体験し、馴染んでいくことで、就業に対して積極的になれたと思われる。
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
本年度においても同様の事業を継続し、ヘルパー資格取得も含めた就業への支援を実施している。昨年度の継続雇用は3名であった
が、その後、介護施設で面接を受け、就職したとの報告も受けている。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
認知症の高齢者に、若年者がかかわることで、高齢者の表情が明るくなったり、若者との会話・面会を楽しみにするようになった。若者
を受け入れて、会話をしている高齢者の柔和な表情は、若者が自然に引き出したものと思われる。
介護・福祉分野
障害児の日中活動および就労準備(児童ディ促進)事業
【大阪府豊中市】
事 業 概 要
障がい児の日中活動(特に学校卒業後、放課後、休校中など)のサポートニーズは拡大
しており同種の民間事業が始まってるが施設等は不足状態である。
そこで、これらニーズにこたえるため、福祉事業に関心のある若者や再就職をめざす女
性等を雇用し、同事業を立ち上げ、事業継続・発展に向けて条件整備を行う。
委
託
先
特定非営利活動法人ハニー・ビー
従業員数47人
事業実績額
1,300万円 (平成23年度)
雇 用 創 出 数
15人
事業終了後
継続雇用人数
事業実施
期
間
平成23年4月
~
平成24年3月
1人
(他事業所での雇用1人)
業務の内容
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
児童デイサービスⅡ型。24年4月からは放課後等デイサービスという名称に変更になり、児
童福祉法に基づいてのサービスとなりました。
福祉事業に関心のある若者や再就職をめざす女性等を雇用し、同事業を立ち上げ、事業継
続・発展に向けて条件整備を行う。
療育支援のひとコマです
活
動
紹
介
『10年後の彼らの笑顔のために』
私たちのミッションは「障がいがあっても支援があれば働ける」「障がいがあっての社会参加自己実現
は当たり前」との思いを持ってこの事業を行なってる。
勿論、保護者へのレスパイト的な要素もありますが、指導員の意識変革を図れることを目的に
様々な気づきの研修、講演会を多々設けている。その気持ちを紡いでいくことが、彼らが自信を持つこ
とであり、社会全体の意識変革につながるものと確信をしている。
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
はっとりでの日課である雑巾がけレース
豊中市内で曽根、はっとりと2箇所の事業所を展開している。曽根は小学生中心(特に低学年)、はっと
りは、幅広く18歳までの児童が通所される。新規雇用された方々も保育士や介護福祉士などの以前か
らの指導員からの指導を受けながら児童たちの療育に一生懸命に取り組んでいる。利用者からも好評
のため、基金終了後も雇用を継続し、児童たちとの療育支援の拠点として育ってほしいと強く願ってい
る。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
他の指導員たちも積極的に業務に取り組むことが、多く見られるようになったことは大きな成果だと思
う。人にものを教える、自分自身の気づきと自信になることが今回の事業の実施効果であると思う。
今後は更に事業拡大にも繋げたいと思う。
指導員の腕の見せ所、糸つむぎもOK。
一緒にやれば平気です。
子育て分野
子育て応援キンダーガーデン事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
私立幼稚園が幼稚園教育の一環として実施する子育て支援の新規メニュー
として、幼稚園の平日一時預かり保育事業に対し、補助指導員を雇用する。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
学校法人小曽根学院小曽根幼稚園
従業員数人15人
263万円 (平成21年度)
606万円 (平成22年度)
522万円 (平成23年度)
3人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成21年8月
~
平成24年3月
3人
業務の内容
満2歳から満5歳までの就学前の幼児を対象に、午前9時から午後4時まで
の間で平日の一時預かり保育を実施。
幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を所持している方を採用。 9人とも女性。
毎日子どもたちから
いっぱい元気をも
らっています。
活
動
紹
介
豊中市では満2歳児以下の保育所入所待機児が多く子育て応援キンダー
ガーデン事業の一時預かり保育への期待が大きく、多くの方が利用されて
地域の子育て支援におおいに貢献した。預かり時間は午前9時から午後4
時まで、利用料金は1日1,600円とし、希望者には給食を提供した。
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
節分に鬼が来て、先生に守ってもらう
平成24年3月で雇用再生事業の補助は終了したが、本園独自に満2歳~
3歳児対象の一時預かり保育を継続実施している。また、雇用再生事業で
雇用した3人を継続雇用した。
