患者塾

患者塾
~患者さんから学ぶ
新たな教育スタイルを!!~
代表発起人
埼玉県立大学 成澤俊輔
◇経緯◇
国際医療福祉大学院の乃木坂スクール
≪患者の声を医療に生かす≫
http://www.yuki-enishi.com/
⇒患者会のオピニオンリーダー、病気体験者、
医療者で活躍されている方を講師に「患者さ
んの本音」を現場の医療者、学生、マスコミ
関係者が勉強する
⇒これを学生向けに作り変えられないか!?
◆現在の医療者人材教育◆
教員
医療者
患
者
の
声
学生
臨床実習
例えば、「味見」・「試食」
私は、料理人を目指していました。
料理を美味しくするには、どうするか?
●「味見」・・・自分が、作った料理を自分で食し
評価する。
●「試食」・・・実際に品物を買う予定の人の声
を聞く
そこで重要なことは・・・
料理を作る人(=提供者)
 料理を食す人(=消費者)
の声を同じ場(ステージ)で議論させ
“良い”ものを作り上げるという流れである。

しかし、今の教育は
学生、教員、現場の三者が構成している
⇒患者さんからの本当の声は聞けない?!
⇒そして、患者さんの声を聞くだけでなく・・・・。
・チームの背景、思考・視点を感じながら尊重し
ながら一緒に学ぶ
・将来医療人になるという高い意識、情熱を持
つことでリアルさ、真剣さを共有する

社会を変えるのは、教育!!
そして、教育を変えるのは学生である。
学生が教育に疑問を抱き、意見を述べる。
「リアルさ、真剣さ、専門性を生かしながら医療
系学生が学ぶ重要性を」というスローガンを
発信しながら。
「教育」は、“教え育む”でなく、“教える者と教わ
る者が一緒に育む”べきだと思う。
⇒これが、理想と現実のギャップという言葉を
変えていくと考える