熱力学1 第2回 熱力学で扱う用語と単位 (状態量,状態式,熱力学の一般関係式) (1)状態量 物質の現在の状態だけで決まり、過去の経 緯に無関係の量 示強性状態量 温度、圧力のように強さを示し、物質の量 (質量)に依存しない 示量性状態量 体積、内部エネルギー、エンタルピーなど 物質の量に比例するもの (2)系の状態と向き 系 周囲と境界で遮断された領域 仕事と熱の方向性 ・仕事:系から外に対して行う仕事を正の向き ・熱:周囲から流入する熱の向きを正とする (3)状態式 状態量と状態量の間の関係を示す式 例えば f ( p, V , T ) 0 全微分表現 V V dp dv dT T p p T (圧力係数χ,等温圧縮率αT,体積膨張率β等 詳しくは黒板で) (4)熱力学の一般関係式 体積一定のとき dV 0 p V T 1 V T T P p V (誘導は黒板で)
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