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
一時預かり保育を利用された方の情報発信により本園の知名度が上がり、
見学希望者が増えた。
水遊びやシャボン玉を楽しむ
子育て分野
子育て応援キンダーガーデン事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
私立幼稚園が幼稚園教育の一環として実施する子育て支援の新規メニュー
として、幼稚園の平日一時預かり保育事業に対し、補助指導員を雇用する。
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
委
託
先
学校法人 蛍池学園 蛍池文化幼稚園
従業員数15人
156万円 (平成21年度)
事 業 実 績 額 379万円 (平成22年度)
315万円 (平成23年度)
雇用創出数
4人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
業務の内容
未就園児の預り保育補助業務
幼稚園教諭または保育士資格を持った女性を雇用した。
平成21年7月
~
平成24年3月
1人
空いた保育室に
未就園児のクラスを作りました。
活
動
紹
介
未就園児の2〜3歳の子どもたちを毎日お預かりした。
幼稚園教諭の免許を持った先生が、毎日カリキュラムを考え、外あそびや
公園に行ったり、砂場で水あそびなど、楽しい保育を実施した。
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
事業内容が保育園とかぶるうえ、手続きが煩雑なため、継続は断念した。
新規雇用のメリットが感じられなかった。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
保育所に入れず、待機している子どもの保護者には、とても喜ばれた。
いろいろな楽しい保育を考えました。
子育て分野
子育て応援キンダーガーデン事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
小規模な保育室で
私立幼稚園が幼稚園教育の一環として実施する子育て支援の新規メニュー
として、幼稚園の平日一時預かり保育事業に対し、補助指導員を雇用する。
すが、家庭的な雰囲
気で、子ども達に
けがや事故もなく
楽しく過ごせました。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
学校法人 神童学園
従業員数 39人
343万円 (平成21年度)
525万円 (平成22年度)
594万円 (平成23年度)
3人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成21年8月
~
平成24年3月
0人
業務の内容
幼稚園就園前の子どもを対象に、平日9時~16時まで一時的に預って保育を
行う。
子育て支援と、家庭から幼稚園への就園を円滑化するために小規模な集団で
の保育を実施する。
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
保育室の様子
活
動
紹
介
○幼稚園就園前の子どもを対象に、平日9時~16時まで一時的に預って保
育を行う。
○子育て支援と、家庭から幼稚園への就園を円滑化するために小規模な集
団での保育を実施する。
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
○本園から離れた場所での保育室運営の経験をとおして、幼稚園内に小規
模保育所を設置する目処がたち、幼保連携型認定こども園の開設へのは
ずみがついた。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
○賃貸による保育室での保育所運営や、幼稚園の空き教室での一時保育
事業が可能ならば、待機児解消に相当程度寄与できる。結果、地域の女性
就労率の向上につながる。
保育風景
UR広報誌「まど」掲載記事
11
子育て分野
子育て応援キンダーガーデン事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
私立幼稚園が幼稚園教育の一環として実施する子育て支援の新規メニューとして、幼稚園の平日一時
預かり保育事業に対し、補助指導員を雇用する。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
学校法人 豊緑学園
従業員数 22人
306万円 (平成21年度)
463万円 (平成22年度)
416万円 (平成23年度)
5人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成21年8月
~
平成24年3月
0人
業務の内容
地域の子育て家庭を対象に、子育て支援の一環として、平日、幼稚園で1歳~未就園児の一時預かり保育
を実施。
活
動
紹
介
時間:9:00~16:00(8:00~19:00までの延長可)
料金:9:00~16:00まで1600円 (給食費300円おやつ代100円)
延長料金は1時間300円
人数:1日8名まで 先着順に受付
特徴:・自園調理の給食を実施。
・少人数制で保育士が一人ひとりの子どもをしっかりサポート。家庭との連携も連絡用紙を通じて密
