別紙様式2 分類番号 自立活動16 教材・ 教具名 指導場面 クリーピングカー 1 概略図(材料、寸法等がわかる程度に) 自立活動 制作者名 加賀谷 紀 機関名 青森県立弘前第二養護学校 2 ねらい、使用方法等 (1)対象 ・小学部4学年男子児童 (2)ねらい ・原始反射の抑制された姿勢で、上肢を使っ た活動をすることで、普段は取り組むこと が難しい両手の交互運動を引き出したり、 腕の支持性を高めたりして、上肢機能の向 上を促す。 ・両脚を交互に動かして床をけって進むこと で両脚の交互運動を促す。 (3)使用方法 ①クリーピングカーの上に腹這いになって 材料:塩ビパイプ、キャスター 乗り、手や足をそれぞれ交互に動かして目 寸法:縦37cm×横38cm×高さ30cm 的の場所まで進む。 ②片方の腕で身体を支え、前方にあるものを ・腰ベルトを使用して身体を固定する。 ・その他、小さいクッションやタオル等を 使用してポジショニングする。 つかむ活動。 (おもちゃで遊ぶ、カード学 習をする 等) (4)効果 ・原始反射が抑制され、普段は積極的に使お うとしない左手も動かすようになった。 3 工夫した点 (1) 作成上の工夫 4 考えられる改善点 ・両脚を交互に動かして、床を蹴って進むこと ・使用する児童の身体に合わせて作成した。 はできるものの、両手を使って進むことはま ・身体が当たっても痛くないようにパイプ部分に だ難しい。乗る位置やポジショニング等に配 クッションを巻き付けた。 (2)使用上の工夫 ・床面の素材(じゅうたん、ろうか等)により、 慮して、よりスムーズに腕が使えるような工 夫をしていくことが必要である。 ・全方向可動式のタイヤを使用しているので、 進みやすさが異なるため、 活動内容に合わせて 移動の最中、横や後ろに進むことがある。前 場所を変える。 方のみに進むタイヤを使用するなど、現在使 っているタイヤ以外も試してみる必要があ ると思われる。 5 購入先、費用等製作上参考になること ・全てホームセンターで購入可能。 ・3000 円程で作成可能。
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