身体表現論/身体論 槌橋 雅博・岡村 宏懇 講義 1〜4年次 後期 2単位 身体・健康/教養 身体表現論を構成する哲学を、歴史を追って創造者の視座から総覧して学習し、さら に、芸術における様々な身体表現の技法について、演技・演出理論を中心にしてクリエ イターに必要とされる身体表現の論理を学びます。演劇は、現代劇から古典芸能まで、 その表現方法は違っても、人前で何かを表す「ライブな表現芸術」であることに変わり はありません。芸術表現の様々なスタイルを概観して、演劇についての深い理解と鑑賞 力、批評眼を養います。 ■到達目標 ライブ表現ならではの特性を理解する。 ■授業内容 1:表現とは(PRとSpeech) 2:身体の限界と理想 3:演技論①(演技のタイプ) 4:精神と肉体の乖離 5:演技論②(舞台演技と映像演技) 6:理性の限界と絶対精神 7:声優①(声の演技) 8:力への意志と永劫回帰 9:声優②(声の演技) 10:生の飛躍と持続 11:落語①(話芸) 12:幻影肢と錯綜体 13:落語②(笑いの芸能) 14:根茎と器官なき身体 15:狂言(可笑しみの芸能) ■準備学習 疑問点は後日まで残さないように努めてください。 ■評価方法 授業で学習した身体表現理論・哲学・演出理論に関する知識を基盤として創作する課 題作品による評価。槌橋と岡村がそれぞれ50点分の課題を課し、合計100点満点で評価す る。 ■参考テキスト 授業内で随時紹介する。 −273− 基 礎 分 野 基 礎 教 育 ■授業目的・方針
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