に行う。
・ゆったりした時間の中、在園児(異年齢)の子どもとのふれあう時間も十分に確保している。
・なるべく職員の希望に沿ったシフト作りを心掛けている。
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
事業終了のため、補助金がなくなり、経営的に難しくなったが、子育て支援のニーズが高まっているので、
保護者の料金の負担は増えたが、利用状況によって料金を細かく設定することで継続に努めている。事業
の継続により、雇用も継続及び新規に雇用も行った。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
幼稚園での一時預かり保育の実施が周知され、待機児解消に向けても利用者から喜ばれた。
幼稚園が事業を実施することにより、園を知ってもらうことができ、子育て支援にも貢献することができたと
思う。
子育て分野
子育て応援キンダーガーデン事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
私立幼稚園が幼稚園教育の一環として実施する子育て支援の新規メニュー
として、幼稚園の平日一時預かり保育事業に対し、補助指導員を雇用する。
委託先、担当課などの担当者の
写真(同意が必要ですが)を貼り
付けていただき、事業に対する思
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
いなどコメントを吹き出しで入れ
学校法人 田中学園 くりのみ幼稚園
従業員数23人
237万円 (平成21年度)
614万円 (平成22年度)
591万円 (平成23年度)
4人
るなど当該場所をご活用ください。
事業実施 平成21年10月
~
期
間
平成24年3月
事業終了後
継続雇用人数
2人
業務の内容
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
幼稚園で新規事業としてスタートした、子育て支援の為の2才児の一時預かり
の補助指導業務
幼稚園で子育てに携わっていただくため、資格を持った女性に勤務していただ
いている。
幼稚園の様子
活
動
紹
介
核家族化、少子化が進み、地域のコミュニティが希薄になる中で、子育て中
の保護者が孤立し閉塞状態となることを防ぎ、育児不安を軽減するため、一
時的に幼児を預かるとともに、地域の子育て支援の拠点として活動している。
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
本事業終了後、保育園に統合する形で一時預かり保育を継続して実施して
いる。
また、本事業で雇用した職員のうち2名はそのまま継続雇用した。
別に自己都合で退職した職員についても、幼稚園本体で再雇用している。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
本事業で雇用された職員との関わりの中で、従来からの職員の視野が広がり、人間関係
に深みが出た。
幼稚園の様子
子育て分野
商店街の空き店舗等を利用した子育て支援事業
【大阪府豊中市】
事 業 概 要
①民間学童保育サービス=ひとり親家庭、共働き家庭の子どもたちの放課 後の安心・安全な居場所づくり
②小学生の豊かな放課後づくりの支援=地域の人々とのふれあいや社会体験の機会をつくり、子どもたちの
「好奇心」や「コミュニケーション力」「学習力」を高めることを目的とする。
委
託
先
事業実績額
雇用創出数
株式会社 オフィスオルタナティブ
従業員数6人
1,111万円 (平成23年度)
7人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成23年4月
~
平成24年3月
0人
業務の内容
中年世代の再就職希望の女性を中心に雇用し、地域と子どもを結ぶ地域コーディネーターと学童ス
タッフの育成に取り組んだ。
豊中市母子寡婦福祉会との協働で、「ひとり親家庭にやさしい民間学童保育」をめざし、学習支援
(協力:1人親家庭支援NPOあっとすくーる)と、個別のニーズに柔軟に対応(夕ご飯の提供、時間延
長等)する “おかまち楽童くらぶ”を運営した。
“おかまち・にゃんと!”と名付けて、拠点施設に近い4小学校区の小学生を対象に、地域の大人たち
が“隊長”になって、子どもたちへの「生きる力」を育む各種プログラムを展開した。
おかまち楽童くらぶの活動
左:開所の時のチラシ 右上:学習支援中
右下:クリスマス会
活
動
紹
介
【「おかまち楽童くらぶ」の活動】
◆子どもと親のニーズに柔軟に対応する学童保育サービス (子どもの送り、夕食の提供、保育時間の延長等)
◆現役大学生による学習支援(週3回・90分/日) (子どもの勉強をみる時間のない親にとって学習支援は頼みの綱的存在)
◆おやつの会(ミーティング)、地域のおまつり参加や保育園との交流、「50 円おやつの日」 は地域商店街で買い物、土・長期休暇はおそうじやおやつ・昼食づくり
等で、楽しみながら生活習慣や社会性を養う ◆文化活動への参加(アートワークショップの開催や参加等) ◆地域や他地域(静岡市)の子どもたちとの交流
【おかまち・にゃんと!の活動】
◆種から育てる子ども料理教室
地域住民に家庭菜園を提供してもらい、種から野菜を育て、収穫し、調理する中で、仲間との助け合い、農や食への関心を高められた。
◆開店!
