補充点Sの確定法に関する研究

補充点Sの確定法に関する研究
3班
伊吹、今西、岩佐
岩田、上村、牛島
1
2015/9/30
研究目的
問題保有者:小売業者
問題
なるべく無駄な在庫を保有しないようにし,無駄なコストを削り,多
くの利益をあげたいが,ブルウィップ効果などの諸効果により,ど
の程度在庫を保有すればよいかの意思決定が困難になっている.
研究目的
在庫保有量を決定する基準にする理論的なモデル式を作成し,
無駄なコスト(在庫維持費用,機会損失)を省き,利益最大化を目
指すことを目的とする.
2
2015/9/30
従来研究(補充点方式)
X  S  (Z  J  D  P  UJ )
S  L * AVR  z * STD* sqrt( L)
S:補充点
Z:在庫
J:需要
D:遅れ
P:注文
UJ:上流から届くはずのもの
AVR:一期当りの需要の平均
z:安全係数
STD:一期当りの需要の標準偏差
L:リード時間
補充点において,Xが負になった場合,その数だけ在庫を補充するという方式.
負の場合には在庫発注数は0になる.
3
2015/9/30
従来研究(補充点方式)
前回の実験より,補充点方式により無駄なコストを抑えられ
ることを確認したが,まだ完全に需要に対応できていない
(小売のみで費用が2500前後かかってしまう)
補充点方式を改良したモデル式を作成し、上流段階(小売
卸)でどの程度の在庫を保有すればいいかの基準を,より
現実に即したものにする.
4
2015/9/30
研究計画
1. 補充点の決定に影響を与えるほかの要因を探す
2. それぞれの要因がどのような大きさ、関係の仕方で補充
点決定に影響を与えるか分析する
3. シミュレーションを繰り返し、検討する
4. 新たな補充点Sを求める式を作成する
5
2015/9/30