モデリング&シミュレーション 第二回発表資料 第9班 齋野 資料作成:後藤、齋野 諮問担当: メンバー:近藤、三枝、齋藤、坂井 1 課題3からわかること 理想な補充点をSとする ・補充点がSを下回るとき 慢性的な欠品 在庫維持費ほぼ0 ・補充点がSを上回るとき 2期目で需要を上回る発注が起こる。 在庫があるにも関わらず発注を繰り返す。 2 課題3からわかること(2) • もし各段階が在庫ゼロでスタートしたとき、小 売が発注してから届くまでは15週間かかる。 3 問題点の候補 ・BW効果の発生 ・BW効果を問題とする問題 ・目的関数の妥当性、新しい評価尺度の設定 4 BW効果の発生 ・L(リードタイム)が大きくなる ・SCの段階数が大きくなる SCの段階数の変化によるBW効果の推移 Lの変化によるBW効果の推移(1段階) 7.0 160.0 6.0 140.0 5.0 120.0 B 100.0 W 80.0 効 果 60.0 40.0 B 4.0 W 3.0 2.0 1.0 20.0 0.0 0.0 4 5 6 7 L 8 9 10 1 2 3 4 SC段階数 図1. BW効果のグラフ(BW=2.03) 5 6 7 5 グラフから ・リードタイムが長くなればBW効果も強くなる ・SCの段階数が多くなれば個々のBW効果が 弱くても、SC全体としてBW効果が強くなって しまう。 6 BW効果を抑止するために SC全体で情報の共有化 ・最終消費者の需要を把握 ・同じ発注方式(需要分を発注) それでもBW効果は発生 ・(情報・製造)リードタイムを減らそう ・SCの段階数を減らそう ・需要変動をなくそう ・VMIなどの戦略的提携をしよう 7 BW効果を問題とする問題 極端な例(課題4) 表1. BW効果と費用(課題4において) 平均 標準偏差 B W 効果 費用 12 0.01 11520 50 12 100 0.655648 40064.5 需要の分布によっては、 BW効果低減が費用の低減を意味しない BW効果と費用の関係を調べる必要 (やみくもにBW効果を抑止するのは間違い?) 8 目的関数の妥当性 (費用=機会損失+在庫維持費) ・機会損失は無視してもいいのでは? 機会損失(実際には発生してない費用) ・目的関数を「利益=売上ー費用」としたらどう なる? 9
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