多文化共生社会への取り組み: 多文化共生教育の現状

多文化共生社会への取り組み:
多文化共生教育の現状 2
ゼミⅢ 角谷 美緒
2015/9/30
上沼ゼミ
前回までの発表
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地域コミュニティでの取り組みの中から、「国際
理解教育」に焦点を絞った
理由:コミュニティ全体での取り組みももちろん大
切だが、学校教育での取り組みが最も効果的で
はないか
前回発表では外国人児童と日本人児童との相
互理解教育について発表
外国人児童が多くない場合は?
2015/9/30
上沼ゼミ
日本国際理解教育学会の取り組み
2008/6/15 中日新聞 異文化との共生へ理解 日本国際理解教育学会
富山大で研究大会開幕
1991年設立、各地の学校における様々な
国際理解教育の取り組みを紹介
未来への解決
2015/9/30
地球的課題
グローバル社会
上沼ゼミ
多文化共生
取り組み例
「海を渡る日系移民」
☆社会科、総合学習など
☆小学6年~中学生が対象
ねらい:外国に目を向けるだけでなく、地域の多文化社会に目を向ける
国際理解教育と多文化教育のインターフェイス
・日系移民の歴史的経験を学ぶ
・2,3世の来日による日本の多文化社会の現状を知る
・なぜ人々は海を渡るのか?について考える
2015/9/30
上沼ゼミ
など
取り組み例2
日本で生きる外国人のアイデンティティの獲得
☆公民科、総合学習
☆高1が対象
ねらい:映画鑑賞を通し、日系移民の歴史を学ぶ
これから日本にやってくる外国人定住者の心情を考察
・ハワイ「ピクチャーブライド」
・移民がアイデンティティをつかむまで
2015/9/30
など
上沼ゼミ
取り組み例3
グローバル社会と相互依存
☆総合学習
☆横浜市の中学生が対象
ねらい:地球市民として生きる力を育成
国際平和を考える
・南北問題について学習
・開発教材を用いたワークショップ
2015/9/30
など
上沼ゼミ
「国際理解教育」の二つの潮流
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①
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環境、南北問題など
事柄を教材化して学習、
理解
「目的としての国際理解
教育」
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知識の習得に終始する面も・・・?
2015/9/30
上沼ゼミ
コミュニケーションや表現
力の手段
言葉
「手段としての国際理解
教育」
国際理解教育の課題
①「調べ学習」から「体験型学習へ」
・・・総合学習全体にいえるテーマ
②「日本人としてのアイデンティティを何に求めるか」
・・・「国際社会」を知ることは、「日本を知る」こと?
「文化」としての日本語教育の必要性について、
もっと調べる必要あり
2015/9/30
上沼ゼミ
参考URL
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日本国際理解教育学会
http://www.kokusairikai.com/seturitu.html
財団法人岡山国際交流協会
http://www.opief.or.jp/055_education/item05_
2/index.html
2015/9/30
上沼ゼミ