統計学I 福田 ●E-mail: [email protected] (件名に統計学履修の学籍番号◎◎の▽ですとしないと メールは読みません。読んだ場合は必ず返信します) ●ホームページ(http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~kfukuda) に各回の資料を載せますので、欠席した場合は、そ ちらを参照してください。 突然ですが、あなたは野球が好きですか? A:大好きで野球場によく行く B:まあまあ好きでテレビ中継をたまに見る C: 野球がどういうスポーツかくらいは知っている D:野球をよくは知らないが何度か見たことはある E:野球を全く知らない AやBなどを選択した人数を棒グラフにします。 だいたい次の3パターンのいずれかになります パターンA パターンB パターンC 60 60 60 40 40 40 20 20 20 0 0 0 A B C D E A B C D E A B C D E ●パターンAでは どの人と野球の話をすればよいのかわかりません ●パターンBでは 野球が好きなグループとそうではないグループで 対立してしまい、野球の話ができません ●パターンCでは 大半が野球をある程度知っているので、そのレベ ルで野球の話をすれば、ほぼ全員が満足します ●統計学は物事をデータでとらえます ⇒データで考えるから客観的になり(れ)ます ●統計学は全体を分布でとらえます ⇒分布をもとに全体の特徴が明確にわかります ●ちょっと心配なのは、この授業の参加者が先の パターンBにならないか? ということです ●統計学⇒データ⇒数字⇒数学なので 数学が嫌いな人と好きな人でパターンBになる可 能性はあります ●数学が苦手な人を対象に授業を行います 数学が得意な人は退屈になるかもしれません この授業は、皆さんが、 統計学はおもしろい! 統計学は役に立つ! ということに気づけば成功です [1] ガイダンス(4/17) ・授業目的 ・授業概要 ・授業計画 ・評価方法 [1-1] 授業目的 ●新聞やテレビでは統計データがあふれている ●統計は社会生活を送るうえで必須のもの ●授業の目的 ・統計学の基礎を学ぶ ・統計学の有用性を実感してもらう [1-2] 授業概要 ・ 「統計学入門」 (東京大学出版会)を参考文献とし ながらも、現実の経済・社会における統計の具体 例を示しながら、統計学の基礎を学ぶ ・提出レポートの概要を授業中に発表(10 人程度) ・数学が得意な受講者は参考文献を読んで独学も可 能かもしれない [1-3] 授業計画(予定で一部変更の可能性あり) [1] ガイダンス(4/17) [2] 統計にはどのようなものがあるか(4/24) [3] 統計はどのように作られているのか(5/1) [4] データでみる日本の姿(5/8) [5] データでみる世界の中の日本(5/15) [6] 度数分布表とヒストグラム(5/22) [7] 代表値(5/29) [8] 散らばりの尺度(6/5) [9] 散布図と分割表(6/12) [10] 相関係数(6/19) [11] 回帰分析(6/26) [12] 回帰分析の事例(7/3) [13] レポートの発表(7/10) [14] 期末試験問題の対策(7/17) [15] 期末試験(7/24) [1-4] 評価方法 ・レポート(30%)と期末試験(70%)で評価 ・第6回(5/22)から第 11 回(6/26)までが試験の 範囲 ・期末試験は電卓(四則演算機能のみが原則)のみ 持ち込み可 [その他] ●自分の成績がわかるようにします ・試験後の2日後にホームページで公開予定 (2日間限り)
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