子どもカフェ:キッチン、ホールの分担を決めて、調理や接客の練習をして、実際に家族や友達がお客さんのカフェを運営した。
◆だがしやをひらこう!
地域の商店街のお菓子屋さんに陳列の仕方を習ったりしながら、公園でだがしやを開店。仕入れ、くじ作り、チラシ、店員まですべてを体験した。
◆シャーリーさんとパーティ、王さんとパーティ
地域在住の外国人の女性が隊長となり、“教育”ではなく、外国語と異文化を学ぶパーティ形式のプログラム 等
事業終了後の事業継続・雇用継続への展開
本事業に協力していただいた「1人親家庭支援NPOあっとすくーる」にひとり親家庭の子どもを中心とした
共働き家庭の子どもの居場所づくり事業をやりたいという意向があり、本事業の民間学童保育に通わせて
いた親にとっては、2012年度以降の放課後の子どもの居場所が確保された。さらに、おかまち楽童くらぶ
で親子で慣れ親しんだ若者たちの運営によるものだということで安心して移行することができた。また、本
事業の新規雇用者の1名が、スタッフとして雇用されている。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
●例えば保護者会のような気軽に働く母親たちが集える場所の提供や母親の就労にまつわる相談、子ど
もの教育相談など、母子家庭の母親のための手厚い支援が必要なこと、また、日ごろ仕事と生活の両立
のために子どもとの時間がとりにくいことを共感した上で子どもたちの生活や学習支援が必要なことが実
証された。イベントのチラシの配布を通じて地元の小学校とのつながりができた。
●「種から育てる子ども料理教室」と「子どもカフェ」の企画運営により、第一線で活躍する若者が地域に根
差した活動に参画するきっかけづくりができた。
●近頃の子どもたちは忙しいから地域で子ども対象の事業などを開催しても集まらない、と言われていた
が、企画した事業はすぐに定員に達した。地域の大人が真摯に企画・運営することが子どもたちと地域を
つなぐ方法の一つと思える。
●商店主や地域の人々、あるいは地域の社会資源(公園や施設、おまつり)を活用することができた。
おかまち・にゃんと!の活動
上左:「だがしやを開こう!」
上右:子どもカフェ
下左:「種から育てる子ども料理教室」
下右:シャーリーさんとパーティ
産業振興分野
ひとり親等による「食」事業開発(ソーシャルファーム設立)事業
【大阪府豊中市】
事 業 概 要
庄内銀座商店街、
ひとり親等を雇用し、「食」関連事業(惣菜の製造販売、配食サービス、コミュニティレストランなど)を
行う仮設店舗を立ち上げる。食関連事業に通じ、人材育成を行える事業者に委託し、ひとり親や高齢
者等の就職困難者を支援する社会的雇用として実施する。高齢者等の短時間就業に対応できる業務
も用意する。並行して行っている「地域就労支援事業」や「ひとり親等の調理師免許取得支援事業」
「女性の視点による食関連商品開発事業」などと連携して実施する。
委
託
先
事 業 実 績 額
雇 用 創 出 数
豊南市場、庄内
地域の皆さまに
愛されるお店に
まで成長できた
こと、スタッフを
誇りに思います!
情報の輪サービス株式会社
3,018万円 (平成23年度)
11人
従業員数 20人
事 業 実 施
期
間
事 業 終 了 後
継続雇用人数
銀座食堂マネージャー
村山 礼子
平成23年4月
~
平成24年3月
銀座食堂 人気No.1!
