コミュニケーション英語Ⅱ(4単位) 学年・コース等 2学年(必修科目) 教 科 書 UNICORN English Communication 2 (文英堂) 教科書付属 Workbook (文英堂) 副教材等 EG 英単語・熟語 4500 Plus(いいずな書店) 1 学習目標 1学年で学習した基本的英文法・語法や語彙力を再確認し、それらを基に発展的な英語総合 力を養成する。また、学んだ知識を活用することによって、英語の文章を読んで正しく理解 し、自分の考えを話したり書いたりして伝える総合的なコミュニケーション能力を育成す る。 2 指導の重点 ①基本的な文法・語法と語彙を確実に習得し、さらに発展的な文法力と豊富な語彙力を身に つける。 ②英語の文章を的確に理解し、正しい発音・イントネーションで読む。 ③英語を聞いて、必要な情報をとらえ概要や要点を把握する。 ④積極的にコミュニケーションを図るため、自分の考えを英語で表現する力を育てる。 ⑤英語の文章を通して、見聞を広める。 3 指導計画 学期 1 学 期 中 間 1 学 期 期 末 2 学 期 中 間 2 学 期 期 末 単元名 学 習 内 容 ・ ね ら い S+V(=be動詞)+C(=that節)など わたしたちが見ているこの世界は決して一様ではない。想 像力を働かせれば、固定観念が外れて物事を多面的に見 ることができる。 S+V+C(=分詞)など Lesson 2 1960年、アメリカ。白人生徒の通う小学校へ黒人生徒が編 The Problem We All 入されることになった。主人公ルビーが現在と過去の自分 Live With について語る。 to不定詞の完了形など Lesson 3 全国英語ディベート大会で優勝した高校の4人の生徒た ちの挫折や喜び、練習風景を通してディベートについて知 The Debate Girls る。 Lesson 1 Through the Eyes of Imagination 時間 10 10 10 Lesson 4 The International Space Station 未来完了進行形など 国際宇宙ステーションでの実験と、宇宙飛行士たちの生 活、どうしてISS が必要なのか、科学的視点から読みとる。 10 Lesson 5 The Boy Who Harnessed the Wind 分詞構文の完了形など Electric wind! 電気の乏しいアフリカの小国マラウイの少年 が、1冊の本と2人の友人だけを頼りに廃棄物流用の風車 で発電し電灯を灯した実話。 12 Lesson 6 Just My Type There is[are]~分詞など スティーブ・ジョブズも虜になった、さまざまな「フォント」の 種類とその歴史や用途について代表的なものを3つ挙げ る。 12 Lesson 7 The Power of Choosing 発展的な比較表現など 選択することは人間にとってなぜ必要なのか。わたしたち が々の生活のなかで絶えず行なっている「選択」の意味に ついて考える。 12 2 学 期 期 末 関係詞whatを用いた慣用句など Lesson 8 地球を循環している水を人類が有効に使うにはどうすれば Global Water Issues よいのか、ほんとうに地球は水不足の危機にあるのか。科 学論文からの抜粋。 Lesson 9 The Diving-bell and the Butterfly Lesson 10 What Is Uniquely Human? 3 学 期 独立分詞構文など 重病で一切動くことの出来ない作者が左まぶただけで1冊 の本を書こうと思い立つ。ユーモラスな語り口調の裏に隠さ れた決意があった。 S+V(=be)+C(=wh-節など)など 化石では残らない人間の「こころ」はどう進化したのだろう か。チンパンジーの観察を通して人間だけが持つ「想像す る力」について考える。 12 13 13 Lesson 11 Just Enough 動名詞の否定形・完了形など リユース・リサイクルの徹底で江戸時代の生活は自然環境 を破壊することなく理想的だった。彼らが既に実現してい た「持続可能な社会」の様子を読む。 13 Lesson 12 Reading a Poem will以外のいろいろな未来の表し方など 講義形式で詩の読み方を学びながら、イギリスの詩人P. ラーキンの詩からことばの繊細さ・美しさを学ぶ。 13 4 課題・提出物等 朝学習(週2回)、週末課題(原則毎週)、ワークブック(定期考査後)、 長期休業課題(別途) 5 評価規準と評価方法 評価は次の観点から行います。 コミュニケーションへ 外国語表現の能力 の関心・意欲・態度 コミュニケーションに 英語で話したり書いた 関心をもち、積極的に りして、情報や考えな 言語活動を行い、コ どを適切に伝えてい ミュニケーションを図 る。 ろうとする。 言語や文化についての 知識・理解 英語を聞いたり読んだ 英語やその運用につい りして、情報や考えな ての知識を身に付けて どを適確に理解してい いるとともに、言語の る。 背景にある文化などを 理解している。 外国語理解の能力 以上の観点を踏まえ、 ・授業の取り組み(授業態度、発表の様子、学習活動への参加状況) ・朝学習、週末課題、長期休業課題などの提出状況と内容 ・定期考査、課題考査、小テスト などから総合的に評価します。 6 担当者からの一言 1年次で学習した内容を基にさらに総合的な英語力の養成を目指します。コミュニケー ション英語Ⅰと同様、4技能を総合的に扱いますが、3年次に履修するコミュニケーション 英語Ⅲの準備段階として、英文を正確に、ある程度のスピードで読みこなせる力の育成に重 点を置きます。日々の小さな継続的学習が、後の大きな力につながります。また、幅広い内 容の題材に触れることにより、人間的な視野を広げることも目標です。
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