EDM spin pattern study

EDM spin pattern study
initial
initial
(sx, sy, sz)=(0,0,1)
(sx, sy, sz)=(0,0,-1)
(1-sz2)
initial
(x,  y,  z)
=(0,1,0)
Spinを180度
ひっくり返す
と、EDMの効
果も180度
ひっくり返る。
 
s 
sz
1
initial
Fake spin pattern
(x,  y,  z)
=(0,1,0)
=1.75E-3(rad)
ID#
sx
sy
sz
Plot pattern
1
0
sin
cos
A
2
0
-sin
cos
B
3
0
-sin
-cos
B
4
0
sin
-cos
A
 
s 
sz
A
Sz is constant
#3 は符
号逆
 
s 
和でキャン
セルする組
み合わせ
sz
#4 は符
号逆
B
2
initial
Fake spin pattern
(x,  y,  z)
=(0,1,0)
=1.75E-3(rad)
ID#
sx
sy
sz
Plot pattern
5
sin
0
cos
C
6
-sin
0
cos
D
7
-sin
0
-cos
D
8
sin
0
-cos
C
 
s 
sz
C
Sz is constant
#7 は符
号逆
 
s 
和でキャン
セルする組
み合わせ
sz
#8 は符
号逆
D
3
コメント
•
•
•
•
初期のスピンの向きを180度変えると、EDM効果の見え方も反転する。 page1
スピンの向きがZ方向から1.5 mrad 傾くと、スピンベクトルとミューオン運動量のベクトル
の内積 sは、d~1E-19[e.cm], 程度の効果と同じように見えてしまう。
ただし、Z方向のスピンの振る舞いは全く違う。  page 2,3
磁場の均一性1E-7レベル、ビームの運動方向の制御 1E-5レベル、スピンの制御レベル
は?
•
打ち消すには、sz成分の符号は同じにしたまま、sx, sy成分の符号を逆にするようなスピ
ンパターンを入れる必要あり。
•
もしも、EDM効果をスピンのz成分の振る舞いのみから測ろうとすると、初期のスピン状
態は、Z方向に向けるよりも、XY平面内に設定する方が良い(g-2のスピン始状態)
4
•
もしも、EDM効果をスピンのz成分の振る舞いのみから測ろうとすると、
初期のスピン状態は、Z方向に向けるよりも、XY平面内に設定する方が
良い(g-2のスピン始状態)
EDM0
EDM=0
+
Sz (Geant4)
補足
EDM0
=
Sz (Geant4)
スピン初期の方向
がZ軸・磁場と完
全に平行の場合
のSz
スピン初期の方向
がZ軸・磁場と
1.5mrad傾く場合
のSz
初期スピンベクトルを磁場と
完全に水平にしない方が、
Szの振る舞いは大きく見える。
Sz (Geant4)
スピン初期の方向がZ
軸・磁場と1.5mrad傾く
場合のSz
5
どんどん、初期のspin方向を磁場方向から傾けると・・・
45 度 EDM0
90度(g-2の場合と同じ状態)
EDM0
cos(45) に対応する。
cos(90) に対応する。
Sz (Geant4)
Sz (Geant4)
•
•
•
EDMの値を一定にした場合の、EDM効果による、Sz成分の振る舞いは、初期のスピン
角度を磁場の方向とずらすほど大きく見える。
90度にした時(g-2のセットアップ)が最大に見える。だが、実験的に、Sz成分だけを取
り出すのは、難しいか?
 
すると、スピンのし状態を磁場方向に合わせて、 s  振幅を精密に測る方が良い。
6