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政府の金融活動
金融経済論(小川英治)
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政府の金融活動
財政赤字と国債発行
⇒財政赤字の拡大と国債発行累増

公的金融仲介機構としての役割(財政投
融資)
⇒公的金融仲介の縮小方向

金融経済論(小川英治)
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日本の最近の状況
①公債残高の累増(平成18年度末で500兆
円弱)
②国債の格付けの引下げ
③国債利回りの上昇傾向
金融経済論(小川英治)
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一般政府の資金調達(残高)の推移
億円
10,000,000
図3-9 一般政府の資金調達(残高)の推移
9,000,000
8,000,000
7,000,000
6,000,000
5,000,000
4,000,000
政府関係機関債
地方債
国債・財融債
政府短期証券
貸出
3,000,000
2,000,000
1,000,000
0
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財政赤字の維持可能性
累積する国債
⇒本来ならば、国債価格暴落、金利上昇
しかし、実際には、信用リスクを回避して、
国債バブルが発生。国債の利回りの期間
構造、超低金利で水平。
 国債バブル崩壊の可能性
⇒リスク・プレミアム上昇により、金利上昇。
 これ以上の財政赤字増大は不可能

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財政投融資の仕組み
(出所)財務省『財政投融資レポート2007』
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6
財政投融資計画額(フロー)の推移
(出所)財務省『財政投融資レポート2007』
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財政投融資使途別分類の推移
(出所)財務省『財政投融資レポート2007』
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