土粉あそびの実践 名古屋経営短期大学子ども学科 准教授 江村 和彦

土粉あそびの実践
名古屋経営短期大学子ども学科
准教授 江村 和彦
半田市立亀崎幼稚園
園長 榎戸 裕子
1. ねらい
教授: 屋外で幼児に十分な遊びの空間の確保できない環境において、粘土
の粉を用いて様々な感覚を刺激する遊びを展開する。
全身を使って粘土の変化を感じながら,心身を開放する遊びを味わう。
幼稚園
ねらい
6 月 17 日(火)
6 月 18 日(水)
9 月 11 日(木)
○全身を使って粉、 ○ 年 中 児 が 遊 ぶ ○ 全 身 を 使 っ て
年 長 児
年 中 児
年 少 児
粘土、泥に触れ、十
分に楽しんだり感
触の変化に気付い
たりする。
様子を見て、昨日
の楽しさを思い
出したり、次への
期待を感じたり
する。
粉、粘土、泥に触
れて遊ぶ楽しさ
やおもしろさを
十分に味わう。
○年長児の遊ぶ様 ○ 土 に 親 し み 感
子を見て、明日の土 触 の 変 化 を 楽 し
粉遊びへの期待を む。
もつ。
○土の感触の変
化を楽しみ、全身
を使って思いき
り遊ぶおもしろ
さを感じる。
○年長児が土粉遊 ○ 年 中 児 の 遊 ぶ ○粉、粘土、泥に
びをする様子を見 様子を見て、土粉 触れ、感触を楽し
る。
遊 び に 興 味 を も む。
つ。
2、土粉あそびの特徴
①粉・粘土・泥とそれぞれの感触の違いを体験することができる。
②幼児の発達段階に応じた遊びを展開することができる。
③ブルーシートの上で活動することにより、造形活動だけでなく、全身を
使った活動の展開が可能になる。
④ブルーシートでの活動は屋内外で活動でき、繰り返し遊ぶことができる。
3、幼稚園で準備するもの
○ブルーシート
○粉を分けるボール
4、その他
○たらい
○バケツ