ふわふわハンバーグの銀座ランチ
3名
業務の内容
『食』に関するソーシャルファームビジネス(就労困難な状況に置かれている人々の為の雇用を創出す
るビジネス)の設立を目的とし、平成23年9月、豊中市庄内に飲食店『銀座食堂』をオープン。
ひとり親でも働きやすいよう従業員の子どもの保育スペースを設け、また高齢者でも働けるような短時
間労働を可能にしたワークシェア勤務の体制を整えた。
OPENまでの3ヶ月間は『人材育成』に主に、コミュニケーション研修から実務知識を備える為の簿記
講座を実施、また調理技術や接客対応力など実践的な研修も繰り返し行った。
地域とのコミュニティ
店舗は庄内老舗の庄内銀座商店街の真ん中に位置し、豊中市庄内の台所、豊南市場も目の前。
積極的に地域の店舗で食材を調達し、地域とのコミュニティを深め、また銀座食堂をアピールすること
で、同時に庄内地域を盛り上げていきたいとPR活動にも力を注いでいる。
ネパールからの学生さんも元気よく楽しく仕を
してくれています!即戦力です!
活 動 紹 介
http://ginza-shokudo.com/
『温かな空間で懐かしい味を出す食堂』をキーワードに考えた出した中から、
“庄内銀座商店街の中の食堂”で“レトロで温かな響きもある”=銀座食堂に決定しました。
お箸で食べれるふわふわハンバーグが自慢の洋食屋です!
2012.9月 銀座食堂 ランチタイムのみでOPEN (初日は55名の多くのお客様がご来店!)
10月 お弁当販売開始 (ハンバーグの銀座弁当とハヤシライスの2種類で開始)
11月 夜の営業開始 (“気軽に立ち寄れるお店”-“バル”をイメージ)
新たな挑戦を1ヶ月ごとにしていき、試行錯誤しながらスタッフで話し合いながら進めました。
日替わりメニューもスタッフみんなで毎日考え、お客様に喜んで頂けるよう工夫しています。
また集客するための販促物、PR用の販促物などもスタッフ自身が制作しています。
★多くのメディアにも取り上げてもらいました!
【新聞・フリーペーパー掲載】
2011年 9月11日:大阪日日新聞 / 9月22日:毎日新聞社『マチゴト(豊中・池田版)』
2011年10月 4日:朝日新聞 / 12月 1日:シティライフ北摂WEST版
2012年 1月 5日:毎日新聞
【テレビ・Web配信】
●2011年10月10日~10月16日放送分
JCOM チャンネル(豊中・池田) 『かたらいプラザ』 <特集>ひとり親家庭を応援「銀座食堂」
●2011年10月12日~ 豊中市『とよジョブ!プラス』Web上 <特集>「今月の逸品」内
●2011年10月24日放送分 朝日放送 『せのぶら!』
「“北摂の台所” 活気あふれる豊南市場をぶらぶら!」放送回
←OPENチラシ
手書きチラシ→
↓ショップカード
事業終了後の事業継続・雇用継続への展開
【事業の継続】 銀座食堂:2012年4月~情報の輪サービス(株)の直営店舗として営業を継続中。
【雇用の継続】 ふるさと雇用で雇用した11名の中から、正社員3名(ひとり親2名含む)パートタイム2名(ひとり親、外国人学生)を継続雇用。
(他6名に関しては、事業終了前に個別にキャリアカウンセリングを実施。)
【今後の展開】 ・自立化できるよう収益を上げる工夫・努力をしながら、雇用を安定させる。
・ひとり親でも働きやすい環境(ワークシェアリングの体制)は持続していく。
雇用創出効果以外の事業実施効果
社会福祉法人 豊中きらら福祉会ワークセンターとよなかのスタッフの皆さんにオリジナルの食器や
制服のポロシャツを制作してもらい、銀座食堂の入り口にワークセンターの展示スペースを設置して
いる。障がい者の皆さんとの交流、仕事を通して相互に利益を生み出す結果となった。
産業振興分野
若者たちによる仕事準備室(豊中版サポートステーション)事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
サポート人材として若者を雇用し、直ちに一般就労には至らない若者に対する支援を行う仮設事業所
(豊中版サポートステーション)を立ち上げ、雇用したサポート人材を育成するとともに、就労をめざす
ひとり一人の適正・特性を見極め、サ
若者に販売実務や製造、飲食の補助業務のほか実習プログラムを用意し、さらに企業等での体験実
ポートしていくことで、「働きたい」想い
習プログラムなどの提供、グループ・ワークなどを通じて、自立・就労支援と就職の促進を図る。
