介護・福祉分野 就労継続支援(B型)授産作業支援事業 【大阪府四條畷市】 事 業 概 要 就労継続支援作業所において、陶芸の専門的指導員を雇用配置し、授産製品を製品化して、通所者の 授産工賃の増額をめざした。 委 託 先 社会福祉法人 ハニコウム 従業員数 6人 事業実績額 91万円 (平成21年度) 121万円 (平成22年度) 147万円 (平成23年度) 事業実施 期 間 雇用創出数 1人 事業終了後 継 続雇 用人 数 平成21年8月 ~ 平成24年3月 0人 業務の内容 授産工賃を増額させ利用者の所得向上に繋げることを目的に、身体・知的障がいを者の作る園芸用の 鉢や花瓶の制作過程において、各利用者の障がいの程度に応じたきめ細かい指導を行いながら、賞品 価値が向上するよう、専門的な指導を行った。 活 動 紹 介 ろくろを使った手捻ねりの作品に始まり、徐々に、鉢に限らず茶碗・お皿・湯 呑み・カップなど、様々な陶器を作れるようになるなど、確かな制作技術の向 上が見てとれた。また、更なる授産工賃の向上をめざすため、花や植物の絵 付けにも挑戦している。 事業終了後の事業継続 ・雇用継続への展開 陶芸の技術力は確かな向上を見せている。作品を店頭にならべて展示販売 までを行う新たな取組みも始めており、引続き専門的な指導員が必要となっ ているが、事業所の経済的理由により正規雇用にまでは至らず、現在は非 常勤職員として雇用を継続している。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 工賃の向上に繋がっただけでなく、近隣の子どもたちを対象とした陶芸教室 を開催したことにより、新たな交流・ふれあいの場が創出され、障がい者雇用 に対する理解の促進につながった。 産業振興分野 事 業 概 要 地域ブランド展開事業 【大阪府四條畷市】 四條畷ブランドの普及を図りながら地域製品や商品の開発・販路開拓を実施するため、市域を超えて開催されるイベント や展示会等において特設ブースを設置し、ゆるきゃらを活用した四條畷ブランドのPRなどを実施。 地域内外へ販路を開拓し、市内商工業者の事業拡大、商工会の会員拡大による商業の活性化、市内に賑わいを取り戻 すことによる地域活性化をめざす。 委 託 先 事業実績額 雇 用 創 出 数 四條畷市商工会 従業員数 7人 186万円 (平成22年度) 291万円 (平成23年度) 1人 事業実施 期 間 事業終了後 継続雇用人数 平成22年6月 ~ 平成24年3月 1人 業務の内容 各出展主体の商品・製品・技術などを紹介し、隠れた名産品をPRする情報発信の場、また、 新たなビジネスマッチング・企業連携の機会創出など、市域を超えた広域的な地域経済活 性化を目的とした総合展示商談会に参加。効率的かつ効果的に四條畷ブランドを発信する ために、特設ブースのプランニング、関係企業・商店等との事前調整など、主としてイベント の円滑な運営に向けた調整業務を行った。 「北河内産フェア」で管内のゆるきゃらが集 合(左から2番目が四條畷の「くっすん」) 活 動 紹 介 市内外を問わず各所で開催されるイベントにおいて、地場産米を活用して製作された「米 粉クッキー」、市の指定有形文化財である馬型埴輪をモチーフにした「馬型埴輪発掘体 験セット」、四條畷のマスコットキャラクターであるくっすんの「切手シート」など、四條畷ブ ランドの普及に向けた各種グッズの販売を行った。 また、地場作物を使用した、なわてB級グルメ「N(なわて)グルメ」を開発・販売し、新た な四條畷ブランド創出事業を実施した。 当該欄に活動を紹介する 写真を貼り付け 市内イベントで特設ブース開設 事業終了後の事業継続 ・雇用継続への展開 四條畷市の主要施策の「観光振興を基軸とした産業振興策」を展開していく主体である商工会において、被雇用者が本基金事業に 従事することで培われた経験や実績、とりわけ市内の企業や商店主等との人脈が構築されたことで、事業終了後の積極的な雇用 継続へと繋がった。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 各種イベント等に積極的に参加したことにより、市域外の商工業者と新たな関係が構築され、商工業者間の連携の促進に寄与した。
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