東川町教育行政執行方針 以下新教育委員会制度への 移行、就学前教育、学校教育、 学社連携、社会教育の推進、 スポーツ振興の推進の順に、 見﹂﹁ふるさとへの愛着心の を育成するために、英検の奨 醸成﹂﹁ふるさとに生きる意 励や英語キャンプの拡充、小 欲の喚起﹂等を目指します。 学校教諭と中学校英語教員の 相互交流の実施、さらには英 2.学力向上対策の推進 語教育特区導入の検討などを 東川町学力向上推進協議会﹂ 行っていきます。 を中心に、授業についていけ さらに本町が﹁語学指導等 ない子を一人もつくらないと を行う海外青年招致事業﹂で いう信念のもと、子どもたち 海外から招へいしている外国 に基礎学力が確実に定着する 語指導助手︵ALT︶や国際 よう学校、家庭、地域の連携 交流員︵CIR︶、国際ス を強化します。 ポーツ交流員︵SEA︶等の 特に幼児教育から小学校教 指導の下、英語教育や国際理 育へ、小学校教育から中学校 解教育を積極的に推進してい 教育への円滑な接続を目指す きます。 ﹃幼・小・中連携教育﹄を推 進します。 3.国際教育の推進 国際社会で活躍できる人材 東川小学校の正門に安田侃氏制作の青銅モニュメント ﹁帰門﹂ が完成 ︵昨年9月 日、 今年新1年生となった幼児センター園児と一緒に︶ ⑹食育の推進 東川小学校の体験農園 ︵水田や畑︶や果樹園等 で子どもたちが自ら収穫 したお米や野菜などを町 内小、中学校の食材とし て活用するとともに、調 理や体験販売も実施しま す。 また食材の購入と弁当 づくり、さらに後片づけ までを各家庭で子どもた ち自身が行う﹁弁当の日﹂ をすべての小学校で実施 します。 基本姿勢と主要な施策につい て申し上げます。 主要施策 1.新教育委員会制度への移 行 本町の場合、教育委員長と 教育長が一本化される新教育 長の誕生は、平成 年 月1 日でありますが、首長が招集 する﹁総合教育会議﹂の開催 や同じく首長が策定する﹁教 育に関する﹃大綱﹄﹂の策定 は、本年4月以降には実施さ れることになりますので、町 長部局との連携を密にして適 正に対応していきます。 3.学校教育の推進 ⑴信頼される学校づくり 学校と家庭、地域の連携に ⑷東川中学校における﹁地域 7.むすび 以上、平成 年度の教育行 政執行に関する主要な方針と 施策について申し上げました。 東川町教育委員会としまし ては、町の子どもは町全体で 育むという考えで、学校、家 庭、地域はもとより、さまざ まな関係機関、団体とこれま で以上に連携を図りながら、 子どもたち一人ひとりが、た くましく、健やかに成長する ことができるよう効果的な施 策を進め、本町教育の振興に 取り組んでいきます。 町民の皆様並びに町議会議員 の皆さまのご理解とご協力を 心からお願い申し上げ、教育 行政執行方針といたします。 体力づくりや運動習慣の定着 に繋げていくよう体制づくり を進めていきます。 各小、中学校において、朝 読書や読み聞かせ事業の充実、 教科学習での学校図書館の活 用を図ります。そのため学校 図書館の蔵書の充実を図ると ともに、司書教諭や司書等が 中心となり、本好きな子を育 てる﹁ブックトーク﹂事業を 積極的にすすめていきます。 ⑸読書活動の推進 未来塾﹂の実施 よる開かれた信頼される学校 〝授業に付いていけない づくりを目指します。このた 子〟を絶対につくらないとい め学校を応援していただく町 う信念の下、学習が遅れがち 民ボランティアを公募し、地 な生徒を対象に、大学生、教 域ぐるみで学校運営を支援し 員OBなど、地域ボランティ ていく﹁学校支援地域本部事 アの協力を得て学習支援をす 業﹂との連携を図ります。ま る﹁地域未来塾﹂を開設しま たコミュニティースクール導 入に向けての検討を行います。 す。 ⑵きめ細かな授業の推進 学習支援員、教育補助員、 特別支援教育支援員等を配置 し、少人数指導や習熟度別指 導などの﹁きめ細かな授業﹂ を実施するなど、学習内容の 確実な定着と自ら学び考える 力を育成します。 2.就学前教育︵乳幼児保育、 ⑶東川中学校の﹁ 人学級﹂ 導入 幼児教育︶の推進 現在の2年生は、北海道が 乳幼児保育と幼児教育の充 進める少人数学級の指定から 実を図るとともに、学校教育 外れているため、3学級から へのより滑らかな接続を目指 2学級へと1学級減になるこ すため、幼児センターと小学 とに伴って1学級 人程度の 校との交流事業や社会体験活 大人数のクラスになってしま 動を通したプレスクール事業 います。このため、本町独自 を積極的に展開し、きめ細か の施策として﹁ 人学級﹂を な保育、教育活動の推進と円 導入することで3学級を維持 滑な就学に努めます。 し、少人数によるきめ細かな 指導の徹底を図ります。 10 出したところであります 5.社会教育の推進 今後は町長部局がすすめる ⑴生涯学習 ﹁基本設計﹂や﹁実施設計﹂ ﹁生涯学習本部﹂と﹁学社 連携推進本部﹂との連携のも の策定に向けて、全面的な支 と、ふれあいサポートクラブ 援、協力をしていきます。 やNPO法人ねおす、地域ボ ランティアなどの支援をいた 6.スポーツ振興の推進 だき、﹁しらかば学級﹂や 町民のだれもが生涯を通じ ﹁いきいきわくわく塾﹂の運 て、いつでも、気軽にスポー 営を実施します。 ツに親しみ、楽しめる﹁生涯 また教育の根幹である﹁人 スポーツ社会﹂の実現ができ づくり﹂は、﹁地域づくり﹂ るような環境づくりを積極的 ﹁国づくり﹂の精神を大切に、 生涯学習事業を積極的に推進 します。 入れた社会教育プログラムを 展開します。 ⑵﹁早寝・早起き・朝ごはん﹂ 運動の全町的な取組 協議会の事業を円滑に推進 するために、﹁体験農園部会﹂ 生活リズム改善の﹁子育て 講演会﹂の開催や小学生の などの専門部会を設け、代表 ﹁夏休み写真絵日記﹂、中学 者が中心となって事業を進め 生の﹁標語の募集﹂などを実 ていきます。 施し、規則正しい生活習慣を 協議会では、ほかにも﹁英 身につける﹁早寝・早起き・ 語キャンプ﹂﹁通学合宿﹂ 朝ごはん﹂運動を全町的な取 ﹁土曜学習﹂などさまざまな 組として展開します。 事業を推進します。 今後は、補助金や助成金の 確保や町外からの参加者を増 やすことなど、収入の増加を 図ることにより協議会の自立 化に向けての検討も進めてい きます。 平成 年4月9日 27 30 38 30 に進めていきます。 本町の子どもたちの体力の 状況は、小学生、中学生とも に全国平均に比べると劣って いることから、幼児期からの 遊びを通した体力づくりが重 要であり、小学生や中学生の 東川スキー少年団の放課後練習 (2月16日、 羽衣公園) 28 ⑶図書館整備 平成 年度に﹁図書館建設 検討委員会﹂を設置し、検討 会やワークショップ、先進事 例図書館の視察などを経て、 本年3月に図書館建設に関す る答申書を策定し、町長に提 東川町教育委員会 27 ⑺学校環境の整備 昨年整備した東川小学校と 同様に、第一、第二、第三小 学校に児童用木製学習机と学 習椅子を製作、配置すること によって教育環境の整備を推 進します。 4.学社連携の推進 東川町学社連携推進協議会 が中心となり、東川小学校に 併設されている地域交流セン ターを核施設として、その周 辺に造成された野球場、サッ カー場、体験農園︵水田、 畑︶、果樹園、プレーパーク などの施設を活用してさまざ まな運動や体験活動等を組み 25 8 Higashikawa 2015 May Higashikawa 2015 May 9 町民体育祭 (昨年7月6日、 町民グラウンド) 10 第三小で図書祭り (昨年9月11日)
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