なお、利用者のうち、有給スタッフとしてスキルアップ可能な人材は短期間雇用で登用し実務経験を
充実させる。サポートステーションとしては、利用料や販売等の事業収入によって、事業継続に向けた
託
先
事業実績額
雇 用 創 出 数
参加者の成長が本当にうれしく、最
後の報告会では、スタッフも参加者も
思わず涙があふれました。
経緯基盤を整える。
委
を就労につなげることができました。
特定非営利活動法人ZUTTO
1,590万円 (平成23年度)
3人
従業員数 7人
事 業 実 施
期
間
事 業 終 了 後
継続雇用人数
平成23年4月
~
平成24年3月
1人
(他事業所での雇用2人)
業務の内容
(1)仕事ベーシック・・・ソーシャルスキル・トレーニングとしてビジネスマナーやコミュニケーション力研修
を行う。(2)仕事シミュレーション・・・製造・販売・接客実務の模擬体験を行う。(3)仕事トライアル・・・飲食
店や企業等の7ヶ所にて職場体験実習を行う。(4)講演会や相談会を行う。(5)他機関とのコラボレーショ
ン・・・生きづらさを抱えている子ども・若者への学習支援を行う関係機関との連携。
若者就労支援の対象として概ね15歳から39歳の若年無業者とその関係者
就業に向け、履歴書を書くための研修
活
動
紹
介
←調理実習(卵焼き)
就労支援セミナープログラムを2011年8月上旬に開始。6名がオリエンテーションに参加。個人面談を
行う。8月下旬から10月下旬にかけて、①職場で役立つコミュニケーション講座 ②キャリアプランと仕
事選び ③就職活動必勝法~応募書類・面接~(全10回) 最終的に12名が参加。 9日間の体験前
トレーニングを行い、11月には5名が職場実習に参加。参加者5名全員、実習先の飲食店、実習先の
工場、緊急雇用事業(清掃)(ハウスクリーニング)等でのアルバイト決定。
職場実習については、一人一人の適正と条件に合わせて実習先を決定。実習期間中、アルバイト決
定後も定期的に面談・アドバイスなどの定着支援を実施。
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
本年度のさまざまな取り組み実績を生かし、継続雇用者1名採用し地域での豊中版サポートステーショ
ン(若者支援センター)の構築をめざす。
【事業継続への取組み】 新しい公共の場づくりのためのモデル事業に応募
【事業の成果】 新しい公共の場づくりのためのモデル事業 6月に採択
【事業の課題】 若者支援センターとしての機能を充実させるため、計画通りの活動資金を得るプラン
の実施
← ビジネスマナー
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
豊中市内における雇用・福祉・教育・保健医療関係機関・地域・企業との連携が生まれた。
↑
就職に向けて面接の練習
産業振興分野
コミュニティ・カフェを拠点にした女性の就業促進事業
【大阪府豊中市】
事 業 概 要
商店街等でのコミュニティ・カフェの運営を通じた女性(母子家庭の母親等)の就業機会の確保と、自立・就労に向けた交流
や助け合いの事業を通じた女性等の就業促進を図る。
先
㈱オフィス・オルタナティブ
従業員数6人
事業実績額
999万円 (平成21年度)
1,551万円 (平成22年度)
1,553万円 (平成23年度)
委
託
雇 用 創 出 数
6人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成21年7月
~
平成24年3月
0人
業務の内容
豊中市内の商店街の一角に新規開設するコミュニティ・カフェのスタッフ 。喫茶、軽食の準備、応対、イベントの企画・運営な
ど。(開設準備~開設運営)
母子家庭の母親等の女性の就労支援を図るための拠点として、コミュニティ・カフェを開設・運営。
新規雇用者の内訳は、母子家庭の母親等で、女性5名、男性1名。
活
動
紹
介
○カフェの運営/日替わりランチやケーキ(スタッフがアドバイザーの指導によって技術を習得し、
商品化)、お茶などの提供
○スタッフの就労支援 /スタッフの役割分担の明確化、定期的なミーティング゙によるバックアッ
プ、キッチン業務に関する食のアドバイザーの配置など
○地域行事への参加/商店街やまちづくり協議会主催のイベントに積極的に参加
○イベント・事業の開催/スタッフの企画運営で様々なイベントや事業を開催
○ギャラリー、物販、情報コーナーを設置/女性アーチストの作品展示や東北の物産販売等
○ワンデイシェフ
○貸しスペース/地域の活動団体などが会合に活用
○イベントの企画・運営/利用者の意向に沿った企画・運営の支援
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
事業の継続を図るため、地域で協力団体等を募り協議会を立ち上げた。結果、2年半の事業実施によって、キッチン業務
と市民活動などの運営のスキルが向上した新規雇用者2名が地域の有志とともに団体を立ち上げ、コミュニティ・カフェを
経営することになった。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
コミュニティ・カフェの開設が、地域コミュニティの課題・ニーズを考えるきっかけとなり、事業の継続につながった。コミュニ
ティ・カフェの事業性について協議会を立ち上げシンポジウムを行うなど、継続性を支える経営課題などを整理することが
できた。雇用者の中から事業を継続して運営されており、地域コミュニティの拠点として展開している。
農林漁業分野
若者による農業分野チャレンジ事業 【大阪府豊中市】
事 業 概 要
当NPOの会員農家(有機栽培)で若者4人を雇用し、農作業に従事しながら作物栽培の技術を習得する一
方で、研修講座や他の農場等でフィールドワークを受講しながら、更なるスキルアップ図るため実施した事
業である。限られた農地を活用し、都市農業の活性化と日本農業の担い手を育てることが農業をめぐる情
託
先
写真(同意が必要ですが)を貼り
付けていただき、事業に対する思
勢・背景にあることから実施したものである。
委
委託先、担当課などの担当者の
いなどコメントを吹き出しで入れ
特定非営利活動法人花と緑のネットワークとよなか
従業員数0人(常勤ボランティア3人)
るなど当該場所をご活用ください。
当法人が実施している野菜市
事業実績額
雇 用 創 出 数
1,673万円 (平成23年度)
5人
事業実施
期
間
事業終了後
継続雇用人数
平成23年5月
~
平成24年3月
に就労先農家が出品
1人
業務の内容
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
豊中市が製造する土壌改良材「とよっぴー」を活用した活動を推進するNPO法人である。具体的には、①「と
よっぴー」の市民に対する頒布や市内農業者への配布 ②「とよっぴー」農園での作物栽培による農体験事業
③「とよっぴー」を活用した市内農家の作物の頒布活動 ④家庭の生ごみの堆肥化促進のための講習会並び
に堆肥化容器の購入助成 ⑤「とよっぴー」を活用した花いっぱい運動 ⑥小学校の菜園アドバイスと教室等
での環境学習 ⑦市内の農家での若者による農業分野チャレンジ事業⑧就業的ボランティア事業などである。
市民が主体で行政とも協働する市民活動であり、豊中アジェンダ21を推進している。
会員は個人が34人。活動会員は、約10~15人で活動を推進している。
年齢的には高齢者が多く、今回は40歳以下の若者が加わり、事業概要に示した事業を担った。
就労作業中の従事者
活
動
紹
介
今回の事業活動
1.有機農業による作物づくりに従事
2.大規模農業法人あるいは会社組織による農場でのフィールドワーク
3.当NPOのイベントでの参加
4.栽培作物の直販活動に従事
5.スキルアップの一環としての20回の研修講座を受講 その他
事業終了後の事業継続
・雇用継続への展開
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
トラクタ―の試乗体験
単年度事業が前提であり、継続雇用が難しく、豊中市の無料職業・紹介や就労者が希望する農業法人等の
訪問を兼ねて次の就労先を探した。
最終的に起業をめざす者などを除き、1人は農業関係に就職。1人が現在、検討中の「魅力ある都市環境を
創造する農園事業推進事業」において栽培管理等を担うべく採用手続き中である。
雇用創出効果以外の
事 業 実 施 効 果
当該欄に活動を紹介する
写真を貼り付け
農業の先域が不透明の中で、次の農業を担う意識を持っていただき、また、4人中2人が具体的に農業の
分野で再チャレンジできた成果は大きい。また、有機栽培技術を徹底して学んだ意義は評価できる。課題
としては遊休農地の活用による自ら農業に就く可能性を作ることにより、就労者のモチベーションもあがる
と考えている。
スキルアップ講座(前列が就労者)